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カテゴリ:青森ぶらぶらホロホロ街歩き
旅が始まり,旅が終わる。でもそこからまた新たな旅が・・・
![]() 小さな川が,海に注いでいる ![]() 長い旅の終着地点・・・でもここからまた大海原の旅が待っている ![]() 人生はいつも長い旅の途中のような気がする ![]() 上のは,北海道森町の夕暮れの写真だ ![]() 2020年7月19日・日曜日に,今年は出かけられない旅への思いをこんな文章にした ![]() 若干のセンチメンタリズムはどうしようもない・・・ ![]() 小さな川が海に注いでいる場所 海まで散歩していたら日が暮れて来た。小さな川が海に注ぎ込んでいて,その畔でしばらく佇んでいた・・・。 この川の旅もここが終点のようだ。 長い旅だった。 でもまだ全体としてはちっとも進んでいない。今年はここまで・・・そう思ってひと息ついているのだ。 今日で終わると思うと,すぐにまた行きたくなるから不思議だ。 ホッとしているのに,思いはもう来年の旅のことを考え始めている。
内浦湾はとにかく漁港・民家・道路・鉄道が折り重なるような地形になっていて,そこで人々が暮らしている。列車の窓を開けて、 「白波がちょっと立ってるなぁ・・・」 と思って覗き込んでいたら、 〝バッシャ~ッ!〟 と大波が窓の中まで入って来て、私はビッショリ濡れになってしまった。 乗り継いで,また乗り継いで,旅を続けて行くことの醍醐味と同時に,もっと一つの小さな町に滞在し続けたいなぁ,という思いが交錯している。 函館から宗谷岬を目指して歩いている。 なかなか進まない。いや,進みたくないのかもしれない。 行き当たりばったりに,歩き易そうなところから歩いているため,歩いた道が繋がっていない歯抜け状態をいっぱい作り出してしまった。 行かなければならない使命なんてない。やらなければならないという決まりもない。 順々に歩いて行くことも面白いけど,いろんな街をすっ飛ばしながら繋いで行くこともまた格別だということに気付いた。 北海道のようなところは,あんまり拘り過ぎたことをしていると面白みも醍醐味も半減してしまいそうなのである。 ハプニングとサプライズとミステリアス・・・。 とはいえ,それほど独特なことが起きないのも旅だ。 ただ2018年の地震では,命があってこその旅だと痛感した。 『ドドォ~ン・・・!』 と来た時全身が飛び跳ねた。跳ね起き,旅館の部屋を飛び出した。ロビーはもう無茶苦茶な状況になっていた。海がすぐそこだ。津波のことが頭をよぎった。苫小牧にいた。 なんとか仙台に行くフェリーの座席を取ることができ,北海道から脱出できた。 1年後,再びやって来たのが今回の旅だった。 その度も,終わろうとしている。 小さな川が海に注いでいる場所に佇んで,私は夕陽に包まれている。
今年もその場所に立ってみようと思っていた。 ところが,新型コロナウィルスの大騒動に世界中が巻き込まれてしまった。 でも小さな川は今日も海に注いでいるだろう。海は静かにその流れを包み込んで行くのだろう。
<2020年7月19日(日)・記> ・・・旅への思いは募るばかりだ![]() 2019年8月25日・日曜日 ![]() 青春18きっぷで,日本海側を各駅停車で青森まで・・・ ![]() ![]() 長い旅の果てに到着し,いつものホテルにはチェックインの時間の関係で投宿できず,すぐ近くの ![]() ![]() 翌日は早々に・・・ ![]() ![]() ![]() ・・・北海道の旅へ出かけ・・・ ![]() ![]() ![]() てくてくトボトボ北海道縦断の歩き旅をし ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2019年9月10日・火曜日 ![]() 9日に五稜郭駅から函館フェリーターミナルに行き,夜便に乗って,朝,青森港に到着 ![]() ガストで食事をした後,仙台までの高速バスに乗って・・・ ![]() ![]() 乗客は3人・・・ ![]() ![]() 途中のSAでとんだ看板を発見 ![]() ![]() JR仙台駅でカレーを食し・・・ ![]() ![]() ![]() そんなこんなで青春18きっぷを使って,その最終日に自宅に戻ったのであった・・・ ![]() ![]() <2019年8月25日(日)&9月10日(火)の周辺の旅メモに写真を編集して,2020年11月19日(木)に記> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.11.30 18:41:28
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