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カテゴリ:アクセラ旅
2日目
朝5時起床。 昨夜は遅くに橋桁を積んだトレーラー集団がやってきたようだった。 どこかに橋をかけるのだろうか。 起き出して布団を片付ける。 今回は敷布団にエアーマットを選択したため、コンパクトに収納できる。 片付け終わったら立派な朝食会場のお出ましだ。 ![]() 昨日握ったおにぎりは車内なのにも関わらず、表面が凍っていた。 大津なのに昨夜は氷点下まで冷え込んだようだ。 ![]() 早速お湯を沸かし、その輻射熱でおにぎりも温める。 お湯は味噌汁、コーヒー、お茶に使うつもりだ。 準備を整えて7時前の出発となった。 大津からミルクロードを上がって行き、到着したかぶと岩展望台。 思えば地震の後にここを訪れるのは初めてだ。 コンクリートの展望台は撤去され、代わりにウッドデッキの展望台が設置されていた。 展望台に登るとちょうど朝日が顔を出す。 ![]() ![]() ![]() 陽光が外輪山に囲まれた阿蘇谷を美しく照らす。 川が道のように浮かび上がり、そこを飛んでいく水鳥たちも太陽を待ち侘びていたかのようであった。 ![]() ![]() そんな陽光に心も暖められたところで阿蘇谷に降っていく。 内牧に降ると、ちょうど通勤時間と重なり車も人も忙しなく先を急いでいた。 昨年は私もこの中の1人だったのだと不思議な気持ちに包まれる。 そんな情景を横目に阿蘇山上を目指し、再び高度を上げていく。 たどり着いた草千里は、思ったより雪は少なく、ところどころ緑を残していた。 しかしその烏帽子岳の麓に満々と水を湛える湖は、その波紋を留めるように氷結していた。 ![]() ![]() ![]() 今まで見たことのない光景に、まるで滑走するかのように駆け寄る私がいた。 ![]() ![]() ![]() 氷は厚く、少々の重みでは割れることはない。 しかしそこはスーパーカブ並みの重量を誇るこの私。 氷に乗った瞬間みるみる亀裂が走る。 浅いからと調子に乗っていたら見事に陥没。 ブーツごと水没してしまった。 しかし懲りない私は、1箇所に長時間負荷をかけるから割れるのだと、今度はスケートのように氷を渡り対岸(約2m)を目指す。 すると氷はヒビは入るものの、割れることはなく対岸に渡ることができた。 実証結果に満足したところで、渡ってきたちょうど真ん中に三脚を落としたことに気づく。 結局足首まで凍てつく湖に浸かりながら回収に行く私の姿があった。 ブーツは水没してしまったが、引き続き撮影を続けていく。 氷は薄いが、内部に空気が閉じ込められおり、マイクロサイズのアイスバブルができていた。 ![]() スマホを氷に直置きして撮影。 ![]() ![]() これも十分きれいだが、いつかは北海道で本物のアイスバブルを拝んでみたいものだ。 ![]() 後編に続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年01月28日 07時00分08秒
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