テーマ:フィギュアスケート(3630)
カテゴリ:雑記
男女シングルの比重が他のおよそ3倍です。 例えば今回のルールと違い、男女シングルはそれぞれ2グループに分けて6人1組で順位点をつける方法を考えてみます。男子シングル・女子シングルは2グループで、ペア・アイスダンスは1グループですので、シングル種目はペア・アイスダンス種目に比べ倍の重みがあるといえます。 それと今回のルールを比較してみます。チームによる力量差がもっとも極端な場合、1・2位が同じチーム、3・4位が同じチーム・・・と11・12位が同じチーム、と順位二つごとに同じチームの選手が並ぶことになりますが、このとき最強チームの一人の選手と次に強いチームの一人の選手の順点差が、先の例では1ポイントだったのに対し倍の2ポイントになっています。チームによる力量差が最も小さい場合、同じチームで強い方の選手と弱い方の選手の力量差よりチーム間の力量差が小さくなるので、1-6位に各国の強い選手が、7-12位に各国の弱い選手が並び、順位点差は先の例と同じとみなせます。 つまりこの大会は、団体戦とはいえシングル種目が他種目の2~4倍の重みがあるルールで競技されます。 せっかくの新企画なので世界に受け入れられるといいと思いますが、これではペアやアイスダンスが盛んな国はまじめに勝負する気にはならないようにおもいます。せめて両シングルとペア・アイスダンスの比重は一人当たりの賞金と同じ1対0.75程度にするべきでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月16日 02時06分22秒
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