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ベッカム隊長のてくてくトボトボ歩き旅

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2020.06.19
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​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ 本州の西の果てに・・・
 

 この日のメモが出てきた。

 “昨日11月9日オレの右手の生命線の末端手前がかけていた。
  「⁉」
  峠を越えて見ると,なんとなく欠けた部分が濃くなっているような。
  今朝,11月10日歩き出してみると,つながっている。やっぱり昨日,
  もしかしたら・・・⁉
  があったのだろうか⁉
  クマか,人か、何か・・・”

 ・・・なんてことを書いているメモだ。
 蓮台寺峠辺りで,とんだことになっていたかもしれないのか⁉
 いややっぱりあのコンビニ前の軽自動車だろうか⁉
 生命線云々のことはまったく抜け落ちていたのでちょっとびっくり・・・びっくり
 「いろいろありまんなぁ~・・・」

 2010年11月10日・水曜日

 朝,朝食をしっかり食べてごはん,7時38分新山口駅発の電車に乗って電車JR長府駅へ向かう。
 ホームに降りると階段のあたりで,人が倒れていた。おばさんとサラリーマンの人が駆け寄って話しかけている。私も行く・・・マラソン
 「駅員さん呼んできましょうか⁉」
というとヨロヨロとその人は起き上がり,手を貸してもらって階段を登り始めた。40代くらいの女性。足元が覚束ない。
 年配の駅員がやって来た。
 「なんか酔ってますよ」
 「あぁ~・・・」
 そういえば酒の匂いが・・・。
 「このひといつもなんですよ」
と駅員・・・。
 「はぁ⁉」
と全員・・・。
 女の人はヨレヨレと改札を出て一人で歩き始めた。
 いろいろあるんだろうけど,朝からあれでは一日がつまらないだろう・・・。飲んでもきっと何も癒されはしないだろう。慰めにもならない酒。どうすれば何とかなって行くのだろうか。本人次第・・・。
 「う~ん・・・」
 朝から重いのうぉ~・・・わからん
 そういえば昨日この先のコンビニでひっくり返ったおやっさん,大丈夫だろうか。

 9時ちょうどくらいに旧道へ・・・西中国信用金庫を右折して進んで行く・・・歩く人
 

 旧道はやっぱり車の抜け道になっている・・・車
 八幡御旅所の鳥居があった。
 

 烈婦お初の碑を読むと,嫌がらせに端を発して自害復讐出家・・・と云うようなことになってしまい人生というのは,やはり何かしら腑に落ちないと老のような気がしてしまう。時代の中で,それはそれなのだけど・・・もっと違うやり方での解決・・・と云うものができれば,そもそもの嫌がらせを起こさせない道徳心を培え,養えれば,こんなことにはならないと思うのだが・・・。
 お初さんに撮ってもまた別な人生があったように思うのだ。
 
 いつの間にか乃木さん通りということになっている。

 正円寺のでっかいイチョウクラブ実に陽射しが眩しかった晴れ
 

 足湯♨はまだ営業前だったぶた
 

 乃木神社に立ち寄る。
 
 写真を撮ってお参りしようとしたら,左手に旧居がある。そっちへ行こうかと思ったら,掃除していた宮司がこっちを睨んでいる。
 「⁉」
 鬱陶しい空気がやって来る。
 「なぜあんたはお参りせんのか⁉」
と強い口調で言ってきた。
 「はぁ⁉」
 「神社へ来てお参りせんというのはなぜか⁉まず挨拶するのは当たり前だろう!なぜしない⁉」
 言っていることはまぁわかるが、その言い方,態度,決めつけの論理,まるで与太公のいちゃもんだムカッ
 「境内を歩いてからしたっていいんじゃねぇのか⁉決めつけんじゃねぇよ⁉・・・」
 飛びかかってきたらやってやろうと思ったが,なぜ乃木神社でこんな気持ちにならないといけないのか。二百三高地のことについてはいろいろ思うところはあるのだけど,この人が明治の終焉と運命を共にし,明治天皇崩御の碑に夫婦で自害したことに対して深く個人的に思うところがあった。
 そういうことを考えてみたいと思っていた矢先のこのしょうもない出来事いちゃもん言いがかりである。ある種の観光客に対して憤っていたのかもしれないが,みんながみんなではないのである。写真を先に撮ろうが,二礼二拍一礼を丁寧にして100万円お賽銭箱に投げ入れようが,思いは同じなのである。
 「アホくさ,やめじゃ!」
 私は境内を出た。
 殺気を感じたが振り向かなかった。
 入り口で工事の交通誘導をしている人がいて,私をじっと見つめている。
 一部始終を全部見ていたのだろう。
 「なんやここのあのクソはよぉ!」
 通り過ぎる時にそのおじさんに言ってしまった。
 おじさんは,
 「まぁいろんな奴がいてるから・・・」
と言って小さくほほ笑んだ。

 ムカムカしながら,忌宮神社へ行ったが,ここの境内で佇む気もしなくなってしまった。
 
 「もうえぇわ・・・とにかく歩こう!」
 街道へ出た。
 角を曲がると毛利邸があった。
 どうしようかなぁ~・・・と思いながらも,気持ちを切り替え,入ることにした。
 
 津軽家に嫁がれた,常陸宮華子様のお母様は,幼少の頃,ここにいらっしゃったということをはじめて知った。
 

 すぐ先の功山寺に立ち寄った。
 
 仏殿は元応2年(1320)建立の鎌倉期の禅宗様式の典型の造りだ。
 高杉晋作決起の地である。奇兵隊のサンクチュアリである。
 だいぶ気分が収まって来た。
 ここには長府藩士三吉慎蔵の墓がある。
 
 青年座の研究生だった頃,『坂本龍馬についての一夜』という舞台で,龍馬とお竜の身辺を護衛する務めをまじめに果たす人物として,台本を読んだ時好感を持った。O君とk君が演じた。
 年長なのに龍馬をたて,
 「坂本さん坂本さん・・・」
と言葉をかける人物像が実に良かった。

 長府毛利家の廟所
 

 大内義長の墓と云われている宝篋印塔がある。
 
 大内氏は,室町時代の守護大名として栄えたが,陶晴賢の反逆で滅ぼされ,晴賢が再興したこの義長も毛利軍によって滅ぼされることになる。義長は長福寺と言われていた頃のここ功山寺で自害した。
 生々流転の栄枯盛衰だ。
 いつまででも居たい気になる。
 

 街道へ出る・・・歩く人足跡
 

 県道245号線をてくてくトボトボ・・・なのだスニーカー

 郵便局を目印に上向き矢印
 

 関門橋が見えるとつい“パシャッ!”カメラ
 

 前田地区の小径を抜け,火の山公園をぐるっと巻くように進んで,みもすそ川信号信号で国道2号線と合流する車
 
 壇ノ浦だ!
 「撃てぇ~っ!!
とつい言ってみたくなるうっしっし
 

 潮の流れが速くピチピチ云っている・・・荒波
 

 幼い安徳天皇が平家と共にこの海で・・・と思うと,
 「さぞ怖かっただろう・・・」
 胸が痛む。何とかしてやれなかったのか,と当時の平家の連中たちの行動に首を傾げてしまう。
 

 赤間神宮に立ち寄る。
 
 建久2年(1191),後白河法皇の勅により安徳天皇の御霊堂を建立した。
 
 平家一門の墓
 

 赤間神宮は,阿弥陀寺と呼ばれていて,そこに芳一という名の琵琶法師がいた。
 それで小泉八雲の「耳なし芳一」の話が・・・となるのである。
 「耳にお経を書き忘れていた,それでその耳だけが残っていた・・・というところがちょっと怖いよなぁ~・・・」
 股間にも書いたのだろうけど,なぜ耳には・・・と云うようなことは,考えなくてもいいのだろうなうっしっし
 
 芳一堂である。

 神宮裏の日清講話記念館に立ち寄る。
 
 伊藤博文と陸奥宗光である・・・四つ葉
 
 この絵のまま,テーブルが置かれている。
 
 伊藤や陸奥が座っていた席に腰を下ろしてみたい,と思うが・・・うっしっし

 本陣伊藤邸跡を示す案内板。今は何も残っていない・・・四つ葉
 
 
 李鴻章道という名の小径を進む・・・歩く人
 
 東京ではなく下関で行うところが長州閥バリバリの時代を象徴しているように思う。
 

 藤原義江記念館の前に出る・・・花

 引接寺がある。ここが李鴻章らの宿泊所。さっきの小径を通って春帆楼へ行って伊藤らと交渉したのである。細い道は襲われないように用心するために専用路として使ったそうだ。
 
 引接寺の前を犬の散歩に通りかかった人に,
 「山陽道はこれであってますよね」
と何気なく訊ねたら,
 「あってますよ」
と言われたので,歩き出したら,
 「そっちへ行かないで,その先の交差点の所に亀山神社があるんだけどその前に山陽道起点の石碑というのがあるよ」
と教えてくれた。
 そこへ行こうとしていたのだ。
 「えっ!」
 「知らなかった⁉」
 「永福寺の前にあるもんだと勝手に思ってました」
 「あぁ,昔はそこが起点だったんだろうな,あの寺はわしら地元の門は幽霊寺と呼んどるよ」
 「そうですか・・・」
 「余計な事やね・・・とにかく石碑はすぐそこにあるから・・・それがそこにあるということは,その場所に何かしらの謂れがあって建てられているんだろうよ」
 「ありがとうございます,行ってみます」
 「気をつけて」
 「ハイ」
 行った。途中にフグひれを干している店があった。
 

 床屋発祥の地という碑があった。
 
 !!
 

 到着だ!​​​​!
 とうとうやって来た・・・歩く人ダッシュ足跡
 
 通りかかったおばさんに撮ってもらうカメラ
 

 亀山砲台亀山八幡神社のすぐ前にあった。
 

 「金子みすゞもこの下関で暮らしたのかぁ~・・・」
 

 永福寺門前の階段に座って“パシャッ!”カメラ
 ​​​

 関門海峡をバックにちょっとポーズグッド
 
 山陽道起点の碑か,永福寺門前か・・・と思っているうちに,“シェーッ!”やるのを後回ししていたら,この後のJR下関駅でも自撮りでできなくて,まぁ今回はこれで・・・大笑い

 晋作通りを散歩しながら・・・JR下関駅に到着OK
 ​​“パシャッ!”カメラ
 

 13時12分発の電車に乗って・・・​​​電車
 4時間余りの歩きはちょうどいい感じ・・・スマイル
 「感慨にむせびながら今夜は小郡で,美酒に酔おうビールビールビール大笑い大満足!

<2010年11月10日(水)の旅日記に写真などを編集し,若干のアレンジをして2020年6月18日(木)に記>​​​
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​





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最終更新日  2020.10.15 08:55:24
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