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カテゴリ:神道・神社関連
全国の神社は、天照大御神(アマテラスオオミカミ)をお祀りする伊勢の神宮を別格の御存在として、この他を氏神神社と崇敬神社の二つに大きく分けることができます。
『氏神神社』とは 自らが居住している地域の氏神様をお祀りしている神社です。 この神社の鎮座する周辺の一定地域に居住する人々を氏子(ウジコ)と称します。 元来は、文字通り氏姓を同じくする氏族の間で、自らの祖神(親神)や、氏族に縁の深い神様を氏神と称して祀ったことに由来し、この血縁的集団を氏子と呼んでいました。 また、地縁的な関係を指しては、産土神(ウブスナガミ)と産子(ウブコ)という呼称がありますが、地縁的関係についても、次第に氏神、氏子という呼び方が、混同して用いられるようになりました。 『崇敬神社』とは 上記のような地縁や血縁的な関係以外で、個人の特別な信仰等により崇敬される神社です。 こうした神社を崇敬する方を崇敬者と呼びます。 また、神社によっては、氏子を持たず崇敬会などの組織が設けられています。明治神宮など。 このように神社は大別できるわけです。 お正月、神棚に何枚も御神札を祀ってるけど何故だろうと思ったことはありませんか?それは、日本の家庭のほとんどがお祀りする天照皇大神宮の御神札と地域ごとの氏神神社(産土神社)の御神札(複数になる場合もある)、そしてそれぞれの家庭によって崇敬する神社の御神札をお祀りしているからなんです。 なんとなくでも解ってもらえたでしょうか・・・? 参考文献 『神道のいろは』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月23日 11時42分59秒
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