海外放浪経験から得たこと
海外放浪経験があります(ヨーロッパ、中央アジア、東南アジア、東・中央アフリカ、南米、メキシコ、ロシアなどを2年半ほど)。そのおかげで、世界の多様さと広さ、奥行きの深さが実感できました。日本を客観的に観ることができるようになりました。日本には日本のいいところがあり、思いいれと愛着はありますが、経済的に貧しい国、政治的に不安定な国などのニュースを観て「やはり日本はいい国だね、最高!」などと聞かされると違和感を感じてしまいます。その国の人が目の前に居たら、その人と友達だったら、とても言えない言葉だと思います。どんな国にも、いいところや魅力的な部分はあります。旅の途中泥棒に遭ったり強盗に襲われてナイフを突きつけられたり、風土病で入院し生死の境を彷徨ったこともありますが、どんなに辛いことがあっても、嫌いな国やつまらないと思った国はありません。それが世界中を実際に自分の足で歩き、実にいろんな人と出合い、話、喧嘩や口論もし、そして助けられた僕の実感です。