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カテゴリ:自然、野鳥
昨日に続きもう一つ、あわや大惨事といった事があった。
中学生の頃、この地ではパチンコと呼び木をY字型に切りゴムをつけ 打って遊ぶ道具だ。 この木は”もみの木”でなければ作れない。 もみの木は生は柔らかいが乾燥するととっても硬く絶対折れない。 中学生のとき誰が言ったのか、○山のもみの木が一番良いと言うので 3kmも離れた山に切りに行った。 その帰り郡で一番高い山に登った、宮城県側はなだらかだが、 福島県側はかなり急勾配で枯れた草につかまり登り、後ろを振り向くと 怖かった。 頂上に着き、やや広い所があり枯れた草が一面を覆っていた。 誰かが「ちょっと火をつけてみよう」と言い火をつけた。 強風にあおられ瞬く間に火は広がった、5~6人の子供達は 木の枝を折り必死に消そうとするが、火はますます勢いを増す。 何分いや何十分経った頃、どうにか火は収まったがあまりにも疲れ果て 誰も言葉すら出なく、そこにしゃがみこんだ。 その夜はいつになく強風が吹き、夜中にそっと外に出て山を見る。 翌朝復早く起きてまた山を見るようやくホットした。 小学5年の時読んだ「一本のマッチ」といった本とダブる。。 草むらに火を放ち、友人が焼死した内容の本だった。 あの時のことは我らしか知らない、誰にもいえないことだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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