篝火之会

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  土砂災害

  昨日の早朝。国道246号の神奈川、静岡の県境で、普段なら30分で通過できるエリアの突破に約4時間を要した。大久保トンネルの法面が崩れ、246が通行止めになった所為である。誰を恨むわけにもいかず、それでもイライラしながら迂回路の県道へ……。いつもは通らない小山町をジリジリ進んでいくと、随所で流出した土砂を目にした。町の人が色んな道具を持ち寄って泥を除け、自衛隊員が給水作業を行っている姿を目にすると、エゴ丸出しの苛立ちも霧散していく。不謹慎に聴こえるかもしれないが、人々が協力し合う「良い景色」だと思った。予定より3時間半遅れで到着した静岡市内は雨模様だった。遅刻を叱られるかと思ったが、皆さん、深い理解を示してくださいました。さしあたって、感謝。

  2010/09/10

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  台風9号

  台風というわりに殆ど風がない。当家の被害は皇帝ダリヤが倒伏しかけていたことくらい。とりあえず久々のお湿りと感謝している。本来なら今夜中におもむくつもりだった静岡行きを、明朝の到着に切り替え、本日は休日と割り切り庭木の補強資材を仕入れにホームセンターめぐり。府中の島忠ホームセンター駐車場より。

  2010/09/08

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• 肥料は要りますよ!

  最近、どこへ行っても「農業に何故肥料が必要なのか?」と、ちょっと意味不明な質問をしてくる人が多くなってきた気がする。ごく最近まで、都市部で暮らしていた若手の定年退職者に多い。一様にキョトンとした面持ちから、悪意あるいは哲学的意図を盛り込んだ疑念ではないようだ。二年前に亡くなった愛媛の達人のように、様々な種子を練りこんだ粘土団子を荒地に放置しておけば、その土壌と相性のよい種を勝ち残らせる……なんて神業(?)、私のようなインチキ導師には真似ができない。とりあえず系統の僕になる気はないが、教条主義的に「肥料は必要」というオーソドックスな認識を示しておく。

  2010/09/07

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• 交通ルール

  帰路。左側の歩道を逆走してくるチャリが私の前を歩いていた人と接触していた。過失割合はチャリのほうが分が悪いけれど、目撃者的には、歩行者のよけ方にも問題があったように思う。DQNながらもチャリは咄嗟に(彼から見て)左に避けようとした。対して歩行者は右……つまりチャリの真正面に出た。居合いをやっている人や祖先がサムライだった人でなくても、「左の腰にさした刀の鞘が触れ合わないよう配慮」する日本の交通ルール(および神社の参道を歩く作法)のプログラムくらいDNAに刷り込んでおきたいものだ。……以上、覚書ゆえ支離滅裂御免。

  2010/09/06

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• 政治的思春期

  「若い人にも政治に関心をもって欲しい」……また、いい齢をした政治屋さんが駅頭でアホな辻説法をしていた。若い奴が真面目に天下国家を論じだしたら、アンタ、たちまち食いっぱぐれるよ---。二十代までに自ら政治談義に口を挟まなかった人は、一生涯、政治に関しては大人しくしていてもらったほうが良い気がする。四十面をさげた同級生に、過去の自分が二十歳で論じ、二十五で放棄したような正論を聴かされても、残暑あいまって果てしなく疲れるだけだ。……以上、個人的エゴとして。

  2010/09/05

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  『不法滞在』と『シリアナ』。牽強付会の度合い比べ。

  方や日本のVシネマ、方や全世界への配給を念頭にアメリカ人が作った作品。製作された時期や費用の規模も違うので同列に比らべるのは些かアンフェアに感じられるが、この種の作品の場合、私の興味はストーリーや映像より、"撮った人の世界観"に重点が置かれるので、さして問題はないだろう。安売りDVDショップのワゴンで思わず手を出したこの二作は、舞台や背景が過去の自分の活動領域と重なるため、考証学的に誠実な見方をさせて頂いた。結論を言うと、『不法滞在』を撮った日本人が思い描く中国人は「ごま油で風味をつけた昭和の日本人」であり、『シリアナ』のアメリカ人が描いたアラブ人は「ハラル印さえついていればハンバーガーを好んで食すアラブ系アメリカ市民」の域を出なかったということ。どちらも観客の感情移入導入を言い訳に、東京に不法残留する中国人の生々しい目線を無視(下調べ不足?)したり、急激な技術革新を厳禁したイスラム法を知らず、異常にキリスト教徒と親しくする土侯にアラブの論理を語らせたりする。『不法滞在』の感想は、「中国人はあんなにバカ(教養とは別の意味で)じゃないぞ」。『シリアナ』に関しては、他の多くの部分で「よくアメリカ社会で、こんなネタの掘り下げ映画を撮って、資本的な邪魔が入らなかったなぁ……」などと感心させられたから、"リアリスト"として高い評価を与えておきたいが、なんにせよ、文化的背景のまったく「異邦人」を描くのは難しい仕事のようである。

  2010/09/04

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  ジャトロファ商売　其の2

  其の1とは書いていないが、下記日記の続編。http://plaza.rakuten.co.jp/kagaribinokai/diary/201004290000/品川駅のほぼ真向かい、高輪界隈のオフィスビルのベランダで植物を栽培していると書くと、何とも怪しく感じられるが、幻覚作用をもたらす葉っぱではなく、単に毒性のある葉っぱなので、まずは一安心……?昨年の9月に種を植え、もっとも枯れ易い11月に苗を鉢に定植した品種改良途中のジャトロファが、冬を乗り切り、酷暑の今夏を持ち越した。(真ん中の鉢植え)とりあえず日本の気候を克服した別名南洋アブラ桐。油の収穫量は期待薄だが、鳥獣害対策の新機軸として静かなる活躍が期待できそうだ(但し、現状では関東以南)。

  2010/09/02

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  市内を彷徨う某アニメスタジオ

  電車に乗ってデジカメの電池を交換。試し射ち感覚で車窓に向けたシャッターを切る……と、保線作業の事務所みたいな建物が写った。……これ、かなり有名なアニメ会社のスタジオである。ちなみに百メートルと離れていない場所にあるジ○゛リと間違えているわけではない。五年前にはひとつ隣の駅前にあった工務店社屋の上階が本拠地だったが、再開発に伴い、現在の位置に移転した。(トリミングしたものしかなかった……)しかし、こっちの駅も再開発が予定されているため現在の建屋も永久的なものではない。かくなる上は、市内に残る第三の駅、新○○○駅周辺に、ちゃんとした用地を提供してやるのも、まともな産業のない貧乏市の知恵じゃなかろうか。「第三新○○○市」なんてのを独立させてもいいかもね……なんて、しょうもないことを夢想。以下、メモ。(2010年8月29日19時07分 読売新聞）「アニメを売り込め、文化輸出で経産省が新部署」 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100829-OYT1T00108.htm

  2010/09/01

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  らーめん専門店ぶぶか

  夕刻、久しぶりに吉祥寺で途中下車。らーめん専門店ぶぶかにて油ソバを食す。自分が知る範囲じゃ、吉祥寺の油ソバは井の頭線駅下のこの店が一番ではないかと思う。他はギトギトした感じのメニューが居並ぶが、生卵を乗っけたトッピングが基本形。……値段の確認を忘れたが、千円出せば二、三百円のお釣りが来ると思ふ。

  2010/08/31

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  食用ホオズキ

  南三陸ネタをもうひとつ。恥ずかしながら、この世に食用ホオズキというのが存在するのを今回初めて知った。藤原紀香さんが愛好していると発言して有名になったとか。陸前矢作のお客さん(生産者)から頂いた。サクランボとアンズの合いの子みたいな味だった。美味いけれど……オレには豚に真珠だね。

  2010/08/30

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• 『涼宮ハルヒの消失』のDVDを予約した

  旅から戻り、九割九分の迷惑メールを篩にかけると、TSUTAYAとamazonから、それぞれ『涼宮ハルヒの消失』のBD&DVD予約ご用聴きメールが届いていた。当方、半端オタクながら、ライトノベルとは言え、文庫本を丸ごと一冊アニメ映画にしてしまう製作者の情熱は輓近稀なのではないかと思われた。○　2/8の感想文　http://blogs.yahoo.co.jp/kurozou1965/8358172.htmlBDを観られる環境ではないので、DVDを買うことにした。ところが比べてみると、値段はずいぶん違う……http://shop.tsutaya.co.jp/dvd/news/haruhi_s.html?os=pir6,384円 (20％OFF)http://www.amazon.co.jp/dp/B0040GJTDE/ref=pe_2202_19395812_snp_explore5,851円 (27%OFF)ちなみに自分は秋葉原の専門ショップの特典を選択するほど通人ではない。普通なら単純に値段の安い尼を選ぶところだが、この夏、ファミリーマートで溜まったTポイントを一挙に放出することにした。よって今回は蔦屋に発注。ポイントのみの支払いだと、送料を別途350円申し受けられてしまうらしい……年会費といい、いつもながらに蔦屋さんの商売がえげつないね。wまあ、ファミマは劇中しばしば登場するコンビニだから、ポイントを貯めさせてくれたのは何かの縁だろう。

  2010/08/30

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  汽水域・陸前高田

  先週の木曜から岩手県は三陸海岸の南、陸前高田へ出張す。当地は年二回、早春の三月と晩春八月末に出向くのがここ数年のパターンなり。ネットで予約できる宿が他にないため、行商人の逗留にははなはだ不相応ながら、千昌夫さんの夢の跡を定宿とす。陸前高田は、漁民が山に入って広葉樹を植林している模範的汽水域。当方の仕事とまったく無関係とは言えないが、直接的な関わりはなく、現地調査はもっぱら趣味の領域なり。廣田湾に面した高田松原を逍遥しつつ、沼地や河川の見聞に熱中す。お蔭で本業の売上げはなはだ悪し……涙。夜、ホテルでBSの再放送番組を見ていたら、天の怒りか地の声か、画面にこんなテロップが…………苦笑。

  2010/08/30

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  地元のミニFM局

  未明からデムパ(電波)がかった出来事に遭遇した本日。午後になって、もうひとつ神がかり的なことがあった。内訳はガチで「電波」絡み……。フィリピンで活動する先輩から、マニラで日本語学習者を対象とした日本語によるミニFM局を開設したい旨連絡があった。9/7までに機材の価格を試算してほしいというが、放送局なんて関わったことがないし、どんな機械を揃えていいのか皆目見当がつかない。おまけに明日から半週間の地方出張。適当に話題を受け流し、予約した切符を受け取りに駅へ行くと……知らんうちに地元にミニFM局が開設されていた。沖縄出身のプロデューサーさんが、経営する琉球料理&飲み屋のフロアを半分潰してスタジオが設けられていた。いきなり訪問した得体の知れない原住民にMGの方は懇切丁寧に色々教えてくれた。なんとも漫画のようなご都合主義に乾杯。

  2010/08/25

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• 丑三つ時の虫の知らせ

  ただいま夜なべの書き仕事中。さて、三十分ほど前、別段腹が減っているわけでもないのに妙な焦燥感をおぼえ、近所のコンビニへ二週間ぶりに足をはこんでみた。それで、びっくり。営業はしているものの、棚の殆どが空っぽだった。自ら店番するご主人に「改装するんですか」と問うと、「閉店です」との答え。張り紙を見ると、十六年のご愛顧に感謝しつつ、25日の9:00を以って「閉店」と書かれてある。先々週にはまったく予兆を感じなかったのだが……。なんでもフランチャイズの本部から契約の更新を勧められなかったらしい。酒屋時代、ぶっちゃけ自分が物心つく頃から馴染んできた商店だけに、消滅はかなり辛い。おまけに同じ町内で生まれ育った先輩でもあるご主人は、奥さんの実家がある福島県の本宮へ引っ越してしまうとか。スカスカの棚から辛うじて見つけたスナックとペットボトルの飲料水を掻き集め、レジの籠で一個売れ残っていた月餅を餞別のつもりで引き取った次第。いつもの調子で明日(日付は今日)の昼に朝飯代わりの弁当を買いに行っても挨拶はかなわなかったということだ。せめて元気でいてほしいものである。いつになくきれいな満月が恨めしかった。

  2010/08/24

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• 待機日

  最近は移動日ばかりでなく、待機日まで代用休日(無給)の扱いになってしまったが、それでも仕事が回ってくるだけ幸せなんだろうか……いまのご時勢。

  2010/08/24

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  一般道で帰ってみた

  会津のアピオを16:20に出て、国道49号線と新4号線を基本ルートに選び、日付変わって1:05に自宅に着く。途中、磐梯熱海のラーメン屋さんと沿道のコンビニ二軒で小休止。走行距離は329.8キロ。……う～ん。こんなもんかな?以上、メモ。

  2010/08/23

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  中国料理　源来軒

  今朝、gooのトピックスに、こんな記事があった。http://kwsearch.goo.ne.jp/column_body/1197/……上等である。結局朝食ではなく、早めの晩飯になってしまったが、仕事のあと喜多方へ車を走らせ、「原点」の誉れ高い源来軒へ出向く。同店の一押しがネギラーメンというのは承知しているけれど、習慣的にチャーシュー麺(800円)を注文。白河とら一門贔屓の自分なれど、たしかに会津・米沢を巻き込んだ一大流派の原点と謳われるだけの濃厚な風味と感じ入った次第です。源来軒福島県喜多方市塗物町TEL 0241-22-0091

  2010/08/21

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  やっと見えた磐梯山

  天候不順な春先が多いせいだろうか、考えてみると会津を訪れる時は決まって悪天候が続き、ここ数年、七、八回は来ているのに一度も磐梯山が見れなかった。本日、会津地方は三十℃の快晴。ようやく磐梯山と再会できた。仕事現場のアピオから写す。

  2010/08/20

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  道中久々に23℃を体感するのこと

  ただいま会津若松市。十時ごろだったか、国道四号線でみちのく入り、西郷・白河では車外の気温は23℃だった。エアコン無用がこれほど精神的な自由をもたらすとは思わなかった。会津市内の集合時間にはまだ間があったので、数年ぶりに猪苗代湖に寄り道。前回はまだ雪の深い早春で、白鳥を見たように記憶している。ここまで来ると、ふたたび暑くなるわけだが、「大きな水」があると、やはり数度低く感じられるものらしい。

  2010/08/19

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• 大雨警報

  普段なら忌むべき警報なのに、煮え切らない夜空を見上げ、「まだか……まだか……」と土砂降りをせっつく自分がいる。……勝手なもんだ。

  2010/08/18

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• まず、項(うなじ)を濡らせ!

  とうとう周囲で熱中症にやられた者が出た。病院に担ぎ込まれたそうだが、とりあえず生命に別状はないという。ただ、気になったのは、そいつの服装。この暑さの中、ついでにクールビスのご時勢に、きちんとネクタイをしめていたとか。そりゃ自業自得だよ。そもそもネクタイは防寒のアイテムなのだから。それを正装と勘違いしてきたのが「ビジネス・カルト」。人間が自然の被造物のひとつだという原点を見失っている。東南アジアの鉱山で働いていた経験から言えば、本当に暑い時は汚れても構わない「作業着」で出かけろ!水は飲むのをほどほどに(余計に疲れる)。その代わり、水道の蛇口を見つけたら、首、とくに項をビショビショに濡らすよう心がけよ!……とだけ、呼びかけておきたい。首をこまめに濡らすだけで、熱中症はずいぶん防げるはずだ。ん?ホワイトカラーには難しい?もういっぺん言う。「カルト宗教のドグマ」など、知ったことか。

  2010/08/17

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  ZOMBIE LAKE

  暑気払いにホラーでも……と思いつき、DVDラックの隅っこを探すと、リージョン1の超B級作品が埋没していた。タイトルは『ZOMBIE LAKE』……いや、邦題『ナチス・ゾンビ吸血機甲師団』と書いたほうが、その内容の馬鹿っぽさがわかり易く伝わるだろう。輸入版だから、日本語の字幕はないけれど、火炎放射器による昇天やら湖で生贄にされた子供の怨念云々といったくだり以外、大して難しいことは言っていないので、英検4級以上の人ならストーリーに置いていかれることはない。はっきり言って、怖さを求める人にはおススメできない。果てしなくゆるいエログロナンセンスに笑い転げたい好事家向きの映画である。レジスタンスに殺された我らが10人未満のナチス"師団"、律儀に毎日湖から通勤して人を襲うはいいが、噛み殺された奴がゾンビになって増殖するわけでもなく、しまいにはゾンビの一人が生前もうけた娘と心の交流までしてしまう、まあ、J.ロメロの理屈無用ゾンビと比べたら、ひたすら良心的で、人情あふれる水浸く屍さんたちなのである。……蒼白な顔と血色の好い首筋に予算の少なさを垣間見れる点も微笑ましい。ネットで探せば1,500～1.600円くらいで買えるんじゃないかな(但し、輸入版のみ)。納涼効果ゼロは大目に見よう。ちなみに「ナチスのゾンビ物」なら、こっち↓http://blog.livedoor.jp/hirobillyssk/archives/814024.html……が面白そうなんだが、まだ完成の情報は無し。

  2010/08/16

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• 戦争の原因は「バカの壁」

  アメリカにある連邦準備銀行は一民間企業に過ぎないんですよ。……「結末の出来事」を紹介して、"戦争は悲惨です"と説くなら馬鹿にもできる。惨たらしい死は、自分だって真っ平だ。しかし、たとえば冒頭の一文が日本国民および人類の「一般常識」にならない限り、歴史はあたりまえのように繰り返されていくのではないかと危惧している。すべからく戦争には原因がある。日本一国の裁量では、どうにもならない道筋がある。ここにメスを入れる「有識者」がほとんどマスコミには登場しない。いい年した大人も、なかなか思考の片手落ちを指摘しない。平明に言えば、大東亜戦争をふくめ、近代の戦争の原因は、多くが「自分の興味のないことは見ようとしない」一般大衆の無関心に根ざしていると考える。

  2010/08/15

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  もめん(白河ラーメン・とら一門)

  白河ラーメンの「とら食堂」一門。南関東には4軒が展開しているが、行く機会となるとなかなかないものだ。その代り、近くに用事があると、多少回り道しても寄ってみたくなる。弔いに引き続き、仕事で川越街道を往復。ほぼ一年半ぶりに「もめん」の暖簾をくぐる……(上の画像は去年の3/28撮影。外観はほぼ変わらず)へんな時間にパンを食ってしまったため、今回は何もトッピングせず、基本の中華ソバ(650円)を注文。いつもあれこれ具を載せてもらうのでゴタゴタした写真を撮る破目になるけれど、こんなすっきりしたバージョンもたまには好いだろう。一杯一杯、大切に作られている感じのラーメンである。徒歩だと、東武鉄道「みずほ台」駅から歩いて10分くらい。埼玉県富士見市水谷2-4-11火曜日定休

  2010/08/14

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  宝ソバ

  ここ最近、地元"北多摩"の名物ラーメンとして「油そば」を二回取り上げた。珍珍亭(8/3付)http://plaza.rakuten.co.jp/kagaribinokai/diary/201008030000/江川亭・天文台通り(7/28付)http://plaza.rakuten.co.jp/kagaribinokai/diary/201007280000/……それでもって、本日は上記2店とともに、私が勝手に油そばBEST3としている東小金井の宝華のこと。用事のあった知人の会社は夏季休暇にはいっていて空振りだったが、久しぶりに宝華に寄れたのは僥倖だったね。同店特製油そばは、「宝ソバ」という。650円。ご当地選出の?総理大臣閣下には勿体無くて食わせたくないほど……カイワレ豊富w宝華小金井市東町4-46-12(JR東小金井駅南口・外に向かってすぐ左手)月曜定休

  2010/08/13

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  弔いの徒然に

  先週亡くなった遠縁のお爺さん。お寺も坊様も火葬場も予約で一杯……ということで、弔いを一週間待たされた。お盆の時期だから、お寺とお坊さんのフル稼働はわからんでもないが、火葬場の満員御礼はいささか不気味である。マスコミが報じないだけで、連日の猛暑のため、けっこう大勢の人が命を落としているんじゃなかろうか?台風4号が北の空を横切る最中、出棺を見送り、お寺の裏にひろがる川越水上公園を徘徊す。ほどよい曇天と時折吹き抜ける湿った涼しい風は、ここしばらく暑さで出不精を決め込んでいた怠け者への、故人の粋な香典返しと受け止める。合掌。

  2010/08/12

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• 明日の会合

  「関係するブログで呼びかけを」という回状がまわって来たので、以下告知します。----------------------------------------------------------------------http://blog.goo.ne.jp/shazaihantai/-----------------------------------------------------------------------韓国併合百年「首相謝罪談話」を許さない緊急国民集会韓国併合百年に当る今年、菅直人内閣は８月１５日に、これに関する「謝罪談話」を出す意向です。これに全面的、根本的に反対する国民意思を示す集りです。これは、韓国併合や日本による朝鮮統治等に関する「歴史認識」を問うものではありません。両国関係、ひいては諸外国との外交関係を何に基づいて構築するか、を問うものです。これこそ日本の古代からの対外関係の課題でした。いま問われているのは、私たち日本の「独立意識」です。平成22年8月8日韓国併合百年「首相謝罪談話」を許さない緊急国民集会実行委員会 【日　時】平成22年8月12日　木曜日　13時～14時半【会　場】憲政記念館　東京都千代田区永田町1-1-1　　TEL 03-3581-1651　丸ノ内線・千代田線　　国会議事堂前駅下車 2番出口から徒歩7分有楽町線・半蔵門線・南北線　　永田町駅下車 2番出口から徒歩5分【登壇者】与野党国会議員、地方議員、有識者　　(詳細後報)【主　催】韓国併合百年「首相謝罪談話」を許さない緊急国民集会実行委員会【呼掛人】荒木和博・井尻千男・遠藤浩一・小田村四郎・小堀桂一郎・高池勝彦・田久保忠衛・藤岡信勝（順不同・平成22年8月8日時点）【参加費】無料【告　知】http://www.blog.goo.ne.jp/shazaihantai【問合せ】福永０９０－７７２５－６２５６　中村０９０－４８１５－８２１７【開催趣旨】　今年は大韓帝国をわが国に併合してから百年目に当る。菅直人内閣はこれを機会に、来る八月十五日に、これを謝罪する「首相談話」を発表しようとしている。　明治四十三年（一九一〇年）の韓国併合条約は、当時列国から承認され、また今日においてもその国際法上の有効性は、世界の学者から認められている。わが国の敗戦と大韓民国の成立をうけて、昭和四十年（一九六五年）の日韓基本条約及びそれに伴う日韓請求権並びに経済協力協定が結ばれ、日韓関係には新しい時代が開かれた。これらの取り決めにより、日韓両国は、相互に相手に対する請求権を放棄し、日本統治時代の個人補償請求問題も「完全かつ最終的に」解決されている。以後、日韓関係は、竹島問題をトゲとして内包しつつも、北朝鮮とそれを支援する内外の共産主義勢力の妨害を双方の協力で排除しつつ、おおむね良好に進展してきたのである。　　ところがその後、昭和五十七年（一九八二年）、中華人民共和国がわが国の教科書問題に内政干渉を行ったのを契機として、日韓両国間にいわゆる「歴史問題」が生じてきた。以後、韓国は、わが国を道徳的に断罪し、国家としての「謝罪」と「補償」を要求してきた。　こうした中で起こったのが、いわゆる「従軍慰安婦強制連行」問題である。平成五年（一九九三年）に、問題の沈静化を狙って、「従軍慰安婦」「強制連行」の事実を認めたかのような河野官房長官談話が出されたが、かえって両国間の紛糾は激化した。　国家関係に「歴史認識」の共有を強要し、或いは執権者の道徳的な気分と個人的感傷をもちこみ、確立された条約・協定をゆるがせにすることの間違いは、戦後の日韓関係を巡るこれら紛議の事例によって既に証明されている。そもそも「謝罪」には「償い」が伴うことは、世界的常識であるから、請求権を解決した条約・協定と矛盾しない「謝罪」などありえない。しかも国家の行為を総体として「謝罪」「補償」することは、相手国の名誉を重んじる立場からも、決して行ってはならないものである。　我々は、日韓両国、ひいては日本の対外関係は次のような原則に基づくものでなければならないと考える。　第一に、両国関係は、いわゆる「歴史認識」から独立していなければならない。両国関係を特定の「歴史認識」によって基礎づけることは、いずれか一方の歴史認識を相手に強要することになる。 第二に、両国関係は、一方の側の道徳的優越感や断罪と、他方の側の謝罪とに立脚してはならず、国際法に基づき、条約に基礎をおいて善隣友好の関係を築くべきである。「謝罪」が無意味だからこそ条約を締結し、物事は終ったこととするのであり、それが文明国の流儀なのである。　以上の理由により、我々は、菅内閣による「首相謝罪談話」を取りやめるよう強く要求する。またかりに、文明国の流儀に反して、そうした「談話」が発表されたとしても、それは、当該地位にその時に就いていた者の個人的感想の表白に過ぎず、我々日本国民を、法的にはもちろん、道徳的にも、思想的にも、歴史的にも、拘束するものではないことをここに表明する。　　　 　(平成22年8月8日　記) ２．ネット署名運動　数で反対の意志を示しましょう（知人にお知らせを） https://secure160.chicappa.jp/chicappa.jp-sosei-nippon/shomei.html

  2010/08/11

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• 善人

  靖国神社の前身は東京招魂社。九段の杜に「戦没者の慰霊施設」をこしらえたのは長州藩。長州藩による回天の嚆矢となったのは奇兵隊。全国寄せ集め的住民の郷土意識が希薄なのを幸いに、新撰組の本拠地を票田に永田町を差配するほど偉くなられた自称「現代の奇兵隊」の方は、その程度の歴史認識。どうして100年前の日本人は朝鮮を併合しなければならなくなったのか?……大事なのは、この検証である(断言)。ちなみに「領土的野心」などというRPGレベルの議論は願い下げ。時世時節が移ろうと、どこの世界にインフラコストで足が出るほど資源的価値の低い土地を欲する馬鹿がいる?要するに「奇兵隊内閣」の首班殿は、物言えぬ100年前の日本人を悪玉に仕立て、自らは「善人」と呼ばれたがっていらっしゃるのだろう。思想云々以前に、こういう性根の人間は好きになれぬ。一般大衆のハマコーさんが捕まった。表面的に取り沙汰されている罪状だが、まあ、ちょっと大きな会社を経営なさっている人なら、誰も本気で81歳の荒くれ爺さんをけなしたりはしないだろう。みんな、スネに傷のひとつやふたつ、あるだろうから。是認はできないが、ハマコーさんは善人ぶらないから好きである。精錬潔癖とは、「使える政治家」の美質ではない。むしろ「無能」の証左と言える。金銭にシビアな産業人は、「役に立たない政治家もどき」などには賄賂という名の投資はしないからである。とりあえず二件、文脈をはしょって本日の政界ニュースで感じた所見を申し述べておく。

  2010/08/10

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• 敏捷でなくなったゴキブリ

  道路を車で走っていると、数十メートル先の路上でチュンチュンピヨピヨやっている雀どもがサッと飛び上がってくれたのは昔の話。最近の鳥さんたちは人間が作った金属製の走る凶器が突っ込んできても、モタモタやっていて逃げる素振りも見せず、こちらは慌ててブレーキを踏む仕儀となる。おしなべてヒトや動物の生存本能が劣化しているような気がしてならない。最近、蚊やゴキブリまで、手掴みで捕まえることができるようになった。こちらは日々老化しているのだから、若い頃より俊敏になるわけがない。虫けらたちの動きが急激に鈍くなったのだ。ゴキブリが好きなわけではないが、放射線に強いDNAをもつ彼らには、一抹の奇妙な敬意を払っていた。未来の宇宙飛行士は、好むと好まざるとに関わらず、ゴキブリの遺伝子を自らの体組織に取り込む必要に直面するはずである。個人的エゴでは排除したい相手でも、大局的に見たら、果たしてゴキブリの弱体化は人類にとって不利益なのではないかと大真面目に葛藤する。近年とみに濃く飛来するようになった黄砂に含まれている謎の化学物質のせいだろうか?経験則に基づけば時期が一致するので、あながち言い掛かりではないだろう。行政はなかなか黄砂の成分解析に着手しないが、自分的には調査の要あり、と考える。

  2010/08/08

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  自家製・緑のカーテン

  植物の葉っぱは、言うなれば水。水の熱を吸収する性質は周知の事実。夏場、屋外を蔓系の植物で覆い、室温を下げる試みが流行っている。最近じゃキットになって売られている「プラント」もあるが、おしなべて安くはない。一月ほど前、物置にあった日曜大工資材の余りと、JAで貰った種で段取りした「自家製・緑のカーテン」だが、統計をとっていないからはっきりした事は言えないものの、ヨシズを置いていた頃より涼しい気がする。足元は、こんな感じ……台風やゲリラ豪雨が来たら心もとないけれど、去年は自動的に(植物が)復旧していた。シンプルな仕掛けだが、けっこう家計的にも助かっているように思う。

  2010/08/07

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  渚にて

  むか～し昔、テレビで観て、見慣れた「終末系パニックもの」とは全然異なる静けさに、却って怖さをおぼえた1959年のモノクロ作品。涼みに逃げ込んだブックオフで、たまたま中古DVDを発見……今日が「8月6日」の前日というのが、如何にも宿命的なものを感じさせた。核戦争で壊滅した北半球。地球上で唯一残された「人が住める土地」メルボルンが舞台だが、数ヵ月後にはここも核汚染され、生き残った人も全員死滅する……。やけっぱちになった大衆による都市の荒廃や直接的な戦争シーンもなく、淡々と運命を受け容れた登場人物たちの沈着さは、いま観ても、やはり「古さを感じさせない恐怖」だった。劇中出てくる救世軍らしき人々の横断幕「兄弟よ、まだ時間はある」が、いかにも暗喩的。後年、同じような世界観の小説、映画など、色んなジャンルの作品が生み出されているが、おそらく『渚にて』が雛形だろう(高橋しんの『最終兵器彼女』を読んだときにおぼえた既視感の正体?)。

  2010/08/05

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  月下美人

  前に埼玉県下のホームセンターで話をしたお客のおばさんは、うちの商材を使い、一晩15輪咲かせたことがあると言っていた。ひきかえ、こちらの最高記録は一晩で5輪。それでもって、本日、やっと9輪の自己新記録(但し、株分けした2鉢をふくむ)。大した数字ではないし、沢山咲かせたからといって特典があるわけではないが、ひとまずアップ。……写真には、完全に裏側の１輪が入らなかった。orz

  2010/08/04

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  元祖油そば　珍珍亭

  いつもパソコンの暖機運転で使わせてもらっているが、たまには楽天さんのシノギに貢献せねば……w。冷やし中華が嫌いなわけではないけれど、暑い季節に冷たい食べ物という発想は余りにもベタであり、天邪鬼としては甚だ同調しがたい。さりとて、熱い汁にはいったラーメンも、根性なしとしてはご勘弁願いたいところ。しかし、ラーメン類は好きなんだよな～～。油そばは、総じて塩分が強いものだが、それゆえ今年の夏には特にお勧めと言える。本日は、油そばの元祖、武蔵野市は亜細亜大近くの珍珍亭さんに何年ぶりかで寄ってみた。チャーシュー油そば(並)を注文。数年間で一気に胃袋が老化したのか、以前は程よい量と思ったのに、けっこうボリュームがあった。……これで、850円ね。元祖の貫禄申し分なし。日曜休みで、営業時間は11時から14時頃まで。通販もやっているみたいなので、以下、冒頭で触れた楽天さんへの仁義……。http://www.rakuten.co.jp/chin-chin-tei/

  2010/08/03

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• 湿度……

  座っているだけで汗が噴出す多摩北部。エアコン様のお世話になるか……

  2010/08/01

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  靖国神社境内のフリマ

  昨日、脈絡なく大東亜戦争なんて書いたせいだろう。今朝、静岡の仲間から「靖国神社で会おう」と渋い申し出を受ける。……で、出向いてみると、これがフリマ。東海道のリサイクルショップで売れ残った古着をコンテナ単位で引き取り、多くはフィリピンへ送り、日本国内で換金できそうな品物は、こうして毎月二回、靖国神社で行われるフリーマーケットで売り捌いているらしい。出店料は一日3,000円とか。こっちも近所の雑貨屋から在庫処分を頼まれている身の上。再来週あたり、やってみようかね。

  2010/07/31

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  これはアリだと思ふ

  八月と言えば大東亜戦争……でもいいんだが、今夏は学校と塾の宿題が立て込む姪のお蔭で番狂わせ。「オタク仲間」の誼で親の目を盗み、こっちで取り寄せているアニメDVDを開封、先に視聴することになった。……映画、いわゆる劇場版とは違うが、東南アジアの日本語学校で生徒たちに紹介するにはお誂え向きの「現代の普通の若い日本人」像じゃないかと思った。以上、おぼえがきとして。

  2010/07/30

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• ひさびさに一息

  むかしは摂氏30℃なんて聴くと「げぇぇ……今日は動きたくね～～」なんて贅沢を抜かしていたけれど、いまや「おお、今日は凌ぎやすいぞ!」だからね。加熱されていく水の中のカエルになった気分です。

  2010/07/29

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  武蔵野名物?油麺

  東八道路は、世に言うラーメン街道。降って湧いたようなラーメン戦争の嚆矢となった一軒が、江川亭。中学生の頃は通りの名前も「三十メートル道路」と呼ばわったりして、そんな大それた存在になるとは露知らず、学校の帰りに汚いカウンターで妙に味わい深いラーメンを無心に啜ったものだ。そんな江川亭から暖簾を分けられたお弟子衆は、武蔵野台地の各地で、それぞれ個性的なラーメンを提供している。国立天文台三鷹キャンパスの麓、以前は神代そばの店があった場所で「油麺」を売る一軒は、ひときわ秀逸(つーか、自分の好み)。汁のない麺を具材とよくかき混ぜて食す。スープは飲用。麺とは混ぜない。支那大陸ではわりと日常的に食べていたスタイルの麺だが、本朝においてはとかく無個性な土地柄と思い込んでいた自分達の地元が「本場」だったようだ……恥ずかしながら、最近知った。店の住所と電話番号をチェックしていないので、とりあえず三月の観望会の夕べに撮った外観の写真を、あっぷ。

  2010/07/28

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  行きそびれた一般公開

  独立行政法人情報通信総合研究所（NICT）の施設一般公開が先週あった。今年は奥州へ出かけたため、新しい技術の見聞は見送らざるを得なかった。代わりに父と姪が行って来たようだが、感想は「南極関係の展示が減った」……のみ。暑かったせいだろう。とりあえず去年撮った原子時計(日本標準時)の画像でお茶を濁す。これが日本国内で使用されているすべての電波時計の「源」です。

  2010/07/27

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• 地元の人のアドバイスはちゃんと聞いておくもんだ(反省)

  昨日の夕方、東北新幹線水沢江刺駅でジプシー化。予定より数時間早く仕事が片付き、「駅近くの喫茶店で涼みながら日報を書こう」などと目論んで、さっさとレンタカーを返却したのだが、雑談したスタッフの人に「いいんですか?」と念を押された。この時刻、徒歩で動ける範囲内にはお目当てのタイプの飲食店は一件もありませんよ……という意味だった。なるほど、駅構内は立ち食いの店が一件、東口の喫茶店は「準備中」。東北本線の水沢駅とはぜんぜん違う。思えば何年も前、地元の種苗屋さんから「水田の中に忽然と出現した新幹線の駅」と因果をふくめられていたけれど、流石にインフラは進んでいるだろう……などという勝手な思い込みがあった。駅ねっとの格別安い切符だったものだから、出発の時間を早めるわけにもいかない。結局すきっ腹を抱えて何もする気が起こらず、ベンチに腰掛け、ひたすら仮眠。なぜか過去にカンボジアの空港で足止めをくらった時の夢をみる。大量に吊るされた南部鉄の風鈴の賑やかさが、あっちの楽器を連想させたのかもしれない。……そう、今回のことはすべて自分の落ち度。政情不安や物情騒然とした国で、外的要因によって動きを封じられているのはとわけが違う。新幹線の刻限が近づき、目を覚まし、ずいぶん緩んだ外の空気を吸いに出る。水田を取り巻く緑の稜線。薄暮の蝉時雨は心地好かった。不便でも、こんな新幹線の駅があってもいいような気がした。

  2010/07/26

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  夏草や

  一ノ関の帰路の逢魔ヶ時、平泉中尊寺の山門に立ち寄る。ところで「世界遺産」。あんなもの、日本的仏教(および神道)とは何の関わりもない宗門の人達が金取りの段取りにしていることなんだから、地域住民に無理を強いてまで取り組む必要はないんじゃないかな。

  2010/07/24

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  北上川徘徊

  原因は不明のままながら、ログイン状態の維持復旧。荷物の引取りのため、北上市の某宅配業者の配送センターへ。水沢への帰路、在所の桜と縁の深い展勝地に寄り道。「北上夜曲」と言うけれど、平成の夜、北上川の水面に映えるのはルー○インやら東○インといった、地域の特定を困難にするビジネスホテルのネオンばかりだった。まあ、夕涼みということで。

  2010/07/23

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• ……って言うか、書き込みのテスト中

  ただいまビジネスホテル。フロントでケーブルを借りてアクセス。……で、なんでかな?楽天に限らず、フリーメールやブログなど、すぐログアウトになっちまう。いましばらく、試行錯誤というか、ごちゃごちゃいじくりまわしてみます。

  2010/07/22

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• 死んだ学園の戦線黙示録

  (個人メールの返信なのですが、ついでにクチコミテーマに初投稿してみます)このMADを観て吹いた……http://www.youtube.com/watch?v=90dmkaBB5aEそのうち誰かがやるだろーなー……とは思っていましたが。影相手に凛々しく殺陣を演じている子たちの現世に遺した肉体が「アッー!」(←違う作品?)とか呻きながら生きた人間を襲っていたら世話ないか。ちなみに先に現世へ戻ったボーカリストたちは、岩沢さんが椎名っぽくなり、池沼ピンクのツインテがウヨクの家に生まれて天才ピンクのツインテに……って、何の捻りもなく声優オタ的妄想をめぐらす。まあ作品の内容はともかく、麻枝さんも佐藤(大)さんも、私が理想としてやまないフリーダムな物書きさん方であります。ロメロ作品を筆頭にゾンビ物って設定自体が馬鹿々々しいと思いつつ、それでもって主観的な視点を提供する主人公がどんなに没個性でくだらん奴であっても、それなりに感情移入して観れるもんであります。何百万年、何千万年のあいだ、かよわい哺乳類から脱線することなく種が存続されてきたホモサピエンス・サピエンスのDNAには、"会話が成立しない捕食動物に追い掛け回される恐怖"を追体験しようとするプログラムが蓄積されているのかも知れないな。

  2010/07/22

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  国立天文台水沢キャンパス見物

  これで「暑い」と言ったら罰があたる。気温は高いが、湿度はほどほど、風野又三郎の里ゆえに時折心地好い涼風が吹きぬける。新鮮な黒土の匂いも素晴らしい。ただいま奥州水沢(奥州市)。明日からのイベントの設営作業を早めに済ませ、前から一度見学したいと思っていた国立天文台水沢キャンパスに立ち寄った。(VERA20m電波望遠鏡)偏見だが、岩手県は「物静かだが手堅い仕事をする偉人を多数輩出してきた県」というイメージがある。Z項(地軸のブレを生み出す因子)を発見した木村栄博士もその一人……と思い込んでいたのだが、旧水沢市が設置した奥州宇宙遊学館を併せて見学してみて、それは私の赤面的勘違いと判明(博士は石川県人だった)……。(奥州宇宙遊学館)

  2010/07/22

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• 電気料金、否、エアコン代の請求が……

  考えただけで欝になる夏であります。

  2010/07/21

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  猛暑の候

  運転免許証の更新を忘れていた。あと五日で失効してしまう。そんなわけでアタフタ府中試験場に出向いたが、本日は旗日の振り替え休日だった。カレンダーの色を見落としていたわけではないが、日曜は開いているから今日も大丈夫だろうという思い込みがアホだった。午後の最も暑い盛り、熱中症の危機を感知しつつも武蔵野公園を徘徊してアホに輪をかける。とにもかくにも散歩感覚で試験場へ行けるのが、わざわざ電車やバスを乗り継いで来る人達より幸運なところ。汗でぐっしょり服を濡らせて帰宅して、水のシャワーでひとまず蘇生。

  2010/07/19

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  木曽山脈

  やっと、首から下だけでも、観ることができた。ただいま南信濃の駒ヶ根。本日早めに現場が片付いたので早々にビジネスホテルへ引き上げる。ところで、ここ数年、しばしばこの地を訪れているが、どういうわけか毎回悪天候に祟られて、中央アルプスこと木曽山脈は一片たりとも見上げることができなかった。小学生の夏、新田次郎原作の映画『聖職の碑』を観て以来、感銘深い山並みと認識しているものだから、慙愧に耐えなかった。だから、こんな中途半端な見え方でも、けっこう嬉しい。

  2010/07/16

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  ドタキャン日和

  二週間前から予定に入れていた本日の友人来宅が延期になったのは一昨日の話。国許で「反乱」が起きたため、「鎮圧」せにゃならんそうだ。調べてみるとデフォルメはともかく、実際そんな動きがあるみたい。原因は参院選。深入りした候補者が落っこちて、選対で強引に束ねられていた地元の仕事仲間が次々と手のひらを返し始めたとか。ばかだねーーー。……まあ、恰好いいから反乱軍の討伐でもなんでも好きなようにやってくれ（現状不明）。そんなわけで空いた本日早朝、茶飲み話に寄ると連絡のあった某宗教団体の勧誘係氏が美味い鴨を見つけたらしく、急遽「人を連れて道場に行く」ことになってしまった。荒唐無稽な霊界話と差し入れの寿司弁当で無聊を慰めようと目論んでいたので、多少ガックリ。それでもってたった今、関越道を南下する駿府人が嵐山ＰＡより、「道路状況次第だが、所沢ＩＣで降りて会いに寄ってもいい」と、あやふや且つ恩着せがましい電話あり。まあ、とどのつまり道路状況が芳しくなくて来ないんだろうな、きっと。（19:25編集・加筆）たった今、駿河衆帰路に就く。よく考えたら、昨日から「来客中」でした。

  2010/07/14

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• せめて、「見識」で選びたい参議院議員

  議員や首長が「思想」を披露すると、ままクビになってしまうのが民主主義国・日本の実に奇怪なところ。また、たとえそれがカルトめいた思い込みであろうと、自身に馬鹿っ正直な言論を開陳したがる候補者・会派はたいてい自滅する。参議院の存在理由が中学時代に公民の授業で習った通りだとすれば、とどのつまり参議院議員とは代議士の責任転嫁相手に過ぎない。ならば見苦しい大人を増殖させるだけのシステムだから、さっさと仕分けして、廃止したほうが、次世代を担う子供の教育上望ましい措置ではないかと思う。それでもなお、参議院を存続させるのであれば、衆議院とはまったく別のコンセプトに基づく議会であって欲しい。ぶっちゃけ、自分は衆議院を「今日の晩飯を一億三千万食確保してもらう議会」と認識している。思想信条など何でもいいから、現実主義者の自民党や民主党の一部が大きな顔をしてのさばり、「新党オンブズマン」と化して久しい共産党がブチブチ文句を言いながら隙間を埋めているのが理想形ではないかと思っている。これに対して、参議院には、「さしあたって無駄な議論に興じている議会」であって欲しいと願う。もう少し真面目に言えば、「国家百年の計」あるいは「国是」を明確にする使命を負って欲しいということだ。昨今の日本が、国際社会において著しく「顔」が見えにくくなっている原因は、本来『国家の品格』をまとめるべき参議院が、衆議院のみすぼらしい補助機関になり下がっているためではないかと思っている。もともとは『貴族院』なんだからね、このポイントを見落としちゃならんだろう。餅は餅屋というが、衆議院と参議院を同じ政党のブランドで揃える必要はないだろう。参議院議員は、国民を食わせるのが下手でも、意志力と知性に長けた御仁に名乗って頂きたい。……まあ、これは参院選に限らず、右翼を選ぼうが、左翼を支持しようが、カルト宗教団体に一票を投じようが、投票所に足を運ぶという行為自体が「霞ヶ関」への信任投票なわけで、現状の官僚機構に反発する奴は、馬鹿になりきって投票所に行くか、革命あるいは維新のための武器を磨いてやり過ごすのが、明日７月１１日の正しい過ごし方と認識する次第。

  2010/07/10

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