カテゴリ:あかがね街道
褌のこども相撲に若葉風
大間々のあかがね街道からは少し外れますが山間部に入った所に小平地区が有ります。大変風光明媚な場所で鍾乳洞なんかもあります。そこからさらに山間部に入った所に木の宮地区が有りかつてはマスの釣り堀もありました。 この木の宮地区にあるのが木の宮神社です。 この木の宮神社には棟札が残されおりそれには 大工棟梁 上州山田郡上仁田村 小金井 直七 仕手方 小倉村 今泉 政右衛門 同 上仁田村 高野 仙蔵 彫り師 當国 荻原宿 星野 甚七 越後国 三島郡出雲崎大谷深右衛門 杣 越後国 三島郡 同 五十嵐介冶良 との名前があるそうです。ここで上仁田村や小倉村とは桐生の川内町のことで小平地区とは山を一つ越した所に有り、かつては深い交流があったそうです。 一方、荻原宿はあかがね街道の花輪宿の隣りで花輪宿には高松又八郎を始祖とした彫刻集団が形成され、その中には後に上田沢に帰り彫刻工房を開き一代勢力を作った関口文治郎も修行をしてました。 この上田沢から花輪に入る所にあるのが荻原宿で花輪と共に栄えていたようです。そして星野という名前は文治郎の弟子の中にも見かけたと思いますから何らの関係があるかも知れません。 また越後の職人の名が載ってますが越後は雪深く冬の間は建築関係は仕事が出来ないのでこちらに仕事に来てそのまま居つく事も多く、関係の深い所です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|