100年住める家・高規格住宅づくり
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欠陥住宅286
マメ知識149
スクープ!52
全286件 (286件中 1-50件目)
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大地震を体験した現地の方々はもうわかっているでしょうが、見た目で大丈夫?と思う建物はことごとく崩壊しているわけです。専門家や建築家は仲間の建築士が設計し、施工したわけですから、遠慮してなかなか本当のことを言ってくれません。しかし、やっぱり素人目に危ないものは危ないのです。柱が極端に少ない!壁が極端に少ない!屋根が瓦なんかで重そう!などなどいろいろ素人目に危ない建物には近づかないのはこれはそうしたほうがいいですよ。
August 6, 2007
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対欠陥裁判の場合は欠陥住宅の鑑定をする業者はまずみつからないと思います。リスクが高すぎますし、第一儲かりません。通常の頼み方ではまず請け負ってくれる業者はないと思います。通常、欠陥住宅の場合は建築学会の先生や大学教授に依頼することになります。その場合も当方では紹介ではなくコンサルティングになります。もともと採算など合うわけがない分野ですので。それに鑑定まで持っていく手順でも大きく戦局を左右しますし。本当に難しい問題です。これは当団体以外には営利企業ではみたことなんですけどね。そのわりには欠陥撲滅!なんて宣伝している企業が多いのが気になります。
July 30, 2007
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最近の市販の屋根の普及価格帯の性能を見ていると、10年後とのメンテナンスは必須ですね。本当は建築時に30年耐久以上の合金製にしてしまうのが一番いいのですが、どうもこの考えは一般的ではないようですね。屋根は雨漏りしますからね。特にこういう夏のかんかん照りは屋根をいためますよ。ちょっと屋根に上って、どんなものかチェックしてみてくださいね。
July 27, 2007
またまたこの私が登場している本をプレゼントしますよ!興味ある方は、私書箱までメールをくださいね!
July 26, 2007
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最近、新築時の書類のチェックをしていると、相見積もりを取った業者全部がこれはありえないだろ!というケースも多々見かけます。道路予定地なのにでかい建物を設計していたり。。。。。道路がとおったときに切り離せる設計になっていなかったり自治体がそれでも建築許可を出すならまだいいんですが、それにしてもここが道路になったら。。。。。。という説明を受けているか?というと受けていないんですよね。それで業者に問い合わせしてみると、こっちの自治体は別にそういう説明をしろとは言われていないと。。。。。。。。おいおいそういう問題じゃないでしょう!!!ダメだこりゃあですね。家を建てるって本当に大変ですね。。。。
July 22, 2007
弁護士さんも欠陥問題に関しては、さすがに建築士さんではないですから対応がわからない方が多いようですね。欠陥住宅・マンションの場合はイレギュラーですが、最初に私たちに相談をくれた方が話が早いかもしれませんね。
July 6, 2007
昨日はある現場監督さんとお食事をして歓談したのですが、あまりにひどい現場の状況はなぜ一般的に蔓延しているのか?話し合いました。みなさんそれはなんでかと思いますか?それ経営者の方針です。はじめは立派な職人さんでも企業を大きくしていくと、必ず金融機関から融資を受けるようになります。そして経営の実質的な実権はこの金融機関や税理士・公認会計士が握っていきます。もっと大きくなってきたら株主が実権を握ってきます。その方々は利益と売り上げしか見てくれません。前年並みの売り上げでは許されず、利益水準も赤字では許されません。結果どうしても利益主導型になってしまうのです。黒字出すくらいなら社員に還元したほうがいいのですが、そんなことをしたら来年の融資が受けられなくなります。結果、赤字でも無理やり黒字にしてしまうし、職人魂はどっかにいってしまうわけですね。どこの会社も結局利益主導型になってしまうのはこういうカラクリです。ですから私たちは金融機関からの債務は存在させません。
July 4, 2007
結構、住宅に関する本がたくさん出版されています。現役住宅メーカー社員の本なんか結構売れているようですね。私も読みましたが、まあ表舞台の話はよくできていますね。しかし、あなたの会社のマンション買って大変な目にあっている人いっぱい知ってますから。。。。自分の会社だけいいように書くのはどうかと思いますぞ。
June 27, 2007
現在、湿気や結露のひどい家やマンションの調査が立て続けに入っています。梅雨にむけて結構ひどい状況ですね。テレビの取材も入るようですし、詳細がきまりましたらまたご報告申し上げます。
June 18, 2007
みなさん!会社四季報を購入しましょうね!そして売り上げに社員の平均年収を人数でかけたものを引いて見ましょう!あれあれ?人件費だけでも3割以上いくはずですよね?そして会社は経費をいれたら倍ははらっているんでよね。そして建物の償却や公庫十宣伝費を加味すると、あれあれあれれれ?さて家の原価っていくらなんでしょう?あれれれれ?
June 12, 2007
みなさん!建築確認申請というのは、請負契約を結んでからでないと正式にはおりないんですよ!それなのに契約前に設計図とイメージ図が大体手渡されていますよね?うちだって渡すことありますが、そのときにはお客さんの自治体にいっててんやわんやの質問をしているわけです。しかし、大体の企業は建築士にそんなことさせたらコスト倒れです。ということは、やっぱりこの建物は建ちませんでしたってなったときは、これはしょうがないんですよ。家って怖いですよね?
June 10, 2007
私たちはテレビに出るときは、知的財産専門家で出ますので、欠陥関係は直接出演しませんが(視聴者がなんの専門家かわからなくなって混乱するため)いままで、結構な数の欠陥番組に協力してきています。テレビクルーとお話をすると、みんなあまりに恐ろしい現状に持ち家を持っていません。これは正解だと思います。賃貸物件はオーナーがリピーターである場合が多いので、欠陥率が結構低いのです。いやなら出て行けばいいだけの話しですし。これが現実です。
June 9, 2007
耐震偽装事件のコンクリートのコア抜きを見ましたが、ひどいなんてもんじゃないですね。構造計算書がどうたらより、こんなコンクリートじゃあ、検査した建築士さんも言ってましたが、ただの積み木ですよ。街中にこんなのが建っているなんてテロに近いものがありますね。コンクリートのコア抜きは全建物でやったほうがいいと思うのは私だけですかね?もう欠陥を業界ぐるみで隠している場合ではないですよね。
June 7, 2007
私はいつも思うんですが、女性の鋭い洞察力はどんなプロよりも欠陥を感じ取る力があると思います。家の欠陥は長い年月をかけて露呈するケースも多いです。しかし女性は日々の細かい洞察力の中で、ちゃんとそのような事態を感じ取っているケースが多いんですね。ここのパイプは逆勾配になっているとか?配線があらいとか?結構細かいケースに気づいてくれます。これは欠陥発見の第一歩です。第一歩を見つけたら、是非ご連絡いただきたいものです。そして、それは欠陥ではありませんなんて電話口で言う業者は、ふうんと思ってくださいね。プロはその一辺にびびびっとこなきゃおかしいですから。びびびときて調査して現時点でなにもなかったらそれはそれでいいんです。しかし、これから予想される事態はすべてお教えします。欠陥なんてそんなものです。
June 6, 2007
前からいっているとおり、欠陥住宅・マンション調査は完全な調査はできないということを念頭においてくださいね。あくまで、そのとき、その料金をかけた範囲でしか、調査はできませんよ。よく建築士さんを同行して内覧会や新築時に調査をする業者さんがいますが、あれはあくまでその調査範囲だけ、要は内装調査であって、欠陥調査ではないですよ。欠陥なんか新築時に露呈するわけありませんし、コンクリートのコア抜きや綿密な調査をしなければ欠陥かどうかなんかわかりません。注意してくださいね。よくトラブルの話を聞きますからね。
June 5, 2007
googleで欠陥住宅を検索すると1,180,000件ヒットします。そしてなんとまあ、欠陥住宅対応の会社や組織が多いことでしょう。私もこの種の団体をやっていますが欠陥住宅・マンション対応は採算があう商売では絶対にありません。これを肝に銘じてくださいね。これで株式会社ってのは私はおかしいと思いますよ。そして裁判時にこのような検査会社の名前を全く聞かないのも相当気になります。
June 4, 2007
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20070603hg01.htm管理規約はただの 決まりごと なんですけどね。ただのひとりごとです。。。。マンションも怖いですねえ。
June 3, 2007
http://www11.ocn.ne.jp/~nakata22/ひどいなんてもんじゃないですよね。これは。これが欠陥住宅裁判の現状です。
June 2, 2007
最近高層マンションや大規模マンションがいっぱい建っていますね。そしてものすごく恐ろしいのは、棟ごとにマンション管理組合が違うことが多いですね。これはのちのちの大規模修繕や欠陥問題露呈時にものすごく大きな火種を抱えていることになります。少なくとも同じ名前のマンションで共用部を共有しているマンションは管理組合はひとつにすべきです。そうでないと、法的に有効な決議ができなくなります。これものすごく恐ろしい問題です。
May 31, 2007
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070528it01.htmこれが現実ですね。
May 30, 2007
最近リフォームの現場でどっかんどっかん壁に穴開けたり窓開けたりしている光景を見ます。建物というのはそんなことしたら構造計算自体狂いますよ。まあ、家では最初から構造計算なんかやっていないほうが多いんでしょうが、設計者の経験則でちゃんと建っているわけです。最近はこのような経験則の建築士さんが少ないようです。構造体を触るようなリフォームはやめたほうが無難だと思いますよ。実際そのようなリフォームは私たちは提案しませんので、、、はい・・・・
May 29, 2007
梅雨にむけて、結露や水に関わる欠陥住宅報道の報道準備を行っています。どなたかこのような欠陥被害を世の中に公開したいと思われる方はいらっしゃいませんか?
May 27, 2007
欠陥救済の法律はどうやら品確法が核になるようですね。しかし、品確法の下で行う調停でも、あなたに欠陥の立証責任があるのを忘れずに!私が業者によく言われるのは、欠陥て何を基準に欠陥というのか?教えてくださいです。建築の技術論では欠陥の答えはでません。だって欠陥住宅防止法なんて法律はありませんからね。それでもあなたは戦えますか?私はプロだから戦えますけどね。素人じゃまず戦えないイバラの道です。家やマンションを買うときは業者吟味してくださいね。私は自分のとこ以外は怖くて買えませんけど。。。。。。。
May 26, 2007
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/07/070305_.html特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律案が国会を通過し可決しました。品確法に基づく、保険制度のようなものです。ここでポイント!品確法の派生した法律ですよ!ということは、欠陥住宅・マンションの瑕疵は相手が調停を拒めば、お約束の裁判になるというものですね。
May 25, 2007
土地つき一戸建てはこれは消費者としての地位が守られる宅建法や消費者契約法などいろいろな法律が保護されます。これに対して、家を建て替えるときや、土地を持っていて家を新築する場合などに契約する建築請負契約は大変危険な契約です。消費者として守る法律がないのです。基本的に建築請負契約は中身をよく読んでみると業者にとって都合のよいことばかりです。悪意を持った業者だと工事が完成していなくても工事代金を請求してくることもあります。一応監督官庁はあるんですが、建築請負契約だと大変に不利です。不利な契約を知らなかったで済まされないのがまた建築請負契約です。消費者としての立場が守れない契約は怖いですよ。それに一生に一度の買い物でなにかあったら大変です。これは会社の信用だけではないので、私たちは自分たち以外はチェックすることができません。
May 23, 2007
欠陥住宅・マンションの裁判経験は当団体をしのぐ会社・団体・弁護士さんはいないと思います。しかし裁判対応の調査・鑑定は結構100万円はゆうに超えるものになってしまいます。それでも建築専門家はリスクを考えると採算は合わないのです。裁判や係争時の調査・鑑定はなるべく販売主に負担してもらう方向で行きましょう。そうでないと経費だおれになってしまいますから。
May 21, 2007
もうテレビ局の方々とは、かなり深い仲になってきたのですが、なぜそれくらい親密かというと欠陥住宅・マンション問題は非常に視聴率がいいんだそうです。視聴率がいいということはそれだけ被害者も多いのですかね?今の住宅は鉄骨組んでパネルはって10年以上耐久性の無い断熱材をはっつけているだけですから、多かれ少なかれ不満があるのでしょうね。欠陥の奥は深いですよ。ちなみにハウスメーカーというものが存在するのは日本だけですから。はい。
May 15, 2007
今日の読売新聞の朝刊に、構造計算書を全国で検査したら1割り近くの建物に問題があって、衝撃を受けているという記事がのってますね。本当に1割ですか?????コンクリートのコアをコンクリートの汁(白華現象)がおきているところをコアを抜いたら、結構恐ろしいと思いますよ。建築物は巨大でいろんな要素があります。一辺倒の検査だけではまじめな建物はたちませんし、欠陥も見抜けませんよ。
May 14, 2007
いろいろなお宅に調査に行くと、換気システムが作動していない、または実質作動していないお宅が本当に多いですね。どうも換気というのは建築主はあまり重視していないような気がします。あなたの家の換気はちゃんと機能していますか?隣のタバコとか逆に吸気不足で吸い込んでしまったりしませんか?家というのは快適に住むのが家だと私たちは定義しています。私たちの施工した家の家主の感想をぜひ聞いてほしいものです。ちなみに当団体は24時間換気はスウエーデンのものを使用しています。
May 13, 2007
みなさん欠陥をつかむと、それで開き直り、債務不存在請求確認訴訟というのを起こしてくる業者がいます。要はうちの責任はこんだけしかないから納得しなさい!という裁判です。このような業者の場合は、裁判だけで戦うのではなく、その業者のことを世の中に教えてあげてください。この業者はお客様を訴える企業ですよ!とそんな企業の家って買いますかね?私だったら100%買いませんね。
May 12, 2007
ある弁護士さんとこの前はなしたのですが、どうみたって不動沈下の恐ろしいクラックがあるのに、そして裁判所も和解勧告を出しているのに、いまだにこのクラックは乾燥収縮だ!といいはる大手建設会社がいるそうです。まさに狂気の沙汰ですね。逆に言えばこれでいままで多数の人を泣き寝入りさせてきたのでしょう。ちなみにここは億ションの超高級マンションですよ。まあ、このこのようなスーパーゼネコンはマスコミなどで報道してもらって、ここの会社は危ないという消費者の洗礼を受ければいいのです。着々とその準備中です。
May 10, 2007
よく、トラックにぶつけられたり、となりで大きな建物を建てて、家にヒビがはいってしまったり、傾いたり、地割れしてしまったなんて話もよく舞い込んできます。そこで保障として補修をするのですが、正直このような作業は完璧に直せるかどうかわかりません。私たちが言えることは、言われたことに対してはベストをつくすことだけですね。すべての非破壊検査をしてすべての問題を解決するなら、対外建て直しの方が安い場合も多いですから。こんな状況なのに、こういうときには賠償金を取るのも難しいからといって少額で和解を決めてしまう弁護士さんを見ると、大丈夫かな?あとでもめるのでは?といつも思ってしまいます。
May 9, 2007
欠陥はある日突然襲ってきます。。。。そしてその欠陥の原因は他律要因がたぶんにあります。誰でも結構な確立でひっかかる可能性がある非常に恐ろしいものです。よってこの事態に遭遇したときのために以下のようなものを購入時にそろえて起きましょう。1.自分の物件の広告物全部2.モデルルームや販売時の細かな写真3.商談時の録音(なるべく録音すると断ってくださいね、断ったらおかしいというのがわかりますから)これ以外と重要ですよ。あとから手に入れようとしても手に入りませんから。
May 8, 2007
日本では結露はあたりまえ、コンクリートの乾燥収縮によるひびわれはあたりまえだそうです。一生に一度の買い物なのに、ずいぶん条件がつくんですね。しかし、そんなのCMでは告知していないし、ましては購入時のパンフレットにもそんなこと書いてありませんよね?ずいぶん失礼しちゃいますよね。こんな欠陥住宅で悩んでいらっしゃるかたはこういうふうに被害をうったえましょうね。今日は短く深いお話でした。。。。
May 7, 2007
せっかく24時間換気システムを装備しても、せっかく床暖房を装備しても、せっかくオール電化住宅を購入しても、月々の電気代やガス代が膨大な額になってしまっているので、使わなくなるという話は、どこの家でも聞く話ですね。オール電化住宅の平均の電気代が、フル装備だと7万円以上という話をよく聞きます。最初の設計時の使い方を替えると、その家の持つ意味自体違ってしまいますし、家はそのような使用方法を行うとかなり短期間で痛みだします。高機能な家を購入する場合は光熱費はどれくらいか?書面で残してもらいましょうね。ちなみにうちらの施工した家は月2万円以上の光熱費の家は存在しませんです。はい。
May 5, 2007
欠陥住宅の裁判の調査や鑑定にこれだけ立ち会うと、結構欠陥住宅やマンションの欠陥を証明するのは不可能に近いことがわかってきます。それでも裁判に勝てるのは、欠陥を追及するポイントを技術論ではないところで戦うからですね。建築物は非常にたくさんの要素や技術でできていて、原因を追究してもこれが欠陥だと断言するのは非常に難しいのです。よって、建築の欠陥調査なんてうたっているとこは、?ですね。ちゃんとこういう説明を受けているのでしょうか?気になりますね。
May 1, 2007
結露を防ぐためには、派手な熱源設備を導入しないことです。床暖房やガスコンロや灯油ファンヒーターなど、激しい熱を発するものは、温度差を生じさせますので、家は結露してしまいます。結露の先はカビですよ。ちゃんとした断熱材が機能し、しっかりした建物は暖房なんかいらないはずで、それでもあったかい方がいいという人には自然な暖房の方法を紹介しています。結露の面からいえばオール電化住宅は理想の住宅ですね。しかししっかり家を建てないと電気代が7万!10万!なんて話はよく聞きますので注意が必要ですよ。
April 30, 2007
新潟の朱鷺メッセ(関東で言う幕張メッセのようなところ)の連絡橋落下事故の考察です。http://www.inoue-ar.com/toki.pdf
April 27, 2007
私たちは結露する住宅を欠陥住宅と位置づけています。ちゃんと家を作れば、無謀な加湿でもしないかぎり結露なんか起こるわけないからです。結露は外見上だけでなく家の内部でも確実に進行します。その水がコンクリートを犯し、断熱材を腐らせカビだらけになっているなんてよく聞く話です。まあ、日本の住宅は結露は当たり前のようですから、法律的には何を文句言ってもしょうがないですけどね。私たちは結露は欠陥と断言しますよ!
April 25, 2007
欠陥調査って実は踏んだりけったりなんです。真面目にやっていたら利益なんかでるわけがありません。打ち合わせ時間は多いし、リスクはいっぱいあるし、建築士さんが全く建築と関係ないトラブルに巻き込まれてしまうケースも多々あります。(色恋?)それでも果敢に当団体が挑戦するのは、それでは欠陥を追及する組織がなくなってしまうからです。被害者の味方をする団体がなくなったらこの世の中は闇ですね。なんとかがんばります、赤字がでないくらいに。。。。そうして超高品質な家や超堅牢なコンクリート建造物を提供し普及できたらと思っています。
April 23, 2007
最近せっかく家を注文したのに、全然着工してくれないというお話もよく聞きます。予想するに、営業がなにも考えずに受注をその時期に集中させてとってしまったからと考えられます。しかし、請負契約はお互いが何をおこなっても実質いいようなあいまいな契約ですから、文句をいうのは裁判しかなくなってしまうのが実情のようです。注文で家を建てるときは、着工時期から竣工時期まで契約に明記しなければいけませんよ。またその他の行動も詳細に明記しておきましょう。それだって約束破ったら裁判が実情です。家を建てるのって大バクチだと私は思います。
April 19, 2007
最近はペットのアレルギーや皮膚疾患など病気が多いですよね。ペットは体が小さいですから、人間より敏感にシックハウスやいろいろなアレルギーに反応してしまうようです。自分の飼っているペットがアレルギー症状を起こしたら、まず住居を疑ってみてはいかがですか?判断する方法は2・3週間住居を離れさせてみることです。それで体調が回復したら、そこの住居には何かあるということです。
April 18, 2007
この前、仕事の依頼をした住宅検査会社の社員に聞くと、数多くのコンクリートのコア抜き作業を行っていますが、コンクリート強度に問題がある建物はほとんどないそうです。これは少し安心するデータですね。しかしですね、欠陥は経験上、突然露呈するのです。突然の大量の雨漏りなんてあると、一気にコンクリートの中性化や鉄筋爆裂などの現象が進みます。コンクリートの白華現象(白い汁が垂れている)とか雨漏りの形跡はなるべく多人数で監視してくださいね。本当に一瞬で欠陥と通常の状態は変わります。それが欠陥の怖さです。
April 17, 2007
2003年6月から週刊現代は9週にわたって欠陥住宅特集記事を掲載しました。その第一弾が実はヒューザーのマンションだったのです。この記事を見ると、ヒューザーは欠陥の原因をスーパーゼネコン鹿島に押し付け、鹿島相手に裁判を行ったという事実が載っています。ゼネコン相手に裁判をするなんて前代未聞の事件です。こんなことしたら、業界では大手ではないヒューザーはゼネコンから嫌われてしまったことでしょう。みなさん気づきませんか?世の中を震撼させた耐震偽装事件の原因はちゃんと大衆紙によって報道されていたのです。
April 12, 2007
よく雨漏りの原因を探してくれという依頼があるのですが、これは結構難しいんです。一戸建てだったらお金と時間をかければなんとかなるんですが、マンションや大型建築物になると、専有部や共有部の権利上の制約はあるわ、多分な要素がたくさんほぼ無限にあるので、原因の特定ができないことも多いのです。結果、直しても直しても雨漏りが続くことになります。欠陥の特定は本当に難しいのを肝に銘じてください。だから私たちは建てる方にも参入したんです。欠陥を防ぎ、直すには自分たちで建てるしかないと判断したからです。
April 11, 2007
またまた断熱材の話ですが、最近どこを調査してもやはり断熱材のない家が多いです。前から書いている通り、日本の断熱材はグラスウール系ですから10年もすれば飛散してなくなってしまうケースがほとんどなのです。お客さんはそんなバカな話あるか?と憤慨されていますが、私はカビが生えるよりマシだといつも言います。カビが断熱材に生えてしまったら、家中カビだらけになります。それよりも湿気がなく、断熱材がなくなった方が全然いい状況です。こんな家は私たちがリフォームしたらあっという間に治りますし。。。なんんていったって宇宙船で使っている金属製の断熱材を使いますから。半永久的に断熱性能は持続します。
April 10, 2007
最近は100年耐久住宅とか(私?)60年間メンテナンスフリーマンションとかすごい売り手の宣伝文句が大々的に広告されていますね。しかし、みなさん!住宅販売広告規正法なんて法律はないんですよ。明確な不動産の販売広告規制がないのですから、これであとで訴えを起こしてもコストばかりかかってのらりくらり逃げられてしまっているのが実情です。刑事事件や行政指導は深刻な実害がなければ動けません。深刻な実害が出たときは欠陥の場合は 終わり ですから、広告の宣伝文句はあまり信用しないほうが無難ですよ。時間をかけてその物件を自分自身で調査し、判断することは絶対必要です。
April 9, 2007
コメント(2)
欠陥と戦い始めて10年強、いろいろな事件に関わってきました。そのうちで悪意を持った欠陥というのはほんの1部ですね。ほとんどの欠陥は悪意がなく、結果的にできてしまったものが多いです。私はテレビの捏造問題と同じ根幹を感じます。販売経費や広告宣伝費や建設現場以外の人件費などで売価の6割近い経費がかかる現状では、現場にはお金が落ちるわけないです。結果、手を抜かなくては生きていけないのです。欠陥は本当に恐ろしいです、家やマンションを買って6・7年後からじわりとわかり始めます。そしてその兆候は購入後から起こっているんですが、わからないんですよね。大半の人が。。。。。
April 7, 2007
最近は欠陥裁判の鑑定がますます難しくなってきています。これは建築専門家の鑑定家の間で、技術論を究極に論破しても、欠陥の原因が特定できない複雑な案件が増加したからです。とことん欠陥調査をしたら、いくらうちが安いといっても莫大な調査費用になってしまいます。欠陥という技術的な問題で戦うのはコストがあいません。法律的観点を間違えると大変なことになりますよ。そしてその過ちは弁護士さんが踏んでいることが多いのも気になります。テレビドラマの白い巨塔を見てください!分野は違えどあのドラマには重要なヒントが隠されていますよ!
April 6, 2007
最近のマンションや住宅で、新築時にドアがゆがんでいるとか、窓が傷がついているとか、調査で発覚することが多いです。しかし私は、生活に支障がなければ直さないほうがいいですよと一言いつもいいます。それはなぜならば、経験上このような事態で、全交換をするとますます調子が悪くなっていくのを知っているからです。最初のまっさらな状態で、ぱちっと決める能力がないのですから、人が住んでいる状態で補修や全交換なんかうまくできるわけありません。これは悲しいですが、欠陥ではありませんから、、、、、また交換の為に、時間を割くのも大変です。建っていない新築を買うというのは本当にリスキーですよね。しかし、建物の実態がないものを買うというのはちょっとどうなのか?といつも考えています。
April 5, 2007