かぎぶーの競輪日記

不安定な天気の続くこのごろ。今日は午後から日比谷の野音で、Japan Blues Carnival に行く予定。野外音楽堂で雨に降られたらホント悲惨。雨だけはご勘弁を。

昨日も雨にたたられたびわこ競輪場。今日こそ雨なしのいいレースを期待してます。さて、その決勝ですが、

----[今日の狙い撃ち]-------------------------
■大津びわこG1宮杯-11R決勝
武田-村本、伏見-慎太郎、小嶋-山田-濱口、内林は小嶋のハコ勝負。小野は位置を決めずに。
『先行なり捲りなりで力を出し切れる競走』の小嶋に、山田は『小嶋の番手は譲れない』。斡旋停止の原因となった内林を競り落とす構え。山田の後ろは『指定席』と濱口。
『展開などを冷静に見て優勝を狙えるところで仕掛けたい』と伏見。その後ろに『伏見さんが勝てる競走を』と慎太郎。伏見を守って最後は差したいところ。
『平常心を保ちながらも思い切って勝つ競争をする』武田。つきのある村本が『競りになっても武田さん』。
目標のない小野は『3番手か5番手かハコ勝負。一人だし好きなように走る。後位を狙い優勝できるように組み立てたい』と自在宣言。

先行したくない先行屋が揃ったレースとなってしまった。内林が小嶋のハコ勝負を主張してるところを見ても、小嶋が主導権をとりそうだというのがおおかたの見方なんだろう。武田が前に受けて、伏見が中団、小嶋が後からの攻めになるか。小野は村本の後ろ当たりから行くことになるか。正直周回の並びもよくわからない。号砲の後の牽制状態もあるかもしれないし、小嶋が何にも考えずに前を取るかもしれない。
ダービーの時も思ったけど、小嶋は武田を意識するあまり動けないんじゃないか。こんなときは伏見が逃げてしまうような気がしてならない。最終ホームは伏見-慎太郎-小野-小嶋-(山田、内林)-濱口-武田-村本で回ってるんじゃないか。武田は2角あたりで、小嶋は最終バックで仕掛けてくる。競ってる山田、内林は立ち遅れるだろう。慎太郎が守りに行けば内が開く。お得意の小野のＶロード探しか。最後は力の勝負になりそうだ。ラインの勝負を捨てて、点の勝負で(小野、小嶋、武田)の2車単BOXを勝負車券にしてみたい。

武田がタイトルを取れるとすれば、後手を踏んでも巻き返しの効くここではないかと思っていた。パワー・スピードは輪界１は認めるが、競輪ははっきり言って下手の部類に入る武田。ここなら8番手に置かれて、外外回っても届く可能性はある。優勝するとしてもそんなイメージしか沸いてこない。ただ、勝ち上がりのときにそのイメージを現実にしてしまったのが少し気になる。ここまで取っておいて欲しかった。

小野の無冠の返上は、山田がＧＰとって3場所目でそうだったように、ここかもしれない。昨日おとといの走りを見ると、何じゃこいつは、「どけーっ」と言う声がここまで聞こえてくるレース振り。守る前のいないときのほうが小野らしい走りをする。

小嶋は、前評判どおり、先行するかもしれないが、後が競りだからどうのこうのと考えるタイプではない。勝つために先行するとすると最終ホームでペースが落ちたときだろう。打鐘先行でも4着に粘ったように1周弱なら充分持つ。小嶋がかましたらそうそう捲れない。