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≪最初に≫

２ヶ月以上書き込みのない方の日記リンクを外させて頂きした

いつもご訪問＆書き込み頂いていらっしゃる方に申し訳ないので＞＜

ごめんなさいm(__)m







楽天お友達のQT-HITOMIちゃんやいぶらネエ様の日記を読んで

書いてみようと思ったことがある

（HITOMIちゃん、ネエさん、後でトラックバックをヨロシクです☆）

それは物心ついた時から父から受け続けたＤＶと

私を守ろうとしなかった母について

そして、自分の中で持ち続けていたコンプレックス






父はかなり気性が激しい人だった

離婚歴２回

母は３人目の奥さんだった

父は自営で調理師をしており、母はそれを手伝っていた

しかし、ちょっとでも気に入らないことがあると

すぐに私に手が下った

時にはのこぎりや包丁で切り付けられたり

魔法瓶ポットや大きなガラスの灰皿で殴られた

ある時は煙草で体を焼かれ

ブリザード吹きすさぶ真冬の夜に

トレーナー１枚で外に放置された

自営の飲食店以外に夕方には飲み屋にもなる

お酒が入るとそれはエスカレートする

するとまた暴力が下る

母は、それを一度たりとも助けようとしなかった

助けてくれたのは酔ったお客さんばかり

その後父はその酔ったお客さん達と一緒に

車で30分ほど行った先の飲み屋街へ行く

小さな私が寝ていたせんべい布団は、血だらけになっていた

傷口の出血だけじゃなく

泣くとまた暴力を受けるので、泣くのを堪えるうちに

無意識に唇を噛んでいたのだ

幼い頃の私はどうして父がそんなことをするのか毎日悩んでいた

そして、私が悪い子だからそんな仕打ちを受けるのかと考えていた







母は養女だった

日蓮宗のお偉いさんであった祖母に貰われた

結婚をせず、工場で働いて祖母の面倒を見て暮らすつもりだったらしいが

ある日の工場大火災で仕事を失った

その後、父とのお見合いの話がありそのまま結婚

母にしたら仕事を失った身で祖母の所にいるわけにいかないと思ったらしい

（↑母のことに関しては、昔母の同級生のおばちゃんに聞いた）

父の所に嫁いだものの、上記のような豹変振り

もし離婚などしてしまったら

祖母の所へ帰る訳には行かなかっただろうし

まして仕事は無い　　車の免許もない

都会へ出る勇気もない

そういった色んな感情が、母を貝にした

そして、私を守ろうとしなかった






食事を作ってもらった記憶は殆どなく

レトルトのカレーやカップ麺

お店のラード（チャーハン用の炒め油）を作った後の豚肉の残りばかり

夜になると哺乳瓶にコーラを入れて与えられた

小学校２年生まで哺乳瓶があった

そんな食生活であったので肥満や虫歯が進み

幼稚園や小学校での給食には殆ど手を付けられず

かなりの偏食に陥った

この頃の先生達の連絡帳を読むと

よく保健室へお腹が痛いと行っていたらしい

そして自家中毒で休むことが度々あった







傷を作って学校へ行っても

吹雪の夜中に外に放置されても

誰も父のＤＶだとは思いもしなかった

“悪いことをしたから受けたおしおき”

近所の人や学校の先生はそう捕らえていたと思う

昔の人の考え方で、子供が悪いことをしたら

親は子供に手を上げてでも叱るもの

という考え方が根付いていたからだ

『誰もわかってくれない・・・』

子供ながらに私は“諦める”ということが身についてしまった

そして、相手の様子をよく伺ってしまうようになった







小学校中学年くらいから

よく１人で祖母の家に行くようになった

２時間か４時間に１本しかない電車

突然１人で行っても、うちの親は何も言わない

祖母にしたら、孫が来たことで喜んでいたし

父のお店が忙しいから私が来るのは当然のことと思っていたと思う

祖母に、本当の事を言えなかった

言ったら祖母を泣かせてしまうことになるから

そして

祖母のうちから高校に通った方が近いからと言う理由と

祖母自身も私が祖母の家に住むことを楽しみにしていたので

高校進学と同時に家を出た

そして、この頃から大学進学のためにアルバイトでお金を貯めていた







それでもグレることもなく何とかやってこれたのは

以前の日記でも書いたのだけど

ばあちゃんの存在や

中学時代のバレーボール部の監督のお陰だった

監督はプラーグの担任でもあった

実は私、かなりの馬鹿力であったため

それをうまく生かそうと考えた監督が

１年生からレギュラーにして下さった

そこで練習につぐ練習、また練習

お陰様でかなり強いチームになっていた

ＤＶ受け続けた私にこのスパルタ練習はさほど堪えなかった

しかし、私が変な傷を作って登校したり

中学生っぽくない変な大人っぽさを不信に思った監督は

ある日の個人面談で家の事を聞いてきた

それまで、他の先生の個人面談を受けることもあったけど

ＤＶや母のことは話したことがなかった

決心して監督に正直に話した

それで父とやりあって下さったこともあった

●私が非行に走らなかったのは…●最近の教育事情●親子で感染(＞＜)●







本来ならば落ち着くはずの自宅は

学校からの登下校の時間が近づく度に嫌だった

夜にお風呂に入っていると酔ったお客が勝手に入ってくるので

いつも朝にお風呂に入っていた

１人レギュラーになった私を目障りに感じ

何かにつけて私のことを中傷する子がいた

他の子を巻き込んでみんなで私を“しかと”したり

言ってもいない先輩の悪口を私が言ったと

先輩に告げ口され、放課後呼び出されたこともあった

英語が好きだった私はアメリカ人の先生が来ると

自分の英語を試してみたくて、話しかけてみたのだけど

それを見た同級生に、『プラーグはかなり変だ！！』

とレッテルを貼られた

次第に、私は目立つことを避けるようになった








高校へ進学してから

自分でお金を稼げるようになり

自由を勝ち取った気になった

変な中傷はその同級生とは違う高校へ進学してもなお続いていた

進学校であった私の母校の生徒の殆どは

学校以外にも進学塾へ通い

勿論殆どの生徒は大学進学へのお金も家族に出して貰えた

受けたい大学が授業料の関係で受けられない

それで涙を飲んだし、周りが羨ましかった

一生懸命貯めたお金で無事に大学に進学できたけれど

父はそんな私の名前を利用し

地元の教育委員会から勝手に奨学金を借り、使い込んでいた

その返還請求書が大学卒業時に私の元に届き

私は海外である職業へ付くために貯めていたお金を

その奨学金返済に回すこととなった







こんな家庭環境や背景を同級生に話したとして

理解に苦しまれるだけだ

中学時代に受けた中傷が更に頭を過ぎる

それで同級生には自分のことを話せる友達はなかなか出来なかったし

高校生の頃、初めて好きになって、心を開いた人は

プラーグよりずっと年上の人だった

もし同級生くらいの男の子と付き合ったとしても

きっと私のことを受け切れなかったと思う

私も、自然と遠ざけていたと思う

自分自身を受け止めきれなかったのが正解かもしれない







話は現在に近づくのですが

父は７年前の１月に肝細胞癌で亡くなった

私が生まれる前に受けた胃のオペ

その時受けた輸血が原因だったのか

Ｃ型肝炎ウィルスが検出されたのは

私が高校生の頃だった

そして、Ｃ型肝炎⇒肝硬変⇒肝細胞癌　と病変し

最期は妊婦さんのようにお腹が腹水でパンパンに膨らんで

黄疸もかなり出ている状態で亡くなった

胃のオペは飲みすぎや煙草が原因

そして母は、長年の偏った食生活や運動不足等が原因で

左脳梗塞が発症して、右半身麻痺、失語症になった






今こうして母の介護をしているけれど

私の中の悪魔な心は

幼少時からＤＶを受け続けた私を助けなかった母に対して

“罰”が下ったのが今の結果ではないかと思う私が居る

父の病気も亡くなったのも父の自業自得だと思っている私も居る

だから母には

『昔できなかった子育てを、今しなさい』

とよく言って、できる範囲でかいたんのお世話をお願いしている

時々、どうして母を介護しているのか

自分が不思議で仕方がない

母が養女で可哀想な人だって思えるから？

自分が元医療人だから見るに見かねて？

実家近所の人達に、母を見捨ててひどい娘だと言われるのが嫌だったから？

それとも私の気持ちに母を許せる余裕が出来たから？

・・・結論からすると自分でもよく分からない







小さい時に受けた体の傷、そして心の傷

これらは私の中から消そうにも未だに消し去れない

私が病院で秘書を続けていられたのは

過去の経緯から自分自身を守るために

知らず知らずのうちに人の言動や行動をよく伺うようになったことが

教授や先生達にとっては、『何でもよく気がつく』とプラスに受け取られていたようだ

でも、そういった私の性格に、自ら疲れることも多かった

例えば、友達や彼が泊まりに来ても

私はみんなが寝てからじゃないと眠れない

朝はみんなより早く目が覚める

自分のことを話すより、人の話を聞いている

お仕事においても、教授の趣味や嗜好

人間関係に至るまで熟知して

常に教授が気持ちよく動けるように頑張っていた

でもそれらは裏を返せば

自分自身をよく思ってほしかった行動の表れでもあったと思う

本当は自分がしてほしいはずのことを人にしていたのかもしれない

そして、心の中では、『誰か助けてッ！！』っと小さい時から叫んでいた






かいたんが生まれ、私達親子２人っきりの生活は２年２ヶ月に及びます

でも私は“子育て”という風に強く意識はしていません

“お互いに育てあっている”といった感じ

でも、かいたんに、私が小さい頃受けたような仕打ちや思いは

させたくない

自分が自分でいることが嫌だった私

でも、かいたんには自分自身を“ぎゅっ”と抱きしめられるように

なってほしいと思います

もしここで母に対する思いを付け加えるとしたら

かいたんのお世話のお手伝いをすることで

貝になって、私を助けなかった昔の母の行為を

今こそ自ら償ってほしいという気持ちがあるのかもしれません

そして、自らの足で自らの運命を一歩一歩、歩いてほしいという

願いなのかもしれません







人が信じられなかったり、怖かったり

世間が嫌だったり、自分自身が醜く感じられて

大量の睡眠薬をアルコールで服用し、そのままお風呂に入り死のうとしたり・・・

いろいろあったけど、今こうして生きていられることが

幸せです

昔実現できなかったこと

これからどんどん現実化させていきたい、そう強く思います

天国のばあちゃん、いつまでも見守っていて下さい☆