カテゴリ:昭憲皇太后御製
今日は、昭憲皇太后の御歌を紹介します。
日本人のあり方、生き方、教育に至るまで、今私たちが忘れかけている大切なものを、日本語という最も洗練された言葉で表現されています。 きっと御歌にふれることで心に何かしら感じていただけると思います。 慎独(ひとりをつつしむ) 人しれず思ふこころのよしあしも 照し分くらむ天地のかみ 注釈:慎独ー己れ一身をつつしみ守ること。 思ふー思う。 分くらむーみわけておられるだろう。 直訳 誰にもわからないであろうと、心の中でひそかに思うことでも、 天地の神々は、しっかりと其の善悪をば、ご存じであるにちがいありません。 解釈 昔から「独を慎む(ひとりをつつしむ)」という言葉があるように、他人が見ていようがいまいが、悪いことをしてはなりません。 神々様は、すべてを見通していらっしゃいます。 参考文献 『大御心』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月23日 11時41分46秒
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