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2016年11月22日
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テーマ:モノローグ(763)
カテゴリ:カテゴリ未分類
11月22日(火)くもり/晴れ/雨 10℃(12:30PM)

今朝は、寝室の飾り棚のガラスがガタガタする音で目が覚めた。
まさか地震だとも思わず、着替えて茶の間に行ってTV見たらびっくり
福島県沖を震源とするM7.4 震度5弱の地震。津波警報も出た。
川の水が逆流して上流に上る様は、東北大震災を彷彿とさせた。
またかと思って、暫くTVから目が離せなかった。
警戒警報は解除になったようで、あまり大きな被害にならなくて良かった。

ここ最近は、朝早く起きる必要もなくなったし
ぬくい布団の中から出たくない事もあり
比較的ゆっくりです。自然に目が覚めるのって気持ちがいいね^^


そんな朝を迎えた今日は、午前中晴れ間も見えて青空だったけど
今はもう小雨が落ちてきています。これが雪に変わるのかな?

  illust1935_thumb.gif

さて、前回の続きになりますが、苦手な方はスルーして下さいね。
重い内容の話なのに、前回の日記にコメント下さったみなさん
ありがとうございます <(_ _*)> 

今回の事は、ほんとに異例な事なので
このまま綴ってゆくと、かなり長くなりそうなので
かいつまんでお話ししたいと思います。

息子さんのご両親、つまり本家の意向に基づき
向こうの流儀での葬儀という形になりました。
一応、家族葬ということでしたが、18日に”故人を偲ぶ会””お別れ会”を施設を借りて
執り行いましたが、大学の友人の皆さんが100人位弔問に訪れたそうです。
オイラとOさんは、その日は行く事が出来ず19日の午後から二人で行ってきました。
知らせを受けてから、はじめて故人との対面が出来た訳です。

そして、埋葬当日の20日。墓地に朝7時集合。お寺さんも時間通りに来てくれました。
お経が済みお寺さんが帰られた後、早々に埋葬の為の準備にかかります。
午後1時半頃に棺が到着する予定になっていたので、それまでに埋葬する穴を掘らなくてはいけない。
田舎の墓地ですから、山の斜面にあり、国道沿いだとは言えお墓がある所までは4mもの高さ。
ブームが6段伸びるユニック、そしてミニバックホーをOさんが手配しておいた。
機械を使う事は、本家の了承を得ての事ですが前代未聞です。
ミニバックホーをユニックで吊って墓地に上げ、本家の墓石の裏側に穴を掘る事になります。
少なくとも、深さ1.5m以上、幅1m、長さが2m掘らなければ棺は収まりません。
条件が悪い中、ミニバックホーで掘り下げていきましたが、途中雨が降ってくるというし
ご先祖様のお骨も出てきたりで大変でした。それに、半分位掘ったところで機械がトラブル。
でも、何とか応急処置をして使った。穴の中に溜まった水をバケツリレーでくみ出しもした。
機械で届かなくなった所は、中に入って人の手で・・・。
こうして、何とかお昼ギリギリまで掛かって穴掘りは終わり各自お昼に。

ところが、お昼過ぎに墓地に行ってみると外国の方がいっぱい穴の周りにいたので\(◎o◎)/!
県内に滞在している同じ宗教の方のようで、情報が伝わって駆け付けたようでした。
それが、どんどん増えていくんです。オイラ達も訳が分からないから本家が来るのを待つしかない。
そうこうしている内に棺が到着。埋葬する前に儀式があるみたいで、場所を近くのパーキングに棺ごと移して30分以上やってたようです。やっと、戻ってきて棺を埋葬する事になるんですが霊柩車から降ろした棺にバンドを掛け、ユニックで吊りあげる事に。
そして、直接掘った穴に降ろす事になります。この事自体違和感があったけど、本家も向こうの方々も何も言わなかったですね。最終的に30人位の外国人の方がいたようだったけどその人達が、棺を担いで埋葬してあげたら良かったんじゃないのかなって思ったけどね。
結局、棺が穴に収まって、八割位埋めたところで向こうの宗教による埋葬の儀式が行われた。
それにも、30分以上かかったかな。埋葬の儀式には男性だけで、女性は儀式がおわってから見送るようでした。
全てが終わり、道具なんかを片付けが済んだ時はもう夕方になってしまいました。

一旦各自家に帰り、穴掘りにかかわった人達だけで俗に言う「直会」をしました。
ユニックを持って来て手伝ってくれた工務店のご夫婦、そしてミニバックホーで作業してくれた水道屋さん、そして分家であるOさんとオイラを含めた4人。工務店のご夫婦も水道屋さんも、Oさんのお声掛かりで手伝ってくれた方々です。改めて、Oさんの人望の厚みを感じましたね。

オイラが今回の事で思ったのは、いくら宗教が違えども大事な息子さんを亡くしてしまったご両親やご家族の皆さんのお気持ちを少しでも慰めてやる事が先決だったんではないかと思いました。
Oさんもオイラも、埋葬する作業の事が頭に上がってしまい、一番大事な事を忘れてしまっていたんではないかと思いました。知らせを聞いた時に、すぐにでも顔出しに行くべきだったと後悔の念が残ります。
ただ、分家としてはOさんもオイラも他の二人もやるべき事はやったと思っています。

実は、亡くなった息子さんは、同じ大学の女友達と一緒だったんです。
彼女だったのかどうかはわかりませんが、彼女は19歳で息子さんは22歳の若さでした。
親より先に逝くなんて最大の親不孝だと思うけど、運命と思うしかないですね。
今は、ただただご冥福を祈り、安らかに眠って欲しいと思います。
 
ご訪問ありがとうございました。
 
 
案山子
 
 





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Last updated  2016年11月22日 22時24分03秒
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