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カテゴリ:映画
を2022年2月に日本公開された「ウエスト・サイド・ストーリー」、スティーブン・スピルバーグ監督によってリメイクされた2度目の映画版をやっと観ることができました。
![]() ずっと観たかったのですが、映画館での上映を見逃してしまい、近くのレンタルビデオ屋さんでも見つけられなくて観たい気持ちがつのっていたのですが、Amazon Prime Video で公開されているのを発見し観ることができました。 1961年に公開されたロバート・ワイズ監督の作品は、公開時にリアルタイムでは観ていないのですが、その後何度もリバイバル上映されたため、映画館で5~6回は観ています。 映像も音楽も素晴らしく一大ブームを巻き起こした作品ですが、私にとっては何故か一つも物足りない所があって、印象に残る作品ではあっても「大好き」というよりも「普通に好き」な映画でした。 もちろん、ビデオやテレビ放送を含めて10回以上は観ていますので音楽と映像の素晴らしさはくっきりと記憶に残っています。 今回のスピルバーグ版が第1作版を超えられたかどうかも関心事の一つでした。 前作はアカデミー賞を10部門で獲得した名作です、ハードルは高いですね。 さっそく、部屋の大画面モニターで鑑賞してみました。 感想は、・・・・・素晴らしい!!! ーーーでした。 上映時間は新作・旧作とも150分程度とほぼ同じ、ストーリーや設定に若干の手が加えられ、曲順も変えられていますが、旧作の雰囲気は壊すことなく違和感などない自然な流れになっていました。 しかし、前作がミュージカル独特のファンタジー表現が根底にあるのと異なり、今作はリアリズムをより押し出した演出になっていると感じました。 その演出の違いによってか、出演者一人一人の内面の感情が良く伝わってきて、映画を観ていてもそのワクワク感だったり、喜び、悲しみの感情を共有することができました。 私が旧作で感じていたもの足りなさは、ここだったのかもしれません。映画を観て、そのシチュエーションを自分の体験のように感じさせる感覚が映画鑑賞の醍醐味なのでしょうね。 さすがスピルバーグ監督! 私の予想を超えて前作を上回る作品になったのでは、と私は感じています。 この時期にこの名作をリメイクした意味は十分にあったと思います。 ![]() ウエストサイドストーリー ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray] 家で鑑賞できるので、これから私は、何回もリピート鑑賞してしまうのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.18 11:19:00
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