カテゴリ:縄文文化 四
春風やこれが縄文耳飾り
「ミズ、いいかいよく聞いて、これを付けると耳が聞こえるようになって、しゃべれる様にもなると思うが、今までの千里眼とか超能力はなくなって普通の女の子に戻るんだよ。一回つけるともう後戻りできないからよく考えるんだよ。 モズ、きちんと伝えてね、あたしが神様に祈って、祈って特別に作った耳飾り、ミズに頼まれて作ったけれど何回も言うけどよく考えてね」 「大丈夫、ムラオサとも話をして、たとえ超能力だけなくなって、耳が聞こえななっても今まで通りきちんと面倒を見るから心配するなって。おいらだって、今まで通りどうなってもミズの味方でいるし、ミズが自分で決めたことでもあるし、ミズの人生はミズのものだから」 「分かった、耳たぶの孔も大きくなって丁度いい大きさになった。ヒミカ様の了解も取ったし、それではつけるよ」 これらの耳飾りは今から3千年前、縄文晩期の物で「国指定重要文化財」です。桐生の千網皆戸遺跡より発掘され、高崎の県立歴史博物館に展示されています。実は、私が縄文にのめり込んだ最初のきっかけです。今まではパンフレットで見ただけでしたがこの度展示となって漸く現物を見ることができました。写真ではその良さが十分出ません。俳句だって私の実力では素晴らしさを表すことができず、これでは「才能無し」評価でしょうね。 しばらく縄文村にご無沙汰してました。状況がよくわからない時はカテゴリーから縄文文化をクリックして適当に見てください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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