扉をたたき続けて

ここ最近また１２時間勤務が復活しています。一人勤務という違法性（法定人員基準に達しておらず県も違法を認め６００万円の減算処分を下している）、連続１０日勤務という違法性の中では意識的にも無意識的にも作業効率の低下は否めない訳で、ただでさえ超過勤務なのにそれに拍車をかけている始末です。今日は２３時少し前に帰ってきました。

私ってある意味タフなのでは？と感じ始めている今日この頃です。良く続いているなと自分でも感心したりして…。ここまで色々と続くとこのまま休み無く走り続けられそうな妙なテンションになってきます。これは非常に危険なサインです。まだ疲れを感じている方が安全なのです。もしかしたら、休んだら暫く寝込むのでは？という不安があります。でも休まない訳にはいかない訳で。

今日は仕事が終わってから８日にパートの看護師さんに一人勤務をさせるのでその責任を感じ、事細かに８日にするべき仕事内容を出来る限り詳細にコンピュータで打ちプリントアウトしました。出来る限り、その日にやるべき仕事だけに削りました。後の処理は私が請け負うつもりです。

この書類を作っていたら帰りが２２：３０近くなり家からは電話が…。父親が怒って母親に電話をさせたのです。これで施設に電話が来るのは何度目ですか…。

でも、嬉しい事もあったりしました。

以前から時々書いていた職場の気になる相談員Ａさんが宿直でして、私の正面のコンピュータに座り作業しながら心の悩みを打ち明けてきました。相談員になって３ヶ月。彼は職場の人がもう一人の相談員に色々な依頼をする様子を見て自分自身を頼ってもらえない思いを訴えました。自分自身が相談員として認められていないのでは？と。この思い、私自身が入職して少しした頃、同じように感じたものです。私も自分を頼ってもらえなくて存在理由を見失いかけて…。ちょっと懐かしくあの頃の自分を思い出しました。

…私はＡさんの事を忘れようとしてきました。好きな気持ちを忘れようって。でも、やっぱり気になる存在だったりするんだなぁと再認識しました。まぁ、泣いても笑ってもあと少しでＡさんとはお別れなのでいずれは自然と消えていくのだと思いますが。

Ａさんと久しぶりに色々とお話をする事が出来て、素直な思いを話していただけて幸せでした。

静かな思いに浸りたい夜です。