篝火之会

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  アグリフェアふくしま2010……で

  二階喫煙所から二重ガラス越に会場を撮影。……ピンボケはやむを得ぬ仕儀。系統主催のこの種の農業機械イベントは全国どこでも行われているが（個人的には雄大な岩手山を借景とする滝沢村のやつが好き）、わりと最近、仲間由紀江さんの映画のロケが行われたという郡山ビッグパレットをステージとする、この福島県の全農による行事も寓意に富んでいて面白い……まあ、自分が当事者でなければもっと悪魔的に楽しめるのだが。大会場の四隅を、日本人なら農業関係者でなくても知っている四つの有力メーカーが、あたかも呉越同舟×２の趣で固める。ピンボケ写真の視界では、手前右をク○タ、左をヰ○キの青組、正面右手を○菱、左手をヤ○マーの赤組がそれぞれ陣取っている。中央に生じた隙間を、各種専門メーカーが埋めているわけだが、いずれも宿命的に大手四社の展示会で顔を揃える間柄。ようするに、意地の悪い見方をすれば「節操」がない。だから神経が細いセールスマンは、常に四隅から向けられる目線が気になってやりきれないだろうねぇ。

  2010/07/08

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  郡山周辺の白河ラーメンとら食堂一門・３

  先々週、磐梯熱海の正遊さんが紹介してくだすったのは郡山市内中心部にほど近い、おとうと弟子さんの店、その名も「特札堂」。国道四号線を「健康科学専門学校」のほうへ曲がってすぐ。便利なロケーションだ。火曜日の定休が多いとら一門だが、今回たまたま火曜日の本日に郡山入りした身には、特札堂さんの「月曜定休」は天佑と呼びたくなるほど有り難かった。「とら一門のストーカー」と名乗りをあげ、厳かにチャーシュー麺＋味付け煮玉子を注文。……きわめて正統な二代目親方の伝承者……と言わずもがなの太鼓判を捺させて頂いた上で申し上げるが、東に「村田や」、西に「正遊」、南に「伏龍」（須賀川）と、もはや某格闘技マンガの世界の如きツワモノ揃いの兄弟子衆に囲まれているせいか、上品な味にそこはかとなく遠慮が感じられた。エンジンが温まったら、加速度的に頼もしい自己主張を展開してくださると思う。電話　024-923-3626郡山市図景2-9-7AM11:30～PM15:00(なくなり次第終了)定休日　月曜日！

  2010/07/06

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  でじかめ

  買って四年。最近咄嗟の撮影に耐えなくなってきた。ぼちぼち買い替え時かなぁ……などと思いながら抜き打ち的にシャッターを押すと、それなりにちゃんと撮れている。つくも神か？とりあえず、カネもなし、今しばらく使うことにしよう。

  2010/07/04

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  在所で白河の再現ならず

  本日自宅待機。外出はキンカンを買いに近所のサンドラッグへ行ったのみ。少し前にファミマで買った「とら食堂」のカップラーメンを昼に食す。……だめだ。石油臭くて、最限度はゼロ。親方が無残に笑うパッケージを見ても、オリジナルの味とまるで結びつかず。むしろカップラーメンとして開発された品のほうが美味いだろう。これを食った知らん人に、変な印象が植え付けられないか心配である。教訓は、味の好事家たる者、多少面倒でも現地へ足を運ぶべし。

  2010/07/01

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• パラグアイ戦……観たいんだが

  ……いつも俺がテレビにかじりついて観ている試合に限って、日本が負ける。だから今夜はテレビをつけず、雨音を聴きながら吉報を待つことにする。合掌

  2010/06/29

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  ＡＡコピペのテスト

  化けたら消します……　　　　　　,,､,､､,,,';i;'i,}､,､ 　　　　　　 ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃 　　　　　　　　ﾞ､';|i,!　　'i i"i,　　　　　　 ､__人_从_人__/し､_人＿入 　　　　　　　　 `､||i　|i　i　l|,　　　　　　､_） 　　　　　　　　　 ',||i　}i |　;,〃,,　　　 　_）　汚物は消毒だ～っ！！ 　　　　　　　　　 .}.||||　| ! l-'~､ミ　　　　｀) 　　　　　　　　 ,＜.}||| il／,‐'liヾ;;ミ　　　'´⌒V＾'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒ 　　　　　　　　.{/ﾞ'､}|||/／　 .i| };;;ミ 　　　　　　　　Y,;-音無ｰ､　　.i|,];;彡 　　　　　　　　iil|||||liill||||||||li!=H;;;ﾐミ 　　　　　　　　{　 く；ｧｿ　 '';;,;'' ﾞ};;彡ﾐ 　　　　　　　　 ﾞi　[`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ　 　＿,,＿＿ 　　　　　　　 　 ﾞi　}~~　｝ ';;:;li,　ﾞiミミミ=三＝-;;;;;;;;;'' ,,,,-‐‐''''''}￣~フハ,“二ﾞ´ ,;／;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,='' 　;;;;;;;;''''/_　 / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-''' '''''　　,r'~ `V　ヽニニニ二､-'{ 十　）＿＿;;;;/ ……うちのＤＶＤラックの最下段っす。

  2010/06/26

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  郡山周辺の白河ラーメンとら食堂一門・２

  跡付けながら、・１は前の記事、三春の村田やということで……。本日は終業後、郡山市内から約15キロ北西、磐梯熱海まで足を延ばし「正遊（しょうゆう）」へ。こちらは鶏がら＋醤油の「とら一門」としては珍しく、冬季になると味噌ラーメンも出すお店。他に上品なもつ煮という変り種メニューもあります。初夏の候、今回は初心に立ち返りチャーシュー麺を食しました。満腹し、郡山ユラックス熱海の温泉に浸かってビジネスホテルへ帰還。郡山には一応働きに来ているんだが、ほとんど連日遊んでいるな～～（自嘲）。正　遊 　福島県郡山市熱海町高玉字二渡69-1 電話024-984-0425村田や　福島県田村郡三春町大字斎藤字場上田242-1 電話024-942-2003＊　どちらも火曜日定休

  2010/06/21

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  ただいま郡山

  小人閑居をして不善をなすというが、さっさと作業が片付き、ビジネスホテルに引き篭もってしまうと、まあ、何もすることがないので、パソコンをいじり、不毛な記事でお茶を濁す。福島県の中通地方へ来ると、どうも仕事そっちのけで白河ラーメンの雄・とら食堂とその一門を攻略して回ろうとする悪癖がある。そもそもラーメンという食い物は人によって好みが様々だから、「絶対に美味い」などと馬鹿丸出しに断言するわけにはいかないのだが、「とら本家＆一門」だけは醤油好きの人には是非一度試してほしい気がする。ただし、この一門、店で出す麺はすべて店主による手打ちのため、夜食のラーメンに馴染んだ東京人の感覚からすると、営業時間がすこぶる短い。おまけに店舗はのきなみ不便なロケーションにある。出張にかこつけて遠路はるばる訪ねても、空振りに終わることもしばしば……それでも、「ああ、店主は今頃明日の麺を一所懸命作っているんだな～～」などと許してしまえるのがマニアであろう。本日、中通で唯一未攻略だった三春の村田やに、ついに到達。ワンタンさえ食せばとら一門への仁義は通る……などという一身上の思い込みをかなぐり捨て、焼豚ワンタン麺煮玉子つき（〆て1120円）を注文。感想は言わずもがななので省略。取引先と運送会社の人に到着遅れの迷惑をかけるだけの値打ちはあった……と四十半ばの糞ガキはふいておく。暖簾分けはまだまだ続くので、これもいたちごっこの一段落に過ぎませんね。↓在所の各種ラーメン屋とごちゃまぜの上、三年前で止まっているが、とら食堂の期間限定のレアなラーメンの画像なんかも貼ってあります……http://bbs.avi.jp/bbs_th.php?kid=270962&tid=592707&mode=&br=pc&s=

  2010/06/17

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• このブログ

  ……たしか地元のお稲荷さまを根城にする焼き芋屋のオッサンたちと勢い社会奉仕団体を立ち上げることになり、その活動報告用に拵えたんだよな～～。結局計画倒れに終わり、無駄に勇ましい感じの名称だけがここに残ったわけです。放置するのも芸がないので元事務局長候補の私が、勝手気ままに使っています。ここ二ヶ月、乏しいアクセスの中で、近在の方々から「何をする団体ですか？」と真面目な問い合わせが三件続いたため、「篝火の会」がモグリ団体である旨、はっきり書かせて戴く次第です。ごめんなさい。

  2010/06/16

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  なにとぞ早期解決を！

  新しい総理大臣閣下におかれては、過去に韓国官憲が身柄を拘束したにもかかわらず、自ら逃亡を幇助したシン・ガンス容疑者（……まだ生きているのか？）を、早急に日本の刑事法廷に立たせ、しかるべき裁きを与え、拉致被害に遭っている日本国民の救出を急いで頂くよう切望します。PS 一身上の体験ですが、小学生の時、自分のミスを放置し、とぼけようとしたら、担任の先生にこっぴどく叱られたことがありました……。

  2010/06/11

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  日本でいちばん若い即身仏

  ただいま新潟。本日、市内の仕事が早めに終わったので下越村上へ足をのばし、高野山真言宗観音寺を数年ぶりに訪れ、明治36年に日本の仏教者として最も最後に即身成仏せられた沸海上人をお参りする。……ミイラの撮影はできません。あしからず。新潟市内の宿へ戻る逢魔ヶ時の道すがら、でかい親鸞上人と出くわしたのは想定外の僥倖だった。少し時系列を遡るが、今日の日本海にかかる夕空はまことにもって荘厳だった。（元の大きめなサイズにつき、別のサイトのＢＢＳに貼り付け……）http://bbs.avi.jp/photo/281603/7921951では、今日のところは寝ます。おやすみなさい。

  2010/06/10

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  はるけきヨハネスブルク

  ワールドカップの絡みで、ここのところヨハネスブルクが頻々とメディアで紹介されるようになった。鉱山師として、そして悪者として、ずいぶん世話になった街である。治安はお世辞にも良いとは言えないが、移住するなら真っ先に候補に挙げたい快適な気候風土の地である。衝動的に、当時使い捨てカメラで撮った写真を探してスキャンする。（定宿のロッヂ前から街の中心部をのぞむ）思えば最後にヤン・スマッツ国際空港を飛び立ったのは98年9月のこと。いつのまにか12年が経っていた。早いもんだ……。だからテレビに映る景色を見ると昔の悪友と久しぶりに再会したような気分になり、弥が上にも血沸き肉踊る。（ダウンタウン）留置所や拘置所で一緒だった黒人の奴らは元気にしているのだろうか？悪党が必ずしも仁義や礼節を欠く人間であるとは限らない……という奇妙な理を悟らせてくれた街・ヨハネスブルクには、少しくらい外務省旅券課にいぢめられても、万難を排して再訪を遂げたいと思っている。まあ、なにはともあれ、日本チームの皆さんの健闘を祈ってますんで……。（二週間ばかり収監された思い出の拘置所）ＰＲ　捕まった経緯と箱の中の話 http://www.shinchosha.co.jp/book/315431/ よかったら買ってね。

  2010/06/08

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  あの誣告に惑わされやすい小父サンが総理に？

  一時は全国区の「迷所」となった開かずの踏み切り。高架線が完成し、町を南北分断していた地上の線路が撤去されるまで何十年かかった？一身上の話をすれば最も実害を蒙ったのはチャリで線路を渡り通学していた高校時代。そんな自分が今では四十半ばのおっさんだ。いかに地元選出の衆議院議員がまともに働いていなかったかを物語る雄弁な証左であろう。（平成21年12月21日・ようやく撤去される鉄路）総理大臣がこんな間抜けをやらかしたら、経済損失だけでは済まされず、国民の生命を直接的に脅かすことになるわけだから、もし、件の議員（大臣）さんに斯かる職責が回ってくるようであれば、気を引き締め、しっかりやって頂きたいものである。あと、私とは考え方が合わない人だったけれど、長年しっかりＭ駅北口の事務所を切り盛りしてきた大番頭さんを、新参のミーハー的選挙運動員の告げ口だけで解雇するような軽挙妄動は、ゆめゆめ慎んでもらいたい旨、つけくわえておく。画像　↑　借ります

  2010/06/02

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  ジャトロファ商売

  ここのところ周囲でジャトロファ（ハ）に群がる人が増えている。彼らの属性は「南洋浪人」……ついでに何故か「剣客」。皆それぞれフィリピンやインドネシアの官民と結託して利権を求めている。ある意味、非常にエネルギッシュな人々である。ジャトロファは石油と違って再生産可能な資源だから、次世代燃料と期待したくなるのは当然か。種の見た目は大粒のアーモンドチョコレート？殻を割って中の白い脂分に火をつけると一分半ほど勢い好く燃え続ける。菜種だって生物だと湿っていて、このように火がつくことはない。軽油に代わる燃料というのはガセではなさそうだ。ちなみに自分も同種の”毒性”如何によっては、田畑の鳥獣害対策資材として注目しているところです……。ただ心配なのは、おしなべて南方の人々が、ちょっと有利な換金作物の評判を聞くと、それまでの食料生産からさっさと手を引き、新機軸に飛びついてしまう気質なこと。熱帯や亜熱帯の国々で食糧不足という冗談みたいな事態は、そんな風にして惹起されていくものだ。ジャトロファ農園の展開が、四方の民にとって真の殖産になることを、先帝陛下の大御心を拝し奉りて希ふ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%A8%E3%82%A6%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%AE%E3%83%AA 写真/手前に並ぶ鉢からうねうね伸びているのが、ジャトロファさんの苗木です。

  2010/04/29

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  ただいま南信濃

  時節柄？高速道路の料金が自腹となり、往生しています。帰りは駿府へ参らねばなりませんが、一般道をゆく所存。たまにラリーごっこをする新城・浜松ルートではなく、無難な韮崎・清水ルートを選びます。……暗号的あるいは池沼なメモ書きになってしもうた。

  2010/04/23

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  霙と葉桜

  在所で満開の桜に牡丹雪という風景の記憶は２０年ほど前に一度ありましたがねぇ……４月半ばを過ぎてから霙というのは初めてかなぁ。

  2010/04/17

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• いちおう気になるタイランド

  ［タイ共和国タクシン大統領］……歓迎できない冗談だ。まず、自分自身が王党派贔屓であるむね、はっきり表明し、またこの記述が文章の体をなさないであろうことをお断りした上で書く。しばしば保守系人士が期待をこめて「タイは反共で親日国」と発言するのを聞くが、かの国が日本とともに中共の専横と対峙するかと言えば、はなはだ怪しい。およそ東南アジアに縁がある日本人で、バンコクが潮州華僑の末裔の都で、現チャクリー王朝もまた潮州華僑の権門であることを知らない人はいないだろう。タイ人が日本人に吐露するいわゆる「アンチ・チャイナ」の心情は、ご近所さんに聞かせる、我がままで声のでかい親戚に関する愚痴みたいなもので、本気で取り合っていたら、間違いなく判断を誤るだろう。タイの為政者と中国の親密は、戦後に摂政プリディ・パノムヨンが亡命し、客死した頃と何も変わっていない。現国王が高齢にして、ご不例。皇太子の人気が伸び悩み、おまけに九代で打ち止めになるタイ歴代王朝のジンクスと迷信が好きなタイ人気質を照らし合わせると、現下の騒擾に新たな「インドシナ動乱」を予感せずに居られない。嗜好的な理由でなく、「金融地図」を念頭に描いて王政存続の意義をわきまえ、こうした事態にも適切に対応できる日本国民でありたいと思う。マスコミも賢明な報道を心がけ、殉職者に報いて欲しい。当面、かの地で新たに仕事をはじめるなら、南ベトナムに仮設事業所をおき、様子を見たほうが賢明だろう。ついでに触れておくが、私の知る日本共産党の人は、ポルポト派とともに、文化財を破壊した紅衛兵を「日本共産党とは関わりありません」とわざわざのたまうが、そんなことは承知している。中共は、国際金融資本の蚕食を防ぐため、毛沢東と周恩来が看板に共産党と書いただけで（人民元がＩＭＦの軍門に馬をつないだ時点で終わった夢・為政者の幼児化は日本に限った話ではない）、実態は皇帝を世襲から互選とし、高貴な色を黄色から紅に置き換えた中央集権の警察帝国に過ぎない。左派の人士にとっては、理想郷でも革命の策源地でもないわけである……”

  2010/04/14

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• 本当の参考文献

  　大学生の頃からアジア諸国で胡散臭い活動に従事していたが、ソウル・オリンピックの前年は朝鮮半島を担当していた。　ところがその年、やがてインドシナで作業を行うことになり、血迷ってペン（実際はパソコンだが）をとるようになった現在の自分に影響を与えた書籍が相次いで出版されていたことに気がついた。　自らの推敲にのぞんで、事実確認のために手をのばした書物とは違う。　新刊を書店の店頭で買い求め、活字をむさぼり、そのまま一旦忘却し、にもかかわらず四半世紀近い時間が経過して、自身の見聞記を脱稿（……などという立派なものではないが）した瞬間、ふと存在感の大きさに思い至った「自分にとっての名著」だ。　著者の立場はそれぞれジャーナリスト、留学生と異なるけれど、自分自身の足や、身体を使って書き上げられた点が、研究室や書斎で生産された文字情報とは決定的に違う。　先年いきなりダーティーな代物を上梓してしまい、かてて加えて今度の企画もドロドロした内容だから、「先人」とあがめては却ってご迷惑だろうが、下記の二冊に刷り込まれた世界観が、自身のノンフィクションの土壌になっている旨、素直に白状しておきたい。　　『メコンのほとりで―裏面史に生きた人々』　　名越 健郎　　中公新書　1987/07　　『オラワン家の居候』　　鶴田 育子　　文芸春秋　1987/11　……資料的情報や文節を拝借したわけではないが、巻末の参考文献に加えてしまってよいのだろうか？　これから南方へ出て行く人たちに是非目を通しておいて欲しい”もっとも新しい歴史書”だが、どちらも絶版になっているのは惜しい限りである。

  2010/02/18

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  雨の中、皆中稲荷神社

  　「手本引き」という博奕について、取材をしている。　競馬も、麻雀も、パチンコも、およそ博奕性の高い趣味とはとんと無縁の自分が、よりによってＦＸの元祖と言うべき高等数学的賭博を調べるなど、近しい人々に聞かせたら大爆笑を誘発するのは間違いないので、こっそりこしらえたこのブログにのみ書き記す。　さて当然のことながら、その筋の方々と接触を重ねるわけだが、本日面会する予定だった御仁から急遽日程変更の連絡を受ける。　早めに事務所のある大久保界隈に到着していたものだから、手持ち無沙汰に雨模様の職安通りをぶらつき、数年ぶりに皆中（かいちゅう）稲荷神社へ立ち寄った。　この稲荷さん、自分的には”不良モード”が高まっている時期でないと、なかなかお参りに行く機会のない神社である。　アジア諸国との関わりは深いほうだが別段「アジアフリーク」ではないし、堅気モードじゃ足を踏み入れる気がおこらない地域だからな……大久保界隈は。　二年に一度、秋口に催される「江戸幕府鉄砲組百人隊行列」は好きな祭だが、去年（９月２７日）は見そびれた。　「始終ご縁（しじゅうごえん）」と吝嗇きわまる願をかけ、４５円を投じて拍手。　キナ臭い取材活動で、弾丸が当たりませぬやうに……　ちなみに新宿区教育委員会の解説によると、”皆中（かいちゅう）稲荷神社は、鉄砲組から信仰された。ある隊士が稲荷の霊夢により百発百中の腕前に上達したことが起源という。皆中は「みなあたる」の意味がある”との由。

  2010/02/15

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• 4次元デジタル宇宙シアター見学

  　たった今、国立天文台三鷹キャンパスで、月に二回の「4次元デジタル宇宙シアター」を見せてもらってきた。　同日に催され、50ｃｍ屈折望遠鏡を覗かせてくれる観望会なら自由参加なので、手の空いた週末には、ちょこちょこ出かけて来たが、完全予約制の「4次元デジタル宇宙シアター」となると、突発的に土日の仕事が入る不安定な身の上では、なかなか予約フォーマットに手が伸びない（一旦ＯＫをもらい、あとからキャンセルするのは癪なので……）。ところが幸か不幸か一月の末、仕事の激減を通告され、屈折した安堵感からいきおい予約。　正解だった。　内容は『土星リングの力学』。　文系脳には小難しそうな題名だが、立体視用メガネを借りて飛翔するプラネタリウムを観ると思えばいい。　”三鷹”を離陸し、太陽系をぐるりとめぐり、オールとの雲から飛び出し、どんどん心細くなっていく。　星座の星々なんて、えらい近所の天体なのだ……と実感しながら銀河の腕の一本から抜け出ると、ようやく百万光年の天の川銀河全景を俯瞰。　しかるのち、点の一つに過ぎない太陽系へ取って返して、ＣＧ土星の周遊飛行。　圧巻は土星の輪への肉薄。　まるで川の流れだ。　幽体離脱した気分で冷たい氷の粒の大河を川くだり。　目が慣れるのに５～６分。その後は視力の弱い自分（普通のメガネ使用）でも大いに臨場感を堪能できた。無料だし、じつにお得な２０分だった。　さて、今夜の観望会で見ることになっている、おおいぬ座α星シリウスだが、雲が厚いので、ちょっと難しいかもしれない。　そんなわけで、ほころんだ梅の写真を撮って、帰宅。　http://www.nao.ac.jp/about/mtk/4d2u/index.html

  2010/02/12

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• 朝青龍氏。乙。

  　色んなことがあった人だが、日本人の啓発に貢献してくれたかも知れない。　角界の偉い人には、まずカルチャーギャップとは何か、よく弁えておいてほしい。　そして、もう一件が大事。　一年の半分が冬になるモンゴルでは、子供たちは夏場を親と共にゲルに住まい、遊牧生活を送るが、冬になると親元を離れ、町の寄宿舎で学校生活にはいる。　日本で言えば「部活」にあたるだろう。過去に自分が身を寄せた寄宿学校では、毎日放課後になると「相撲」がさかんに行われていた。正直に白状すると、自分は十歳余りの少年に寄り切られて負けた。　省みて、相撲を国技ともったいぶる本朝では、一体いくつの（何％）の小中学校に「相撲部」が常設されているんだろうか？　近代医学か流行か知らんが、ちょっと皮下脂肪の多い子供を肥満児と呼び、鍛えれば精強な力士になるかも知れない才能を、ダイエットと称してむざむざ間引きしていく親も少なくない。　日本人力士が揃わず、人口が３０分の１の国から関取を調達しなければならない不甲斐なさの原因を、角界の偉い人たちは自分の頭で考え、未来の対策を講じてもらいたいもんである。　ドルゴルスレン・ダグワドルジさん、日本人に学習の機会をバイラルラ。

  2010/02/04

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  はつゆき……なの？

  雨は夜更けを過ぎないうちに雪へと変わっちまった。なにしろ南関東のインフラは雪に弱い。さいわい中央線に大きな遅延無く帰宅（車だったら往生するところだった……）。 在所を留守にすることが多くて何とも言えぬが、これ、今冬の初雪でいいんだよね？

  2010/02/01

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• 身体の不調。弱音を吐く前に目を通してくらはい

  ＜註：アップロード画像のレイアウトを比べるため、複数の放置サイトに同じ記事をアップしています＞同年代の知己に、悲痛な顔をして身体の不調を訴える連中が増えてきた。年齢の加算とともに身体の節々が支障をきたすのは、言うなれば遺伝子ゲノムに書き込まれた情報の発動であり、やむを得ぬ仕儀であろう。わかりきった生理現象を、行動をためらう言い訳に持ち出してほしくない。自分だって、四十も半ば、やせ我慢ならずいぶん通している。それでも或る種の意地から、自らの弱気を踏みつけ、馬鹿みたいに高いテンションを持続させているのだ。過去に、「病は気から」という言葉の実例を見てしまったせいであろう。身体的不調の愁訴に接するたびに、タイに住んでいた当時、自分の身元保証人を引き受けてくれていたソムアン・サラサスという怪人物を引き合いに出さずにいられない。複雑な素性のタイ人なのだが、ソムアン・サラサスの触れ込みは、井之頭自然文化園で暮らす象のはな子の寄贈主と総括しておけば、日本の一般市民にウケが好いかも知れない。（＊　こちらのＷＥＢ http://www.aso-taro.jp/profile/profile.html には一部記載事項に誤りがあるのですよ）昭和の終焉が秒読み段階に差し掛かり、知遇を得た時、ソムアンはすでに齢七十半ばの「末期癌」患者だった。癌が死に至る病と位置づけられていることを、ソムアンはもちろん承知している。しかし、それはあくまでも他人の見解であって、同意していないシナリオに自身の命運を託す義理はない……そんな認識でいたらしく、いつも平然としていた。なにしろ癌だから、たいそう痛かったはずである。なのにソムアンは仏頂面を崩さず、おくびにも出さなかった。そんな調子で「末期癌」を１３年間引き摺って、その間自分が知るだけで二回来日し、最後はココナツミルクの焼菓子を喉に詰まらせ他界した。癌細胞はついにソムアン・サラサスの首級を挙げることができなかったのである。話は少し逸れるが、講道館出身という共通点から、平成五年に来日した異郷の天邪鬼を見守った日野の石塚医師の粋な志も忘れがたい。六時間の空路のあくる日、井之頭ではな子と（結果的に）今生の別れを終えた高齢の癌患者に、自分は石塚医師の病院で診断を受けてもらうよう促したのだが、当人は「是非もなし」と固辞してしまう。事情を伝えると院長は、歓迎レセプションや講演会を終え、翌日の帰国を前に六本木のＡＮＡホテルで休むソムアンを訪ね、三十分の雑談をまじえてから自分に耳打ちした。「私のほうで京王プラザに三日分部屋をとっておいたから、ソムアンさんにもう少し休んでいってもらってください」講道館同門のよしみというのは建前で、自腹を切った滞在延長の要請は医師としての判断だった。ワガママな異国の老人は仏頂面を崩さなかったが、眦から涙を一筋流していた。実際は相当疲れていたのだろう。余計なことを言わず、恩着せがましい態度も示さない石塚医師の志は、きちんと届いていた。二人の大先輩のあいだに立ち、二十代の自分は、老いて男は如何に身を処するべきか、痛切に学ばされた気がする。もしこの先、六十、七十と生き延びるとしたら、どんな「ジジイ」になるべきか、明晰なる手本を示されたわけだ。こんな豪傑たちを間近で目撃してしまったせいで、近頃の年配者にはとかく生意気と疎まれているが、おしなべて自分は幸運だったように思う。……さて、また明日（今日）から、冷酷非情な督戦隊として嫌われまくるとしよう。（平成５年７月１日・井之頭自然文化園にて。前列車椅子がソムアン・サラサス）

  2010/01/31

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• いちおうウオッチング派

  おととい再接近した火星は雲に隠れてよく見えず。月末はせめて昴を隠す月に期待……。夜型の暮らしを続けていると、どんどん世間から置いていかれちまうなぁ。『惑星への旅』URL　http://jvsc.jst.go.jp/universe/planet/

  2010/01/29

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  メモしておきます

  コピー&ペーストですが……天気、大丈夫かな?他にプレアデス星団が月に隠れる様子も見られる充実の一月下旬であります。---------------------------------------------------------------------------------夜空に赤く、火星が２８日に大接近2010年1月27日（水）16:55(読売新聞)　太陽系で地球の外側を回る火星が、約２年ぶりに地球に接近している。　最も近づくのは２８日で、地球から約１億キロ・メートル。２００３年の５５７６万キロ・メートルよりは遠いが、すでに夜空に赤く明るく輝いており、肉眼でもよく見える。　火星は現在、日が沈んで暗くなるとすぐ、東の空に見える。右側には「冬の大三角」と呼ばれるベテルギウス、プロキオン、シリウスが輝く。２８～３１日は、ほぼ満月の月がそばにある。　火星は太陽の周りを１周するのに２年近くかかり、地球は約２年２か月ごとに追い越す。火星の軌道が 楕円 ( だえん ) 形なので、接近時の距離は毎回少しずつ異なり、次回２０１２年の接近では、今回よりやや遠くなる。

  2010/01/27

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  ふざけて書いた文章なので……

  癒しのエッセイ　強敵(と書いて"とも"と読む)遠方より来る　目下案件が持ち込まれているフィリピン、パラワン島の予備知識を深めるべく、DVD『川口浩探検隊シリーズ原始猿人バーゴン編』を観ておりますと、はるけき南の島から先輩オタクのG君がやって来ました。一連の書類作りのため在宅を余儀なくされていた私は、とりあえずG君にリニューアルした武蔵小金井駅上り線ホームを見てもらい(お為ごかし)、当家までご足労願った次第。　潮焼けで、すっかりヨン様風の髪色になったバーゴン、もとい中年男は、来宅するとDVDラックを眺め、「おおっ、『AIR』があるじゃないか」と雄ライオンのごとく吼えました。　「フフフ。どうだい、京アニのテレビ版と東映アニメの劇場版、どちらも初回限定版とスペシャルエディションだぜ」　尼の中古で通常版より安かったから手を出した初回限定版でしたが、軽はずみな自慢をすると、G君は、「ふん。初回版は品質に不備があったりするからな。中古の相場はおのずと叩かれる」とシビアに受け流し、「それじゃ最終回、見せろよ」と京アニ版の視聴を所望なさいました。　大ゴケしたテレビ版の二期最終回で『涼宮ハルヒの消失』の劇場版公開が公表されるやいなや、2ちゃんなどの掲示板で"ハルヒ劇場版の製作は東映アニメーション"というブラックなガセ情報が流れたのは記憶に新しいところですが、[京アニのテレビ版→東映アニメの劇場版]の流れに不吉を予感させる理由が、この『AIR』劇場版であることを知らないオタクはおりません。一見さんの自分的には東映作品のほうがしっとりしていて好い気もしますが、ゲームから入った筋金入りのファンにはとかく不評であります。　『AIR』DVD第六巻をセッティングしながら私は早口で近況を報告しました。　「そう言えば、去年の暮れに●忠ホームセンター川●店園芸担当の××さんからケータイに電話があってさ、はじめは『一月に予定していたHBの説明会、断られちゃったんですけど、四日市の本社で何かあったんすか?』みたいな業務上の問い合わせだったんだが、おもむろに『ところでC77('09冬コミ)ですけど、行くんですか?……三日目』なんて横道に切り替えられちゃって、『よかったら協力して壁際サークルを回りませんか』と来たもんだ。徹夜組(迷惑行為)らしい。いちおう『いや～体力的に、私はちょっと』と断っておいたが、すっかり仲間と認められてしまったよ」　実際のところ、以前●忠ホームセンター川●店園芸コーナーに出向した折、それっぽい外見の担当者に"有明(……と書いてビッグサイトと読む)で売り子をしたことがある"と『江東区環境健康フェスタ』とかいうイベントの出向経験を語ったところ、別の種類のイベントと勘違いされてしまったわけです。それから、しばしばコミックマーケットや声優のコンサートなど、プライベートでお誘いを受けるようになりました。　「『鳥の詩』は国歌……さあ、はじまるよ」　「『CCさくら』じゃケロちゃんと利佳たんの絡みがないから新鮮だね」　お涙頂戴のクライマックスで私が淡々と中の人ネタをふると、G君はしんみり呟きました。　「観鈴タソカワイソす」　大真面目に言うと、key原作の女キャラは目がでか過ぎて、少々苦手です。　なんでこんなモノを買ったのかと問われれば、まず紀伊田辺(一部東京都国立市)と思われる真夏の海辺の景色がきれいなこと、因果だけでヒロインを殺す設定は痛いものの千年越しの物語構成に興味をいだいたこと、それからオープニングの歌が気に入り、中古品の価格が安かった(番外編を含め、全部揃えて一万円程度)のが購入の動機でしょうか。　なんにせよ平日の午後、四十代半ばのオッサンが二人でアニメの美少女キャラを論評している情景は、どう好意的に解釈しても相当キモイものがあります。　「マリみて四期の最終回は納得がいかないんだよね。尺の都合はわかるけれど」　「ほう。どんなかね」　『マリア様がみてる・四期』の神回と言えば第十一話なんでしょうが、時間の都合で最終回第十三話の、原作厨的には座視できない夢オチシーンだけチェックしてもらうことらしました。　松平瞳子が登場すると、G君は「ドリルキタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━ !!!!!」、私も「くぎゅキタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━ !!!!!」と、口々に快哉を叫びました。　*松平瞳子検定 http://kentei.cc/k/1792 ……私は全問正解でしたw　第二期の時点で安定した白薔薇はともかく、わりと見せ場が多い激動の黄薔薇を間引きしてまで紅薔薇エピソードだけを押し込み、それでも尻切れトンボに落着した四期に、原作(コバルト文庫)読者の八割を占めると言われる男性ファンは総じて批判的です。　但し、武蔵小金井住人として興味深いのは、聖地巡礼の人々は大部分が"ロケーションのモデルは小金井公園"と指摘している"小笠原邸"の新年会の回(第八話)。ちょうど一年前の新春に放映された四期に、ムサコ構内の「完成予想図」が出てくるシーンです。　果たして作中の"一年後以降のムサコ"の予想は、第三期OVAにおける新装三鷹駅南口に及びませんでした。むしろ殺風景な立川駅みたいな構内で佇む和服姿の藤堂志摩子に「能登かわいいよ能登」と誰にとはなしにコメントし、二条乃梨子と福沢祐巳が合流した時点で、私が「……つか、乃木坂春香がメイド隊の上位者二名をはべらせている感じだよね」と呟くと、「え。それ、知らない」。　私の口からすんなり出た中の人ネタ(あるいはスタジオディーンへの皮肉)を、G君は理解できませんでした。　まさに出藍の誉れであります。　今日は「耶蘇日」となりました。はからずもロザリオ授受のシーンを立て続けに、二つの作品で目撃することになったのです。　二次元が続いたため、口直しに二十年越で様ざまなネタに供しつつ、一度も共に鑑賞する機会のなかった実写ドラマをG君に見てもらいました。　切支丹を取り締まる奉行所の関戸(宮口二郎)は、輸出用の伴天連女調達のため、ころび伴天連ヨハネス(大月ウルフ)をあらためて"いるまん"に仕立てて八王子へ送り込もうとする……作品名は申すまでもなく『眠狂四郎無頼控・第十二話』です。　フランス語に通じた人種主義者のG君は眉間をせばめてコメントしてくれました。　「これはスール(姉妹)でなく、フレール(兄弟)だな」　そして、布教士(いるまん)の名に恥じない調子で言いました。　「もんふれ～る(我が兄弟よ)」　http://www.youtube.com/watch?v=HEx-17omVxw

  2010/01/20

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• 富士山しぞーか空港

  先日、富士山静岡空港の建設現場を見学して来た。成田三里塚の団結小屋より投げやりなビジターセンターにて、しばし馬鹿でかい航空母艦の甲板を思わせる現場の槌音に耳を傾ける。天気は快晴だったが、午後だったせいか、黄砂のせいか、畢竟富士山を見ることは叶わなかった。さて、この空港に関して、賛成派・反対派と名乗れるのは静岡県民という資格があればこそ。自分のような県外者の場合、推奨派・懐疑派としておくのが順当だろう。人生とは、皮肉なものだ。正直なところ、自分は理性に阿る限り、懐疑派の一人である。これから軍民共用となる茨城県の百里基地は国内線専科だが、国際線を誘致するこの空港は余りにも背伸びし過ぎた観がある。しかしながら、これまでの経緯により、自分の立場はすっかり推奨派に属してしまっている。この空港が、空港として成功する可能性はきわめて低いけれど、何らかのテーマを付加したアミューズメント施設として展開し、少しでも面目を保つ方策を考えなければならない。…ああ、頭痛。

  2007/04/03

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• ペコたん復活

  ゆうべ土砂降りの中、ミーティングのため永福町のロイヤルホストへ向うが、方南通りに不二家のネオンが見えたので、一番乗りを好いことに集合場所をこちらに変更する。(ロイホのメニュー、ちょっと飽き気味)はたして洋生菓子の販売はまだ再開していなかった。アフリカの飢餓地帯を思えば、ちと神経過剰な騒動だったように思えるが、厳格な品質管理があればこそ、食料自給率が低い日本なのに飢餓に陥らないでいられるわけで…ジレンマだな。

  2007/03/06

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• 明日からみちのく路

  明日から日曜まで宮城県古川市へ出張…いや、去年の秋から、周辺の自治体と合併して「大崎市」になったんだっけ。ともあれ、散髪と三泊四日のビジネスホテル暮らしに備えた資材を買出しに西友へ。とりわけてスティック式のインスタントコーヒーは必需品なのだが、置いてなかった(結局、いなげやで購入)。風が強かったけれど、今日はめっぽう晴れていた。最上階のひなびた中華料理屋で昼飯を食いながら都内を見ると、新宿の高層ビル群がよく見えた。…何を書こうとしていたか、忘れた。とりあえず、ブログの健在を示しておきます。

  2007/02/28

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• 春何番?

  一週間の出張から戻る。東京は凄まじい風ながら気候は温暖と聞かされていたが、なんじゃ?この寒さは!?また来週も来るからと、油断して厚いコートを置いてきてしまったもんだから、薄いウインドブレーカーで凍えながらの帰宅。馬鹿は風邪をひかないというが、今夜は素直に鍋料理にしよう…

  2007/02/25

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• 静岡県庁前で男性焼身自殺

  静岡県庁前で男性焼身自殺、近くに空港建設への抗議文６日午前３時５０分ごろ、静岡市葵区追手町の静岡県庁別館北側で、「黒い煙と火柱のようなものが立っている」と、車で通りがかった人から１１９番通報があった。静岡中央署員らが駆けつけたところ、男性が炎に包まれており、消防による消火後に死亡が確認された。近くに、葵区に住む男性の所有するオートバイが置かれ、前かごやサドルの下に、静岡空港建設などへの抗議文が計２通あったという。同署は男性が焼身自殺したとみて、身元を調べている。 （読売新聞）------------------------------------------------------------------------------------現在、無謀とも、極楽トンボ的とも言える推進派に与している私自身、この空港に関する本音は複雑だ。理屈や見通しは、反対派のほうが正しい気がしてならないからである。しかし、今更引き返すわけにもいくまい。作るなら、徹頭徹尾、空港が間尺に合う施設になるよう試行錯誤するのが自分なりの道ではないかと思っている。合掌おまけhttp://bbs.avi.jp/bbs_th.php?kid=270962&tid=1668007&mode=&br=pc&s=

  2007/02/07

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• 

  富士山

  テスト書き込み先日、駿府からの帰路に上九一色附近で撮影した富士山です。…ちゃんと表示されるんだろうか?

  2007/02/01

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• 脱放置プレイ?

  しばらく何も書いておりませんでしたが、ちと、復活させてみます。　　　　 .∧＿∧　　ツカマエタ!!　　　⊂（´∀｀　）　 ／￣⊂　　　）　 |^◇^　ヽ（　丿　（　　　　 ）（＿）　　''ゝ'''ゝ´　ぴよぴよ　　　　　 ∧＿∧　　／￣（´∀｀　）　アッタカーイ！　 .|　＾◇＾) ⊂　）　（　 　　　） ｜　|　　''ヽ'''ノ''（＿（＿）

  2007/02/01

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• 第２１回　日・タイ友好　長政まつり

  １０月８日（日）に静岡市浅間通りで開催される「第２１回　日・タイ友好　長政まつり」のボランティアスタッフを募集しています。「長政まつり」は、１７世紀のはじめにタイに渡り、アユタヤ王朝と日本の交易に尽力した山田仁左衛門長政が当地の出身であることを記念して、１９８６年から行っている地域イベントです。昨年よりタイ大使館・タイ領事館のご協力をいただき、催事の規模が大きくなってきたため、商店街のスタッフだけでは運営・進行が困難になってきました。お手伝いいただける方、ぜひご参加ください。開催日時　　　２００６年１０月８日（日）　　　　　　　１１：００～１７：００開催場所　　　静岡市浅間通り商店街１番街～５番街　　　　　　　歩行者天国　雨天決行主催　　　　　長政まつり実行委員会問い合わせ先　静岡市浅間通り商店街振興組合電話・ＦＡＸ　０５４－２５３－０７２１（月～金　１３時～１６時）【未確定情報】●東京から出店するタイ料理店（５～６店？）は前夜から現地入りし、プチ前夜祭が行われるようです。●静岡から出店するタイ屋台が更に一店追加。カーウカームー（タイの豚足丼）を出すとのことです。●トゥクトゥクの来街が決定しました。オーナーは浜松のかたです。パレードへの参加と展示が予定されています。地図http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E138.22.45.490N34.58.32.030

  2006/09/08

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• 『樺太1945年夏　氷雪の門』　和歌山無料上映会

  『樺太1945年夏　氷雪の門』　和歌山無料上映会開催日時 平成18年8月15日(18:00開場　18:30開演)開催場所 和歌山県県民文化会館（小松原通り・県庁正面）大ホール詳細 http://sakurakaido.kt.fc2.com/hyousetsu.htm「氷雪の門」上映実行委員会〒640－8326 和歌山市新留丁15電話　（073）425-0076電子メール　tomeijuku@hotmail.com

  2006/06/25

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• 第２回　呉竹会和歌山発足一周年記念講演会のお知らせ

  「第２回　呉竹会和歌山発足一周年記念講演会」のお知らせ日時　　平成十八年　五月十五日月曜日　　　　　開場午後六時、開演六時三十分～午後八時三十分講師　　財団法人小野田自然塾　理事長　　小野田　寛郎　先生演題　　『　生きる　ー極限で私を支えたものー』会場　　県民交流プラザ・和歌山ビッグ愛大ホール　和歌山市手平二丁目1-2　電話（073）435-5200会費　　3000円（当日、受付にて賜ります）問合せ先　電話（073）425-0076〈臼井迄〉

  2006/04/02

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• 地元で観桜

  三月の睡眠の内訳。自宅で寝たのが10夜、ビジネスホテルが18夜、寝台特急と夜行の高速バスが、それぞれ一泊。西は広島、島根、北は青森と、結果的に今年は行き先が本州内に限られたが、いずれにせよ暁をおぼないような優雅さはなかった。それでもって、桜満開の今は地元。バンコク時代の約十年間、一時帰国の日程がなかなか合わず、想像の世界で美しく咲き乱れていた風情にはほど遠いが、地元で桜を見れる果報をあらためて実感している。バグの不具合だか何だか知らないが、楽天に画像アップがかなわないので、取り急ぎ一昨日と昨日の情景を下記、自前の掲示板に連貼りす…http://bbs.avi.jp/281603/

  2006/03/30

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• 山陰路

  日付が変わる少し前に東海道新幹線で山陰路より戻る。最近ずいぶん出張に便乗して「えせ鉄ちゃん」化しているが、今回はサンライズ出雲で宍道まで行き、湖を見たあと、在来線で出雲市、一畑鉄道で出雲大社へ参拝。しかるのち、木次で設営、および三日間のシノギ…途中、夜の亀嵩駅を見に行く。撤収後、もうじき姿を消すブルートレインの出雲号に、宍道から鳥取まで乗る。乗客には高級なカメラを抱える、「ほんまもんのその筋の方々（テッチャン）」が目立った。ものすごい気迫に思わずたじろぐ。鳥取で「人権条例」と戦う友軍と名刺交換。有意義な情報、見識と、大量のぴよちゃんを頂く。昨日の朝、鳥取から在来線で坂浜へ。夢千代の里、湯の村温泉の最寄り駅ながら、さらに香住へ進むものの、鉄橋上の風速が四十メートルとかで、久谷駅で二十分足止め。ほぼ「観光鉄道」と化しているため、乗客はハプニングを楽しみ、運転士さんに詰め寄る地元の方や野暮天観光客はいなかった。鉄橋上では乗り合わせた鉄道マニアの方からアドバイスを頂き、窓を開けて写真を撮る。香住駅の滞在時間は二十分短縮され、カニを食う暇もなく、城之崎温泉駅へ。特急きのさきで洛中をめざす。駅弁は買えなかったが、車内販売で豊岡の「かにずし（たで川）」にありつく。京－－－二条河原町の事務所で、木曜から会津若松へ行くよう指示された。桑名藩の産品を商う武州多摩郡の兵としては、なんともホッとする行き先である。

  2006/03/14

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• 尾道の大和

  神石高原への出張ついでに見学。web掲載に先立ち、主な画像はひとまず下記自前の掲示板にアップ。http://bbs.avi.jp/bbs_th.php?kid=270962&tid=1263606&mode=&br=pc&s=

  2006/03/08

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• しょぼい雨

  涸れかけた野川、水量回復の兆し、ぜんぜんナシ。

  2006/02/16

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• 頭山満翁生誕150年祭のお知らせ

  頭山満翁生誕150年祭のお知らせ 日時　平成18年2月17日（金） 　　　午後6時受付開始（開場） 午後6時30分開会 場所　明治記念館　富士の間 　　　東京都港区元赤坂2-2-23 電話03-3503-1171 会費　5000円（30歳以下は無料） 　　　 発　起　人　代　表 　　　衆　議　院　議　員　　平沼赳夫 　　　アサヒビール名誉顧問　中條高徳 　　　外　交　評　論　家　　加瀬英明 　　　拓　殖　大　学　総長　藤渡辰信 　　　乃　木　神　社　宮司　高山　享 　　　明治神宮至誠館　館長　稲葉　稔 　　　瀬島龍三氏他発起人250名賛同済み 　　　　ぜひ、あなたも御参加下さい! 主催　頭山満生誕150年祭実行委員会 問い合せ先　頭山満生誕150年祭事務局 　　　　　　03-5800-1515

  2006/02/03

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• 篝火之会の趣旨おぼえがき

  小金井市中町の八重垣稲荷に本陣をおく。会員は地縁血縁ではじまるものと思われるが、最終的に幅広い「白系市民団体」に仕上げたい。活動領域は、おもに北多摩の野川流域に限定する。それ以外の地域は、「エレファント協議会」や「さくら街道」でカバーしていくことを一身上のけじめとしたい。活動内容は、郷土の偉人およびこれに付帯する勉強会、地方自治の現状や戦後封印されてきた国学、地に足の着いた世界情勢を研究し、21世紀に役立つ日本人を育む。実体ある活動としては、町の美化、広葉樹の植樹や土壌、水質改善といった環境方面に重点を置く。追って、公式サイトを作り、こちらは個人的な活動報告専用とする。

  2006/01/07

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• 復旧…てすと

  開設したものの、ずっと放置プレイ状態だった当サイトですが、ぼちぼち趣旨に適う活動の目処が立ってきたので再開させます。

  2006/01/04

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• 高崎のネットカフェで書いてます

  これより関越で東京へ戻ります。

  2004/04/04

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• 郷里の恩義

  またしても新しいホームページを興してしまった。もっとも、今回は既存の個人的サイトの軒先に配してあった公的活動のページを独立させたいという明確な目的のもとに開設している。どさくさに紛れて自分の商品の宣伝もするけれど、基本的に当サイトは、地元における活動の連絡所として運用していく所存である。・・・まあ、しかし、しばらくは操作方法が飲み込めず、戸惑いながらの作業となろう。

  2004/03/22

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