案山子の世界

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• ちと、寒くなったかな？

  昨日は風呂上りに扇風機をつけたが、反対に炬燵もそろそろかなって思うこのごろ・・。ロッテが優勝したとか・・・。ここ何年もプロ野球に興味を失い、むしろ大リーグのほうが日本選手も多く、活気があり見る機会が増えた。そんな訳で下記のごとくの知識である。今いえる球団は、巨人・中日・楽天・ロッテ・阪神・西武（まだあるのかな？）・・・あとは何かわからん。選手名は清原・松坂・ええ！後ででこんがな！！！落合ってまだ監督やったんや。岡田が阪神の監督って知らなかった。って具合・汗日本で、ホオジロ鮫のオスで世界最大級が引き上げられたらしい。４．８ｍ・・・う～～ん大きいのだろうか。案山子の所有している鮫の歯は２５ｍ級の鮫のもの・・・。最も化石だが・・・。現在もカルカロドン・メガロドン南洋にいるらしい・・・。何かイヤなものを羅列しよう。君の知らない所で世界は動く・・・宇和島の作家が書いたらしい。もうこのタイトルだけで嫌悪感が湧く。この人は世界のなんとかって有名な映画の作者らしい。ビデオ店で木村カエラって子の曲かかってたけど、なんというだみ声だろう。こんな曲でも買う人がいるの？どうでもいいけど。保険金の未払いが相ついでいるが、そりゃ薄利多売の保険をどんどん売ったらそうなるわな～。ア○コもクレーム満載だわな～成田空港の賠償問題で罰金を払うとか・・。支援団体さまさまだわ。

  2005.10.28

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• 平安時代・鎌倉時代などなど・・

  先月、平泉を訪れてから、藤原氏のことが気になって、小説や文献を探しては乱読している。なかでもやはり高橋克彦の「炎立つ」が一番小説としてはおもしろい。で、今日勇躍ビデオ店にＮＨＫ大河ドラマの「炎立つ」を借りようと決心して（んなたいそ～な）迷いに迷って（もう少しで、むふふなコーナに入りかけ）やっとこさたどりついてみれば、ななな～～んと、ほとんど（てか、大河のコーナーにある１００本ぐらいのビデオ全て）借られていないのに、「炎立つ」だけが２巻とも貸し出し中！！ひょっとして自分の分身が借りていったのか！って腹が立った・・。で、借りたのが「風と雲と虹と」・・・こんなのあったっけ。何となく記憶の片隅にあることはあるが・・。取りあえず、平将門の乱、純友の乱などから時代考査を進めていこう！・・ってあんた、２巻あるのに、何で1巻しか、借らへんのや？んだっておもろないこと必定・・・かもしれへんやん。

  2005.10.25

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• ホワット？好きな音楽は

  休みなのにやること（やる気）が全く湧かない。一念奮起して取り組んだ、バーデン編曲のボサノヴァもぼさぼさのままだし・・・。猫の餌が切れたのでスーパーにお買物に行かなければ・・。ラシエさんちで好きな音楽は何ってカテがあったので考えて見た。ただ種々雑多、なかなかこれが難しい。カテゴリ－ごとに５段階にして１つはむちゃ嫌いなものも１つ入れてみようっと。ジャンル１．中南米音楽２．映画音楽３．スペイン音楽４．クラシック音楽５．童謡嫌）Ｊポップ・ロック・演歌中南米音楽１．ラ・ゴロンドリーナ２．エストレリータ３．シボネィ４．ソラメンテ・ウナベス５．バイヤ・コン・ディオス他、ビギン・ザ・ビギン、アモール・アモールetc嫌）ピアソラの曲（意外ね・笑）映画音楽１．スターウォーズ（レイアのテーマ・王宮の間）２．サマー・タイム・イン・ベニス３．タラのテーマ４．キングコング５．砂の器他、シェ－ン・ジョンウィリアムスの曲etc嫌）アルマゲドン・タイタニック・千と千尋の・・スペイン音楽１．スペイン舞曲（グラナドス）２．スペイン組曲（アルベニス）３．スペイン狂詩曲（ラロ）４．恋は魔術師（ファリャ）５．レディース・オブ・スペイン嫌）パコ・デ・ルシァのフラメンコ（マニアチック・汗）クラシック音楽１．惑星（ホルスト）２．第九・歓喜の歌（ベートーベン）３．ベルガマスク組曲（ドビッシ－）４．新世界第３楽章（ドボルザーク）５．ボレロ（ラベル）嫌）シューマン、リストetc童謡１．浜辺の歌２．ブンガ・ワン・ソロ３．金髪のジェニー４．ローレライ５．みかんの花咲く丘なんか種々雑多・笑アーティスト１．デヴィッド・ラッセル（ギタリスト）２．アリシア・デ・ラロチャ（ピアニスト）３．ヨーヨーマー（チェリスト）４．五嶋みどり（バイオリニスト）５．ホセ・カレーラス（歌手）他、ルイサダ・藤原由紀乃・ザイラーデュオ・管？小坂明子？？桜井千里？？？（調律したアーテスト・笑）嫌）綾戸智恵（何か嘘っぽい、そこが魅力なんかもね・笑）楽器１．クラシックギター２．ピアノ３．チェロ４．バイオリン５．篳篥（自分が吹いてる・・・時にうるさい・笑）嫌）フォークギター・もちろんエレキ・エレクトーン・津軽三味線（蛇皮は好き）歌謡曲やＪポップ嫌いったって、たまに「川の流れのように」とか「花」とか、フォーク系も歌うし・・・あくまでも独断と偏見でね♪ショパンコンクールで日本人２人が４位入賞・・・・思えばブーニンが優勝して早何年か。その年、松山にきた時は荒削りで、煙草吸いまくる生意気な若造だったが、今や貫禄さえ感じる。フランスのルイサダが２位だったが、当時はスタインウェイ主流。今日のニュースにはヤマハが映っていた。ただ、優勝者はポーランド人。スタインウェイだった。藤原由紀乃さんはロンティボーの優勝者。パガニーニのカプリ－ス２４番は鬼気迫る演奏だった。それに輪をかけた演奏が、本家本元の五嶋みどりだったが・・。そうそう、わざわざ大阪に聞きに行ったエリオット・フィスク、カプリ－ス２４番が十八番だが、豊中ホールで演奏したバッハのシャコンヌ、ただでさえ早く弾くのが難しいのに、ノーミスで－ほぼ１．５倍の速さで弾き切ったのには驚かされた。

  2005.10.22

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• ホェアー？　マイ・フェバリット・ソング

  人それぞれに思い出の曲があるはず。たまに音楽が嫌いと軽視する人がいるが、他に楽しみがあるのだろうけど（まずお金しか認めない現実主義者かも・笑）この世に生まれた限り、自分の感性にあった曲を発見した感激を味わえないことは、じつに不幸だと思うのだが・・・。さて、マイ・フェバリット・ソング第２弾として、色々なジャンルで好きな曲の思い出など、つれづれなるままに独断偏見の世界に浸ってみようと思うよん～～♪◇座右の曲◇♪ラ・ゴロンドリーナ(メキシコ民謡）この曲を初めて知ったのは、高校の時。ロマンツァってワールドミュージックの本を毎月配布してもらっていた中に入っていた。その本はソノシート（古～）つきで、この曲は中南米曲集の中の１つだった。誰かは定かでないが、オペラ歌手が歌うそのメロディと歌詞（うる覚え・汗）は、当時の私の心の中に深く浸透していった。もう一度言うが歌詞はうる覚えだが・・・笑。後に、このメキシコ民謡の曲は、蛍の光と同じように、別れのときの曲と知った。内容は、南の国を離れて飛び立つゴロンドリーナ（つばめ）。お前は去っていくけど、我が身はどこへ行く当てもない・・・。同じような南米曲でバイア・コン・ディオスもある。◇クラシックギター曲◇♪禁じられた遊び（スペイン伝承曲）この曲を初めて映画で弾いたのは、ビセンテ・ゴメスっていう荒削りな演奏をするギタリストだ。世間ではナルシソ・イエペスだと思っているが先駆者がいた訳だ。初めてクラシックギターを手に取った時、昔はこの曲を弾く事がステータスだった。今は押尾コータローかな？ごたぶんに漏れず小生も母のウクレレで弾いていた。中学２年のとき、クラシックギターを買って、本当にこの曲をマスターしたのは（今でもなかなかどうして・・）高校一年の時だった。なにせ、長調部の指使いと来たひにゃ、あんた（失礼）小指が痙攣するぐらい広い部分があったりして、なかなかの難曲だ。そして、この曲の特長（笑）は万人が知っている為、失敗は許されない所にある。以上！◇ジャズアーティスト◇♪クリフォード・ブラウン調律の先輩がいた。彼は国立大学で土木学を学んでいる最中、トランペッタ－として巷のキャバレーでバンドマンをやっていた。そしてそれが嵩じて気がつけば調律師としての人生を歩むことになった異色の人。彼の下宿に一ヶ月居候を決め込んでいた時、バックという高級なのに、ぼろっちぃトランペット（バンドマンの楽器は得てして汚い・笑）で、せつせつとメモリー・オブ・ユーを吹いてくれた。当時、ジャズはガレスピーのようにわけのわからないものや、デキシーしかしらなかった自分にとってこの曲は青天の霹靂だった。世良譲や北村英一を生で聞いて感動したのは後のこと。そして、先輩が一番好きなトランペッタ－のレコードを貸してくれた。それが、若くしてこの世を去ったクリフォード・ブラウンだった。そのアーテキレーションの利かせ方は、先輩の演奏そのものだった。懐かしい思い出・・。◇クラシックギタリスト◇♪阿部保夫４年ほど前、一人のギタリストがひっそりとこの世を去った。彼の名は阿部保夫。クラシックギターを習う人は、ピアノのバイエルと同じようにカルカッシギター教本でレッスンするのか常だった。その編者として彼の名は有名だったが、彼が今の東京国際コンクールの前進、日本コンクールの最初の優勝者ということを知る人は少ない。（わてもだす～～知りまへんでしたわ～～すんまへん）そして彼が、アントニオ古賀、鶴岡雅義のギターの師匠だったことも・・。高校の時、隣町に阿部保夫がやって来た。どのような経路でかは忘れたが、体育館でリサイタルを開いた。観客は疎ら、そしてゴザをひいた上に座って聞いた訳だが、その人柄と演奏の確かさに感激した。特に彼が弾いたアルハンブラの思い出は終生忘れないだろう。その後、その町の市民会館で開かれたアントニオ古賀のリサイタルは立ち見席が出来るほどの盛況だった・・。ウオッ！～～思い入れが強すぎてひどく長い文章になり、疲れまひた～～。またおいおいにしょ～～っと！（おい！おい！・爆）

  2005.10.22

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• 音楽　蘇州夜曲

  少しは涼しくなったのだろうか・・・天気予報では明日も最高気温が２８度とか、体調も少し低下ぎみ、咳がまだ止まらない・・。大河「義経」とうとう平家が滅んだ。ただ、壇ノ浦の合戦で事実上は滅んだ訳だが、多くの武将が生き残っていたことは今回初めて知った。まあ、「吾妻鏡」自体が源氏側によって書かれたものなので、真偽の程は定かではないのだか。さて昨日レンタル店でＣＤを物色していて、チェン・ミンがラスト・エンペラーの曲を弾いているのがあったので早速借りてみた。題名は「Ａｓｉａｎ　Ｍｕｓｅ」その中で「蘇州夜曲」があった。歌っているのはアン・サリーっていう外国人が歌っている。「蘇州夜曲」残念ながら曲と最初の出だし、きぃみぃがぁ～♪だけしか知らなかった。検索すると映画「支那の夜」のテーマ曲とか、そして歌っているのは李香蘭、日本名はたしか山口なにがしだったっけ。このあたりのことは今の７０歳以上の人に聞かなければ・・・。何しろ、西条八十の歌詞がいい。作曲は服部良一。色々な人がカバー曲を出している。検索では平原綾香も歌ってるとか・・・。余談になるが、この人の歌う「ジュピター」聞いたときは目が点になった。別にこの人が悪いわけではないけど、あまりに交響曲のイメージが狂ってしまうので、出来ればやめて欲しい。（あくまでも自分はってことで）昔の歌はやっぱりロマンチックだな～～ってしばし感動してしまった。

  2005.10.16

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• 映画　ファンタスティックフォー

  地方祭、参加している分にはいいが、車で出かけたりして夕方帰宅などしようものなら、幹線道路がすべて太鼓台に覆い尽くされ、にっちもさっちもいかなくなる。昨年も、後５０ｍで家に到着するのに４時間待たされた・・・。そんな訳で、今年は朝から出かけて、先程帰宅。それでも途中で太鼓台に遭遇してしまった。一体何時まで運行してるんや！さて、今日も香川にぶらっと出かけた。まずヤマハミュージック高松で楽譜、及びＣＤを物色。そして銀ブラならぬ、ライオン通りブラ（何でライオン通りなのか知らないが）本屋で立ち読み。そしてお決まりの坂出瀬戸大橋公園円形劇場でギターを弾く。思えば、ここは瀬戸大橋博覧会の時、かのマリア・エステルが瀬戸大橋記念大会なる、クラシックギターコンクールに出て、３位を受賞した場所だ。いつも誰かがギターを弾いているが、アコギの連中は遠慮してど真ん中では弾く事はない。私は誰がいようと、真っ先にど真ん中に陣取る。別に誰に聞かせるわけではないのだが（聞いて欲しいのもちとあるが・笑）ここへきて、ど真ん中で弾かなくてどうする・・・すごく音響がよく、気持ちい～～～。今日も雨にもかかわらず家族連れやアベックが何人かいた。色々弾いて、最後にアルハンブラを弾き終わり、周りに目を向けると、ななな～～んと、だ～～れもいませんでしたわ、かくっ！最後に映画館へ。「ファンタスティックフォー」やったかな？題名もさだかではないけど、とりあえず時間がぴったしだったのでこれにした。おおっ、ジェシカ・アルバちゃんがいるではないか、それも大人びて・・・。ダークエンジェル以来だっぺ。あのシリーズはずーっとあきもせず見たな～～。内容ですか？はい。これもアメリカのコミックの焼きなおしかな？それにしても似たようなストーリー、アメリカ人は好みらしい。ジョーカーのような悪玉もいるし。そういえば悪玉は道化の仮面がおおい。昔、まぼろし探偵団（古～～～～～～）だったっけ、サターンの爪って仮面をかぶったおどろおどろしい悪玉がいたっけ。今日も暑かった。まあ今日は扇風機でいけるけど・・・・大阪の紅葉は１２月とか・・・、だったら四国は紅葉がないまま落葉になるかもね。

  2005.10.15

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• 映画　蝉しぐれ

  何か、ここ何年異常続きで、ほんと天変地異によって人類が滅んでもいいぐらいの暑さだ・・・って単に秋深まりつつあるのに暑いことを強調したいだけなんだけど・・・。とにかく今、クーラーガンガンつけて日記を書いている。関東も暑いんやろか？？さて、今日、文四郎に会いに行って来た。「蝉しぐれ」映画で見てきた訳だが、原作に忠実なので、この間のＮＨＫでやってたドラマと、ホントそっくり。舞台もほとんど同じようにみえた。映画だから四季おりおりの景色を期待したが、それもなにかぼやけてしまっていた。まあ、それらもろもろは、見る前から想定してたので、想定の範囲内ってとこだろう。特によかったのは幼少の頃の文四郎と福だけど、ドラマの方もよかったのでこれも想定の範囲かも・・・。それにしても映画館も暑く、大汗かいてた。多分、今の気温は３０度ちかいのかもしれない。

  2005.10.14

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• デビット・ラッセル

  デビット・ラッセルの「スパニッシュオブレジェンド」を購入。しかし、この御仁（笑）何でも来いでんな～～。ラテンしかり、１９世紀の作品しかり、もちろんしっかりバッハも弾いている。曲に悲壮さや迫力を超越したゆとりを感じ、安心して聞ける。ポンセやトローバ、テデスコがこぞってセゴビアにギター作品を書いたように、この人に超難解な曲を誰か献上しないといけないな～～。

  2005.10.10

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• 有能なドライバー潰しのＦＩＡ

  案の定だ。ＦＩＡの裁定のこと。琢磨が失格になることはわかってた。むしろ順位が低かったのがよかったかもしれない。それにしても今年ほど、彼に精神的なダメージを与えた年はないと言える。ＢＲＡに対する裁定もそうだが、レースって交通ルールを守るドライバーが優秀なの？バトルや危険行為をすると罰金なの？同一周回なら、後ろにどんなに隊列が出来ても、フロックして前へ行かさない、接触を恐れず、果敢に抜こうとする、これがレースじゃないの？少なくとも、セナプロの時代は、マンセルやルネアルヌーなどの猛者が群雄割拠していた・・。確かに、ドライバーのフェアなスポーツマンシップは必要かもしれないが、周回遅れでもないのに、さあどうぞ、では見るほうもげんなりする。近年接触が少なくなったのも、そんなつまらない行為がはびこってきたからと、すぐ出場停止、罰金が科せられることにほかならない。レースに目を向けても、おかしな給油システム、タイヤ制限により、姑息な戦略が功を奏したところが順位を上げている。実際のドライバーの頑張りがそれによって全く無になってしまう。（それにしても、ホンダの戦略はどうなってるの？過去の教訓が全く生かされていない）見た目イコール順位、タイヤ交換のスリル、激しいバトル、それがなければ何とつまらないＦ１だろう。見に行く気もしない。ライコネンの優勝にしたって、同じ北欧出身のミカの頃に比べて迫力がない。多分、来期はもっとつまらないＦ１になるだろうな。

  2005.10.09

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• 琢磨よ、風になれ！

  昨日、遅く帰宅して、ヤフーのトピックスを見ると、日本勢フロントロー独占！まさかって思ってクリックすると案の定、トヨタとホンダだった。琢磨の５位も素直に喜べない。雨による番狂わせだから・・。それにしても、フロントローにならんだバトン、彼も琢磨の僚友としてというよりも、溢れる才能が生かされていない感が強い。また、運もないような気がする。どう考えても、今のホンダにパフォーマンスの向上は望めない。むしろ衰退している。来期もホンダ・ホンダのワークスになるらしいが、飛躍的な向上は望めまい。移籍が一番だった・・。そうすれば琢磨にも道が開けたかもしれないのに・・。１１番目のチームとホンダエンジンのマッチを期待するしかない。さてさて、今日は日本グランプリ初のライヴ。今までなかったのが不思議だ。そういえば、鈴鹿で観戦した後、バスの中でレースの番組見てたっけ。さあ、ジャパニーズ旋風よ、秋の鈴鹿で吹きまくれ！！

  2005.10.09

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• 音楽？　押尾コータロー

  かねてから友達のアコギ教師に、押尾コータローの曲はいいよって聞かされていた。アコギの音自体あまり好きじゃないのだけど、いつものレコード店で彼のＣＤを買った。「シネパラ」「いつか王子様」「リベルタンゴ」等が入っていた一枚のＣＤを買った。映画の後で車の中で期待感に胸膨らませかけてみた。大抵、最近買ったＣＤには感動する曲が１つは入っているのだが、はっきりいって、このＣＤを窓から捨てたくなった。演奏は小学生レベル、編曲はド素人クラス。何でこんな人が人気あるのだろうか？？ＣＤは２００１年ものだったので、今は飛躍的によくなってるんだろうか？もし同じレベルだったら、こんな人のこんな曲聞かされる方はたまったもんじゃない。あ～～あ、無駄遣いしてしまった・・・かくっ。。

  2005.10.08

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• 映画　ステルス

  最近、触手の湧く映画もなく、今回も何か無理に選別して観た映画の感あり。さて、「ステルス」音速の迫力はあるが、今ひとつ迫力がない。ＳＦＸに慣れてきて、ちょっとやそっとで驚かなくなった。まあ、ストーリー性もなく、娯楽として見る作品かな。分けて書くが、映画の出費は惜しくないが、今回いつものレコード店で買った１枚は捨ててしまいたいぐらい駄作だったので非常に無駄遣いした感あり。ところで、ピーター・ジャクソンの「キングコンング」、１２月の公開が待ち遠しい。考えて見れば、彼の作品「ロード・オブ・ザ・リング」自分の中では評価低いが、ヒューマンよりもこういった作品の方がマッチしていると思っていたので楽しみだ。予告編を見て、彼が前作のリメイク版に不満を持っていることがわかつた。ただ、自分的には、この映画（キングコング以外で・笑）の評価は高い。ジェシカ・ラング（若い人にはジェシカといえば、ダークエンジェルスのジェシカ・アルバを指すだろうけど・・）ジェフ・ブリッジスも良かったが、なんと言ってもこの映画で感動したのは、音楽である。近年のハリウッド映画音楽でも１０指に入ると確信している。ああ、早くコングがティラノサウルスからヒロインを守るシーンが見てみたい・・。

  2005.10.08

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• おお～～～～グレイト！！！！

  とうとう、と言うか、いよいよホンダが来期フルワークスで参戦することになった。つまりＢＲＡを買収した訳だ。４０年以上前、ジョン・サーティスが活躍してた当時のＦ１カーのプラモデルを作ったが、真っ白な車体に大きい日の丸、すごいインパクトがあった。誰しもがフェラーリに憧れるのは、フェラーリ・フェラーリのポリシーを替えないからだ。エンジン車体もフェラーリって訳だ。だからホンダ・ホンダになるとパフォーマンスが飛躍的に向上するはず。琢磨よ、君に是非残って欲しかった。日本人が日本人の作ったシャーシとエンジンで活躍する。これほど溜飲を下げる行為はない。ヨーロピアンの冷たい壁を崩せたはず。残念やな～～。ただ、来期はホンダエンジンを新チームに供給するらしい。そしてそのシートを琢磨が確保する可能性があるらしい。まずはよかったと言うべきかも。ひよっとしてそのチームとホンダエンジンがマッチすれば、ワークスよりも強力になる可能性だってあるはず。がんばれ！琢磨！ん？？チンパンジーが婚約？？良く見るとチンパンでなくチノパンとやらアナウンサーらしい。世間に疎い一面がまたでてしもうた。何で登山にはくズボンのような名前なん？？誰かおせえて・・。

  2005.10.04

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• 映画　アレキサンダー

  西洋史は弱いな～～。アレキサンダー大王で思い浮かぶのは、北方マケドニアからアジア、インドまで広大な領土を支配したこと、アレキサンドリアを作った事などぐらい。のちのチンギス・ハーンと逆のパターンで領土を増やしていったが、結局は病気で死んでしまう。さて、その映画「アレキサンダー」上映中は触手が今一沸かなかったので、ビデオを昨日借りて観た。う～んなんだかな～。この映画をすばらしいという人っているのかな～。視点がぼやけっぱなしで、最後の方は倍速で観た。この映画の特長かもしれないが、ことさら男色を描いていたが、英雄に男色はつきもので、かの織田信長、上杉謙信などもその口だ。前田利家なども信長の小姓時代、愛されていた。ただ、紀元前に西洋と東方の文化交流を促進した功績は認めなければならない。当時の西洋人にとってアジアの民族は、なんと野蛮だと映ったことだろう。

  2005.10.04

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• ボサノヴァはつれづれの世界

  今日もビデオ店へ・・・。この間、衝動買いしたＣＤ「Ｒｏｍａｎｃｅ　Ｌａｔｉｎｏ　ｖｏｉ．２」の新譜（ｖｏｌ．３）があったので早速借りることにした。ラテンのスタンダードナンバーを小野リサが歌う盤。パンチはないが、味わい深い。今回は大好きな「シボネィ」があった。ラッキー！！今、くり返しくり返し聞いてる。彼女の不思議ワールドを満喫出来る。そりゃ、歌唱力では鈴木重子が何枚もうわてだろうけど、すべての分野に通じるボッサの香りでは彼女が一番だろう。ちと気だるく、外れた音程、つれづれの世界・・。ボサノヴァが好きだった彼女を思い出した。ブラジル人の知り合いもいる。でも、ポルトガル語は非常に難しい。まだ、スペイン語のほうが発音しやすいかも。そうそう、エアトン・セナもブラジルの英雄だった。そういえば琢磨、来期のシートがない。何故ホンダがもっと自国のドライバーを擁護しないのか。中嶋悟だってマクラレーンホンダに乗せていれば、いいとこ行ったかも・・。こうなれば、鈴鹿ＧＰで目に物言わせて欲しい。１３０Ｒを得意とする琢磨、頑張れ！！

  2005.10.03

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• 連鎖川柳

  さて、今日は何をするべさな～～～。４時からはコーラスのジョイント練習。公園でアジャーラの曲でも練習するか・・・。連鎖川柳（案山子命名・笑）秋の空　イワシ雲見て　スーパーへスーパーに　安いマッタケ　においなしにおいなす　コスモスの畑（はた）　翆波峰翆波峰　下界の熱気　仰ぎ見る仰ぎ見る　かもめの群れも　秋の風秋の風　渦を巻きつつ　台風に台風に　地震に津波　いと怖しいと怖し　プラネタリュウム　カビのよう（大人の科学の奴）カビのよう　食べかけのパン　期限切れ期限切れ　ブランド志向の　お姉さんお姉さん　幼少のころ　欲しかった欲しかった　ニシキヘビたち　駅にいる駅にいる　錦蛇達　捨て子なり捨て子なり　威嚇する顔　たくましいたくましい　捨て猫の親　母性愛母性愛　人間よりも　絆あり絆あり　宇和島伊達と　仙台よ仙台よ　また是非行こう　平泉平泉　藤原三代　黄金期黄金期　秀衛の愛　義経に義経の　愛した静　舞い踊る舞い踊る　白拍子に　涙する涙する　佐藤継信　屋島散る屋島散る　平家の公達　今何処今何処　安徳帝は　切山に（切山に安徳帝の墓がある？）切山に　吹く風涼し　秋の峰秋の峰　流れる雲に　風薫る風薫る　祭りの季節　すぐそこにすぐそこに　太鼓の音が　木霊する木霊する　法皇の峰　秋仕度秋仕度　場所わからん　合いものの合いものの　場所を探して　早２年早二年　荒廃の家　猫達と猫達と　泣いて笑って　過ごす日々過ごす日々　今日の明日は　ただの明日ただの明日　その明日は　ただの明日ただの明日　何もなくても　過ぎる日々過ぎる日々　思い出耽る　秋の宵秋の宵　ユニゾンで鳴く　蟋蟀よこおろぎよ　一夜のネグラ　我が家にて我が家にて　食べるすきやき　味気なし味気なし　味は濃いし　調味料調味料　昔懐かし　伯方塩伯方塩　調律の後　おみやげにおみやげに　貰った塩で　おにぎりをおにぎりを　持って出かける　大道師大道師　観客の数　いと少ないと少な　それでも奏でる　我が楽器我が楽器　六本の糸　鳴り響く鳴り響く　ラテンのリズム　サウダ－ジサウダ－ジ　何故かわからぬ　郷愁が郷愁が　我が胸の中　こみ上げる込み上げる　気持ちの果ては　ボイヤーかボイヤーか　人生の渦に　翻弄し翻弄し　辿り着くとこ　今はなし今はなし　憩いの泉　枯れ果てて枯れ果てて　行くも戻るも　我が道さわが道さ　こんな川柳　誰が見るちゃんちゃん！

  2005.10.02

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• ジャンルに捕われない生き方

  今日、久しぶりにビデオショップに行った。あまり触手の湧くビデオがなかったので、出ようとしてたら軽快なラテンナンバーの曲が流れて来た。どうも自分の心の琴線とラテンの曲はマッチするらしい。前にも書いたが、乳幼児のころから母に連れられて、ダンスホール入りびたりだった。当然、当時のダンス曲といえば、ジルバにサンバにマンボとラテンナンバーが主流、おのずと耳にも入ってくる。三つ子の魂、百までって訳だ。さて、そのラテン曲を耳を済ませて聞いていると、どこか聞いたことのあるフレーズが現れた。「オレ～オレ～♪松健何とか～～♪」そう、松健サンバの新しいバージョンだった。かくっ！そんな訳でもないのだが、ビデオショップで生まれて初めてＣＤを借りた。題名は「情熱大陸」それ自体は持っているのだが、中身は葉加瀬太郎がセレクションしたアーティストがそれぞれにジャンルを問わず演奏しているＣＤ。クラシックがあり、ジャズがあり、ラテンあり、ケルトっぽいのもあり、中国や沖縄旋律も出てくる。ちょっと一貫した風ではないのだが、ＣＤを聴いていると、何か風の流れのように、爽やかで、心が充たされる温かみを感じた。人は頑なに、１つのことを貫き通すことに人生をかける・・・・、それ自体は本当に素晴らしいことだと認識している。しかし、視野を広げて見ると、何の気なしに通り過ぎようとした事柄にも、異彩を放つオーラを感じ、喜びがこみ上げる。無駄だと思ったことも、ある時それが重要なことだと気付く・・・。自分の今まで生きてきた人生、これから歩む人生ってそんなものかも知れない。衝動の人生と命名しよう（笑）で、また、今日、衝動の世界に首を突っ込んだ。平たく言えば衝動買い（笑）「おとなの科学」買ってしまいました～～。付録がプラネタリウムやったのね。１時間半かけて製作したけど、全然使い物にならなかった。かくっ！エイトール・アジャーラの「中南米組曲」プレリュード・グアラ二ア以外はむずいな～～♪さて、明日はサブビジネス。早く寝よう・・。

  2005.09.30

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  みちのく紀行記３

  ハヤ達を　集めて遅し　蹉跌川それは、やっと来た列車で平泉を離れた時から、耳の周りで呪甦の如く繰り返されていた。「平泉に来たら、げいびきょう見ないとね・・」「そうそう、げいびきょうはいいよね・・・」ん？げいびきょうって何や？？気がつけば、一ノ関から猊鼻峡行きの列車に乗っていた。日本百景の１つらしい。３０分余りで無人の辺鄙な駅に着いた。カオス理論のように、予想のつかない行動を起すことは、案山子の本領発揮の場かもしれない。ともかく、駅からとぼとぼと歩く事数分、猊鼻峡の船着場に着いた。ほとんどが観光ツアーの一行の中、個人観光者を集めた船に乗った。東北の舟下りは、３０数年前の最上川下り以来だ。猊鼻峡舟下り岩盤に　船頭の声　澄み渡る川の流れは緩やかで、水深も浅くのどかな舟下り（行きは遡上）だったが、ハヤ（うぐい・四国名イダ）が客の投げる餌を求めて群れでついてくるのが一種異様な光景だ。秋の紅葉の季節ならすばらしいのかもしれないが、あまり変化のない景色がつづき、船頭の駄洒落が木霊する。ただ、帰りの船頭の民謡、甚句などを楽しみにしていた。が・・・・。猊鼻峡風情より　欲世に嵩じる　馬鹿親子どこの場所にも、情緒感のない輩がいるものだ。船頭の駄洒落には大笑いしてた隣の親子三代。美声で歌いだすと何の興味もないのか、もっぱらうぐいに餌をやっている。その飛沫が自分や周りの人にかかってもお構いなし。一所懸命聞いてる側で親子そろって高笑い。こんな所で注意するのも嫌なので、ずっと我慢してたが（限界点を超えていたかも）旅の風情もどこかへ行ってしまった。船頭さんがかわいそ～。はやいつまでも　三つ子の魂　繰り返す船から降り、またとぼとぼと猊鼻峡駅へ向った。そして時刻表を見て、思わず目が点になってしまった。待ち時間２時間５８分・・・・がび～～～ん。せっかく四国から東北へやって来たのに、貴重な時間を何の変哲もない無人駅で過ごさねばならないのか・・オ～マイゴ（迷子）～！そして待つこと２時間余り。突然列車が停止した。おお、これかこれか。と、なんの躊躇もせず飛び乗った列車。確か下りだよな～～。でも何か違う予感。車中の客に聞くと、何と逆方向。そうか、東京以北では下りは北へ向ってるんだった。慌てて運転手に事情を話すと。次の停車駅で降ろしてくれるとの事。本来は上り列車とのすれ違いのため乗客は降ろさないのだが、車掌の昇降ドアから降りることになった。その上りの列車こそ、本来乗るべき車両だった・・・。そういえば子供の頃からよく上りと下りを間違えて乗ってたのを、ふと思い出した。三つ子の魂のなせる性かな。とほほ・・。やっとこさで仙台へ着いたころには８時近くなっていた。午前中、平泉を２時間程観光して、午後から殆どの時間を猊鼻峡に費やした訳だ。翌日は大雨。そういえば仙台に二泊もしてるのに、地下鉄の往復だけの行動。青葉城にある伊達政宗の像だけは見ておきたいと思った。そこで仙台城跡南行きのバスに乗り込む。東北大の校舎を縫うように走るバス。雨足は益々ひどくなってきた。そして仙台城跡南に着く。雨をさえぎる物はなにもない。思いっきりずぶぬれになりかけていると、天の恵みか空車のタクシーが・・・ありがたいことに運転手さんが傘を貸してくれ、すぐ近くの正宗像で記念撮影もしてくれた。そしてすぐ仙台空港行きバスターミナルまで直行。バスとタクシーの乗車の時間を引くと、仙台での観光は２～３分だった。正宗公像東北は　遠きにあらず　物産展仙台空港から無事高松に着く。１１時１０分に仙台を経って、地元のスーパーに着いたのが１時３０分過ぎ。東北も隣町の感あり。そして、買物にスーパーへ入った途端、「まつしぃまぁぁの♪さぁよ～～ずぃいがんじぃ～」って歌が流れて来た。何とタイミングがいいのだろうと、場内を見渡すと、なななんと！東北物産展をやってるではあ～りませんかぁ。どっと疲れがでて、そそくさと家に帰り、睡眠をむさぼった次第。また行きたいみちのくの旅を夢見ながら・・・。雨の仙台空港

  2005.09.27

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  みちのく紀行記２

  義経の　凛々しき弁当　内素朴朝七時、ホテルの焼きたてパン食べ、そそくさと仙台駅へ。目指すは奥の細道「平泉」。駅で「義経弁当」なる高い駅弁を買い、東北新幹線で一路、一ノ関へ向う。車中で駅弁を開けてビックリ玉手箱！弁当箱の豪華さと反比例して、な、なんとシンプル（写真参照）。まま、いいか。味がよければと車窓を楽しみながら食べる。何か五目ずしの感あり。味も今一なり。食べ終わった後、お品書きを見て感心した。よくもまあこんなにうまく表現するものかと・・・。たとえばイクラは「中尊寺、金色堂のように光輝くイクラ」玉子焼きは「戦いに必要なたんぱく源を当時は貴重であった玉子から」などなど。そういえば、この駅弁だけは中身を見せてなかったっけ・・。義経駅弁外観義経駅弁中身平泉駅弁慶も　車の騒音　泣き所一ノ関から普通列車に乗り換えて３駅目。待望の平泉に到着。駅前でレンタルサイクルを借り、一路中尊寺へ。途中の長坂に辟易しながらも、愛馬「レンタル９号車」に鞭打ち、やっとこさで弁慶松に着く。松やお墓はそれなりに風情があるのだけれど、すぐ側に幹線道路があり、車が引っ切り無しに走ってる。これでは弁慶も静かに眠るって訳にはいかないだろうなって思った。今もなお　栄華を放つ　金の堂愛馬を陸橋の下につなぎ（お寺の指示で～す）大杉の生い茂る急な坂道をとぼとぼと歩く事１０分程で中尊寺の寺寺に到着。連休半ばのせいか、時間が早いのか、人もまばらだ。拝観料を払い、待望の「金色堂」へ。入館と同時にいきなり黄金の仏像群が目に入った。その土台は螺鈿細工で出来たりっぱなもの。藤原三代の栄華をこれでもかって見せ付けられ、威圧感に体が痺れる様だった。しばし凝視する。金色堂風雅なる　肖像の横　睨み顔金色堂の横の讃衛蔵なるところで、義経展が催されていた。大山積神社では義経や頼朝の武具、弁慶の薙刀などを拝観しているが、ここでは、かの有名な義経、弁慶の肖像画を見た。書かれたのは後年だが、その気品と迫力に圧倒され、泰衡の首桶に身震いした。芭蕉像衣川を望むわんこそば　残す御膳に　身を引かれ途中、毛越寺で平安時代そのままの庭園を見、尺八を聞き、そそくさと平泉駅へ愛馬を向けた。途中、ガイドブックに載っていた、わんこそば屋へ寄ることにした。すごく豪華な御膳だが、食し方が今一わからないので、店員さんに指南をうけた。「色々な薬味を色々に入れて食べてください」う～ん、よくわかったようなわからんような・・・。さて、食べ始めると、いと簡単。つまり色々なものをぐちゃぐちゃに混ぜて食べる・・・。結構上手い。ただ、まだ昼前だったので、義経弁当がじゃまをして、三膳残してしまった。でも満腹だ～～。毛越寺尺八名人わんこそば駅に着くと同時に電車が～～～。待ち時間はたっぷり１時間ある。計画のなさが露見。ただし、これはまだ迷走の序の口だった・・・。つづく。

  2005.09.26

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  みちのく紀行紀１

  松島や　ええ？松島や　んん？松島や連休２日前に急に思いついた旅、それが今回の「みちのくお気楽一人旅」だ。早速インターネットで検索すると、具合良く高松から仙台のＪＡＬ直行便があった。それも行きが２３日、帰り便が２５日と連休をフルに利用出来る。高松空港から１時過ぎにＪＡＬ２９３２便にてフライト。快晴とは言えないが、まずまずの天気。それにしても直行便は便利だ。わずか１時間余りで杜の都、仙台に着く。さて、空港に降り立ったものの、これといった当てもなく、ふらっと松島行きのバスに乗った。乗ると同時に名前を聞かれ料金を徴収されたので、もしや観光バスかと尋ねると、乗合だとのこと、へ～んなの。松島に着く。空港から以外と遠く、４時半発の島巡り船便にぎりぎり間に合ったが、そのため歌に名高い瑞巌寺参拝を諦めた。大小さまざまの島を縫うように、「仁王丸」は進んでいったが、絶景と言うには今ひとつの感。多分季節が悪いのか、時間帯が悪いのかなって思ったが、芭蕉の訪れた時代には、海も青々として松の木々も生き生きとしていたのだろうと推察した。さて、お気楽旅行の拠点はシティホテルで充分なので、仙台駅から地下鉄１駅の場所を予約した。思えば、仙台は学生時代に東北一周した時以来だ。でも、随分変ったでしょうってホテルの人に聞かれても、何せ訪れたのが３０年以上も前の話だから返答のしようがない。仁王丸

  2005.09.25

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  みちのく思い付き珍道中

  １１時５分に仙台を立ち、先程帰宅。時刻は２時前だった。仙台ー高松間、正味の時間は１時間１０分。高速を使わなければ自宅から高松へも到着しない時間・・・。この間から何となく義経の事が気になり（あんさん静御前でっか？）屋島へ行ったり、佐藤継信の墓参りをしたり、ちまちまと行動していた。今回の三連休も、行ったことのない福原、３０数年前下関ユースに泊まった時以来の壇ノ浦、そのどちらかへ行って見ようかなと漠然と考えていた。しかし、出来れば平泉に落ち延びてみたかった（もう弁慶の気分でんな）で、気が付けば雲の上。あっというまに仙台に着いていた。日本三景で見ていないのは松島だけだったので、とりあえず足を松島に向けた。最終便の島内一周遊覧船に乗り、あわただしく観光をすませ、仙台のシティホテルに着く。清潔な室内、モーニングでは焼きたてのパン、そして美人ぞろいのフロント（本当、制服もスチュワーデスを思わすコスチュームでした。・・・あっ、決していかがわしいところではないです）気に入ったのでここを拠点として、３日間行動することにした。翌日は、朝早く仙台を出て、一ノ関までは東北新幹線で、それから先は在来線でトコトコと義経弁当なるものを食べながら一路平泉へ。とにかく、義経のことばかり頭にあったので、平泉が岩手県だという事も知らず、前知識を殆ど持たず、まずは中尊寺を目指した。名馬ではなく、名車レンタルサイクル九号で・・。う～～ん、藤原三代の栄華を甘く見ていた。金色堂の何と豪華な事よ、安土桃山文化もこの黄金の前にはかすんでしまいそうだ。有名な義経、弁慶、藤原三代の肖像画を見たり、毛越寺で尺八の名手が奏でる曲を聞いたり、わんこそばを食ったり、ゲイ鼻峡で舟下りしたり、電車を間違えたり、ずんだ餅に舌鼓をうったり・・・・後は紀行文に書きま～～す。（松島）絶景かな弁慶の墓と名馬９号金色堂わんこそば尺八名手正宗像

  2005.09.25

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• つれづれなるままに日暮しＰＣに向かひ・・

  何か最近ばたばたしてて、気が付けば日記を書く事すら忘れていた。日々これ塞翁が馬ではないが、そろそろ人生の終焉に向って拍車がかかったのかも知れない。ロビンソン・クルーソの棲み家が発見されたとか。もっともロビンソン・クルーソは小説の人物だが、発見された場所がロビンソン・クルーソ島というから、今までわからなかったのが不思議だ。発見者は日本人とか。もし島流しにあったりしたら、今の文明にどっぷり浸かってる我々は何人生き残れるのか。サバイバルでは、生きる意志の強い者が最後まで残るのだろう。創造する事の苦手な案山子などは、まず漁や狩りを試みた後、無理だとわかり悲観して沖合いに泳ぎだすのが関の山だろうなぁ・・・。前回の「オペラ座の怪人」思い出したが、６、７年前ある小学校で金管バンドの指導をしていた時、たまたま楽譜を発見して次回の体育祭の曲に推薦したことあったっけ。あっそうそう、それとあの映画のヒロイン、どっかで見たことあったと思ったが、「ディ・アフター・トゥモロー」ででてたっけ。この日記でも早見優に似てるって書いたはず。天は二物を与えずっていうけど、役者だけではもったいない。今日は徳島方面へ行ったが、用事を済ませた後、久々にピアノ教師からうどん屋の女将に転職した（すばらしい転職！）先生の店を訪れた。店に入ると、あいその悪いおばはんが奥にいたので、先生かと思い、貫禄ついてきたなぁ～って思ってた矢先、店の外から先生が現れ、にこにこしながら「まぁ、いらっしゃい！」って歓迎してくれた。先生には言葉に表せないぐらい、色々と御世話になったが、職は変わっても、心根が変わらないのがうれしかった。さて、かけうどんの大を頼み、ひとすすり・・・・おお！味が前回より極端によいではないか。しばし歓談するが、水がおいしいうどんを作る秘訣ではないかって訪ねてきた。軟水の度合いによるのではないかって答えたが、心の中では先生のうどんに対する情熱に密かに舌を巻いていた。讃岐うどんを知らしめたきっかけは案山子だが、実戦で鍛えている先生にこれ以上言うことはないと実感。神戸ナンバーのお客が入ってきたのでさて、帰ろうとしたら、おみやげに天ぷらの詰め合わせ、徳島名産スダチ、そしてお米まで頂いてしまった。恐縮しながら心の中で、先生頑張って！と唱え帰途についた。今日は敬老の日。５人に一人が６０歳以上になった、高齢社会において敬老とは幾つぐらいからだろうと考えた。もちろんちゃんとした定義があるのだろうけど。それで思い出した事は、昔、母方の祖父に敬老の日に何か忘れたが、プレゼントした時、そんな年じゃないと母に言われた事だ。考えてみれば、早くに母が自分を産んだせいもあって、その時の祖父の年は多分５０代前半であったろう。

  2005.09.19

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• 映画　オペラ座の怪人

  あまりにも有名な音楽、ストーリーのため見そびれた映画、「オペラ座の怪人」。やっとビデオで見ることが出来た。惜しむらくは劇場で見たかった。感想は現在のセンスで作られると、ミュージカルも自然と心の中に浸透するのだと実感した。そして感想といえば映画の薀蓄をだらだらのべるよりも、Ａ・ロイド・ウェバーのすばらしい音楽に尽きる。全編すばらしい音楽でちりばめられているといっても過言ではない。

  2005.09.08

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• うんざり台風と命名

  昨年は台風の当たり年だったので、今の時期までに何回も経験させてもらったが、今年は当地では初めての台風。なのにこのしつこさはなんだ！２時過ぎから暴風雨になり、今も延々と吹いている。そしてこれから夜半にかけて本番らしい。いい加減にして欲しい。最も、奄美大島は３６時間吹いたらしい。そんな中、用事があり、町内４箇所回ってきた。行くたび行くたび、びしょびしょになりながら戸を開けた。終いには車のドアが風で開かなくて、開いた時には全身ずぶぬれになっていた。台風よ、早く去ってくで～～～～～～～～～～～重い腰を上げて、やっと先々週のピアノ発表会で録音した曲の編集にかかった。毎度、若手の先生が講師演奏をするのだけど、今回は「リベルタンゴ」だった。それを聞いてたので、ピアノ発表会にもかかわらず、おもいっきり「キースジャレット」風（笑）に調律を楽しんだ。もちろん音程はしっかりしてますよ。音色はもうギャンギャンだったけどね。やっと３分の１が終わり、今ヨーヨーマーの「リベルタンゴ」聞いてる。それにしても、ピアソラに認められただけあって、アサド兄弟の演奏は神がかりに近い。ただ、ピアソラはその上、雲上のおかた、近寄れません・・・。最も本当に鬼籍に入ってるので・・・。ギド・クレメールには長生きしてもらいたいものだ。

  2005.09.06

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• 何とか歌いきれたコーラス大会

  はぁ～～、終わったぁ～～。今回のコーラス発表会は本当に疲れたび～～。舞台へ出ることは、緊張しない自分にとって（たんなる目立ちがりや）いつも至上の喜びなのだが、それも思いっきり歌えることが条件。今回はお盆からエヘン虫に取りつかれ、歌ってる最中に発作がでたら、取り返しがつかないことになる。クララ嬢から頂いた、中国三千年の秘薬を舐め舐め本番に挑んだ。先生には、ひよっと咳が止まらなくなったら、すぐ退席しますと伝えた。すると先生曰く、そやったら後ろいく？案山子曰く、いえいえ、前で頑張りま～～す♪無事終了。気がついたら、思い切り歌ってた。今回は１６組もいて、聞いてる途中でうとうとしてしまった。それにしても、混声はいいな～～♪さて我がグリーの評価をお偉い先生に頂いた。グリーらしいところがでてて、非常にいいのだが、各パートの音色を合わせなさいとのこと。ギクッ！真ん中のまん前で思いっきり気持ちよく歌った自分ことかもかも・・・。ＨＰのゴンさん（オス猫）が急死した。何か辛く寂しい。ちびけを思い出してしまった。生あるものは必ず滅すのは常だが、無常の時は突然やってきて、最愛のものを奪い去ってしまう。競輪の選手だったいとこも、公道練習の事故で２６歳の若さで逝ってしまった。寿命や天命では割り切れない何かがある。運命は動かせないってことかも・・・。

  2005.09.04

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• イタリアＧＰ開幕

  暑い、暑い。多分気温は３４，５度あるんじゃないだろうか。じっとしてても汗が滴り落ちる。台風の影響かも・・。今日はちょっと散歩のつもりで出たんだけど、気がつけば瀬戸大橋公園の円形ドームでギター弾いてた。今日も例の人（失礼）が来て演歌を唸ってる。今日の自分のギターは、江崎秀行さん作のヤマハギター。彼のギターは辻渡の最高級モデル。さてさてどう音色が違うだろう。奇しくも表面板は２台とも杉。引き比べて見ると、音色、音量、音の伸び、全てにわたってヤマハの方が優れていた。値段は辻モデルに比べて３分の１だが、こちらは１９７９年モデル。弾き込んでることと、材質に原因があるのかもしれない。おじゃましてはいけないので早々に退散する。さて、山本左近が日本ＧＰでスポットデビューするらしい。何でもフォーミュラー日本で活躍しているとか・・・。最近のＦ１トークダウン（自分的に）でフォーミュラー日本には興味がない。Ｆ２０００、国際Ｆ３０００などの時は、Ｆ１の合い間に興味津々で見ていたものだが・・。マイケルの弟ラルフやフィジケラ、古くはイ－バンカペリなと応援したものだ。左近も島左近並の大物に変心すれば、きっとジョーダンはもとより、トヨタ系からのオフｧーがあるかもね。さて、イタリアＧＰ。イタリアはサンマリノＧＰとこのイタリアＧＰとの二本立てだ。かつて日本ＧＰも２つあったっけ・・・。随分時がたったものだ。琢磨、フリー走行４で３番手！。ただ予選が問題。各チーム、フリー走行では本番を想定してガソリンの量を多くしたりして、本当の実力がわからない。ただ、ライコネンは本物だろう。かつてイタリアＧＰはホンダが強いと定評の場所。ジョン・サーティースを駆ったホンダがＧＰ初優勝の所。当時はホンダ・ホンダ（エンジン、車体ともホンダ）スピリット溢れる時代。今のホンダはテクノロジーに頼りすぎて、スピリットが失われていると思われる。琢磨のガッツを期待しよう。

  2005.09.03

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• ビデオ　赤目四十八瀧心中未遂

  久々にビデオを借りた。まず２００１年、２００２年のＭ１グランプリ。お笑いは好きだ。特に落語のように本格的なものでなく、ほんまあほなもの（笑）が大好きである（案山子のイメージが今、ガラガラと崩壊しました。汗。）特に吉本新喜劇は京都花月に何回か足を運んだほどだ。最近亡くなった岡八郎。そしてなによりも間寛平が一番好きなんだわ～～。Ｍ１のスターでは、もう「笑い飯」に尽きる。２人でぼけまわる漫才。最高だす。今年は是非グランプリ取って貰いたい。さて「赤目四十八瀧心中未遂」なかなか、シュールでよかった。ただ、欲を言えば心中するか否かで瀧の周辺を歩き回ったシーン、もっと心の葛藤と風景がマッチしていたらと思った。ロケ地自体に問題ありと見る。男優の大西滝次郎、そんなにいいかなぁ。この芸名も（本名ならしかたないが）やめて貰いたい。理由はあえていわないでおこう。戦史に少しでも興味あるものなら、この名前は周知のこと。寺田しのぶ？なかなかのものだ。今まで藤純子と歌舞伎役者の尾上なにそれとの子にしては、随分老けた、華のない役者だと思ってたが、この作品でイメージ一新。他の作品（あるのかな？）も見てみたい。

  2005.08.29

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• 音楽発表会のありかた。

  いきなり堅いタイトルだが・・・。今まで幾多の音楽発表会に関わってきたが、今回お手伝いした先生の発表会は、その中でも一流のひとつだろう。昭和五十年代には、音楽教室全盛時代に相応しい、すごい猛者も数多くいた。もちろんヤマハ特約店の発表会も、幼児科で３日、ピアノで３日、エレクトーンで２日と３千人近い生徒をこなす大発表会は珍しくなく、音楽業界の急激な浸透を如実に表していた。それに伴い、音大出身者が数多く輩出され、個人のレスナー（音楽教師）の確立の時期であった。私が関わったレスナーで一番すごかったのは、約３００人の生徒を抱え、教え子４人を使い音楽発表会をこなしていた先生だ。その内容は特約店も真っ青という、素晴らしいものだった。特に単なるピアノ発表会のような画一的なものではなく、音楽劇あり、幼児科のようなグループアンサンブルあり、歌があったり、器楽演奏だけのものがあったり、基盤のピアノ演奏以外にも盛りだくさんで、子供の母親も率先して手伝うほど統率力のとれたものだった。それでいて、時間に押された、ヤマハ教室の発表会のような流れ作業的なものではなく、みんなが生き生きとした、すばらしい発表会に仕上がっていた。昭和六十年代に入ると、音楽復旧は益々広がり、ヤマハ音楽教室も三歳児ランドが開設され、低年齢層もターゲットの１つとして捕らえられるようになってきた。その反面、急激な楽器販売によるツケがそろそろ歪みとして現れ、楽器業界にも暗雲が垂れ込めるようになってきた。本場のヨーロッパでも、西ドイツのスタインウェイがアメリカの業者に吸収されたり、日本では三番目のシェアーを誇ったアトラス（国立大学に搬入していた）がなくなったりした。楽器が売れなくなってきて、それに平行して音楽教室の生徒も激減した。その影響をもろに受けたのが、個人の音楽教師で、生めよ増やせよの世代の音大卒業生が増える一方で、分母ばかり増えて、生徒の確保が難しい過当競争の時代に突入していった・・。そして、現在。ヤマハ特約店も生き残ったのは、販売中心の店でなく、地道に音楽教室の生徒を保持していったところだけ何とか営業している。特にエレクトーン生の募集が販売面（ピアノと違い買い替えがある）システム面（ピアノと違い、ヤマハ独自のステップアップが確立されている）に優れていて、大きな役割を占めるようになった。反面、個人の音楽教師は今も昔も、ピアノ主体でエレクトーンのようなシステム化した授業は難しく、古い体制のままのため、生徒の募集、確保双方とも困難な状況になった。音大を卒業しても仕事がない。将来の道がないわけではない。高齢者を対象とした「大人のピアノ教室」他の楽器をターゲットとした「ポピュラー教室」施設や老人ホームを職場とする「音楽療法」など、特約店の商法を個人教師が展開することも可能である。つまり学習する時代から楽しむ時代への移行がそのキーパーソンかもしれない。さて、昨日お手伝いしたレスナー。現在も６０人近い生徒を確保している。幼児もいるが、中、高校生が多い。発表会も今回２４回を迎える。私もお手伝いして１９回になるが、毎年感心することは、生徒、生徒のＯＢや親が率先して発表会を手伝っている事、それも楽しみながらである。かといって演奏はお座なりではなく、前日１日ホールを借り切ってリハーサルをやっている。そしてなによりも、音大へ行く生徒ばかりでなく、楽しみでレッスンをしている生徒の歩留まりがすごい。今回も５人の高校三年生が音楽教室を巣立つが、全員が幼児の頃からの生徒である。やはり、歩留まりがいいということは、学校の授業のように画一的ではなく、辛抱強くその生徒に即したレッスンを続けていった賜物ではないかと思う。無理せず焦らず、時間をかけて教育する、現在の学校教育や社会教育もかくあるべきかと思ってしまう。

  2005.08.28

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• ホント、今日は目が点に・・・。

  朝、ピアノの先生から電話あり。せんせ「今日リハなんやけど、頼んでいた調律師の親が亡くなったので、調律御願いしたいんやけど・・・」案山子「あの～今日仕事なんですよ～」せんせ「終わってからでいいいよん♪」案山子「えっと・・」せんせ「ほな頼んます♪♪」案山子「ほえほえほえ」電話「ガチャッ！」てな訳で徳島方面に出稼ぎに行ってきました。今、帰宅。疲れた～～。で、またまた、帰る道すがらすごい事に遭遇した。で以下の文へ・・。ちと、ソフトクリームが欲しくなり、三好郡井川町のサン○スへ入る。そして、目が点になる出来事に遭遇した次第。で以下の会話へ・・。サンク○へ入ると、誰もいない。で、店内を見渡すとスミの方に、緑の制服を着た若い女性が二人いた。こちらを見ずに話し込んでいる。案山子「あの～ソフトクリーム下さい。」女性たちは無視して話してる。案山子「ソフトクリーム、ソフトくださ～～い！」やはり無視。あっそかそか、で案山子「あっそか、君たちお客さんか、ごめんごめん」でも、レジには誰もいない・・・。で、しかたないから大きい声で案山子「誰かいませんかぁ～～！！」すると、おもむろにその二人連れの子がやって来た・・。胸には「実習生」ってバッチが・・。案山子「えっ！！君たち従業員だったの？？？？？」何も言わず、ソフトクリームを差し出す彼女Ａ。ソフトクリームを見ると２巻きぐらい乗ってるだけ。まま、それはいいでしょう。その後が、あ～～た・・・。目が点になった案山子だけど、またそぞろ日頃のおせっかい癖がでて案山子「客が来た時はイラッシャイマセと言わないといけないよん」っていったら、何とそれに対する言葉が彼女Ｂ「ちゃんと言ったよ！」と、タメ口で言われまひた。私は天地天命に誓って聞いてません・・。まま、入店してからのあまりの衝撃に、ソフトクリームのお金をそそくさと払い、よよよと店を出ました。当然、ありがとう御座いましたの言葉は、耳を済ませても聞えてきませんでした。帰る道すがら、この子達のオーナーは、今から教育大変だな～～なんて考えました。しかしぃ・・。んなことより、いくら実習生だといっても「お前らの親は、娘にどんな教育してんじゃ！○ケ！！」と、心の中で静かに唱えました。はい。

  2005.08.26

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• 音楽　コーラスとエヘン虫。

  さて、今日もコーラスの練習。う～～ん真面目ぇ。みんなが来る前に第九のレクチャーを、せんせに受けたりして神妙（実は習ってる人が一人いて、その隣で一緒に歌ってるだけ。せんせは僕を無視・・涙・・。でもせんせは僕を認めてるんだと一人納得、勘違いかもしれないかも．汗）そんでもって練習に入る。どうもお盆に調子悪かったエヘン虫が時々出て調子悪い。歌ってる最中は不思議と止まってるのだけど・・・。でも声のロングトーンはまけへんでぇ～～。ってへんなとこで意地を張ってる。肺活量四千オーバー、チューバでロングトーン２分半の案山子様をなめんなよ～～。って、ちょっとお前さん何しにいってるの・・・。で、先週知ったのやけど、九月の最初の日曜に発表会がある・・・汗。来週は音楽発表会の手伝い・・・ああ忙しい忙しい・・・。エヘン虫も撲滅せなあかんしぃ・・・。そうそう、帰りにスーパー寄ったら、また営業時間内なのに清掃業社が蛸足の様な線を、店内縦横無尽に張り巡らし、ワックス掛けをしていた。それも一言も発せず黙々と・・・不気味ぃ。前にも迷惑やな～～って思ってたが、今日は温厚な案山子もほんのちょっとだけ切れた・・・。そのちょっとは、車カゴを押して買い物をしてる訳だが、いたるとこに清掃中って小さな看板が通せんぼしていたので、通り道の３個を撥ね、その場にいた清掃員３人に、まだ閉店ちゃうでって毒舌を吐き、レジ嬢に、遅くなって来る客の身ぃにもなってぇな～～～って同調を求め、外に出てカゴをしまうとこにいた清掃員に、すべってころんですってんてんになるとこやったわ～～～ってかわいく言いまひた。こんなことしか言えへん、ホンマ気の弱い案山子でおました。ちゃんちゃん。♪

  2005.08.24

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• つれづれなるままに日暮・・・・

  硯に向ひて・・・、そういえば久しく書道にも接してないな～～。家に山ほどある書道紙も黄ばんでしまってるし・・・。昨日から久々の雨。クーラーの利きが今一なので、やっと熱帯夜から解放されるのが一番嬉しい。それにしても香川県民はひとまず胸をなでおろしているだろう。早明浦ダムとしては、まだまだ涙程度の水量なのだろうけど・・・。今日は雨の中、野暮用で松山へ行った。帰りに砥部動物園にでも寄り、かわい～～～～い、アメリカニシキヘビちゃんに会いに行きたかったけど、大街道、銀天街を闊歩してどっと疲れたのでキャンセル。夕方過ぎに帰宅して熟睡。夕刻の昼寝（笑）は、また格別なりぃ～～。義経を見て、Ｆ１トルコグランプリの放映に備えている。それにしても、琢磨、来期はどうなるんだろうか・・・。フェラーリも日本人でも乗せたら外貨を稼げるのに・・・。

  2005.08.21

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• 歴史　屋島紀行

  夏風邪も　腰の痛さに　咳が引く　案山子腰痛もようやく治まり、気がつけばお盆休みも最終日。お盆初日に一泊二日で然る所へ行ったまではよかったが、その後病みに伏せる（んなたいそうな・・でも大変でおました）日々。そういや先だって五月の連休に屋島へ行った時、あまりの人の多さに引き返したっけ。多分、大河ドラマ「義経」の影響だと思うが、さて今日はとうやろうか・・。とりあえず昼前に出発。讃岐街道をとぼとぼと進む。途中、二流のうどん店に入る。なんと、行列が出来ているではないか・・。そこの名物ざる天をあえて避け（まずいので）かけの大を注文。混雑していたのにすぐ出てきた。順番間違ったのかな・笑。それにしても、年間６００食、一度に８玉ぺろりの自分が、朝から何も食べていないのに２玉に悪戦苦闘している。胃が細くなったものだ。見渡せば　住宅街の　古戦場　案山子さて、屋島に着き有料道路を目指す。前回は上がり口から車の渋滞だったが、さすがにお盆も最終日なので空いていた。ただ、前回の大河の影響か「安徳天皇社」に先にお参りする人が多い。とりあえず「屋島寺」に着く。途中、源平屏風絵が新設され、観光旅行の人達が食い入るように見ている。そんな中で若い女性たちの会話。那須の与一の絵屏風を見て、「あっこれこの間、テレビでしてたやつや」「そうそう、この女性義経の妹や」「この人、那須の与一ゆうんや」・・・。義経の妹はテレビの脚色だということがわからないにしても、那須の与一は認知度１００％だと思っていたので、ある意味ショック・笑思いより　かなり小型の　ピラルク－　案山子久々の水族館。前回は１０年近く前、彼女？と来たがアシカショーやマナティなど新イベントが追加されている。毎回のお目当てはアマゾンの雄、ピラルク－。最大４～５ｍにもなる、淡水魚最大の魚。ただ、今回確認したのだが、２．５ｍぐらいの奴が一番大きい。それでも迫力満点。おもしろかったのは、腹を出してだらしなく寝ていたカワウソ。自然界で腹など出していたらそれこそ死活問題なのだが、ここのはリラックスしている。うちのミーちゃんと同じだ。無念なり 思い馳せるは　平泉　案山子今回最大の目的、佐藤継信のお墓に行く。牟礼駅をへだてた、辺鄙な所にあった。誰もいない。墓標には継信ではなく、次信と銘記されていた。案外これが本当の字かもしれない。「義経」の身代わりとして戦死したかどうかは疑わしいが、忠臣には間違いない。「よくぞ義経公を守ってくれました」と手を合わす。さて、明日からまた平常の生活に戻る訳だが、とにかく暑い。東北で大地震が勃発している。今後何かとてつもない転変地異が起こりそうな予感がする。

  2005.08.16

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• 終戦　戦後生まれの社会

  腰痛で２日寝たきり（図書館で借りた本読みきり・笑）だったので、こんな時間に元気に日記書いてる。（笑）昔は遠くなりにけり・・戦後６０年を迎えようとしている。確実に戦争の語り部される人が減っている。そして、我々一般市民はもとより、自衛隊幕僚もすべて戦後生まれになった。おのずと、戦争に対する危機感、というか罪悪感（戦争を罪となすなら）が薄れている。自衛隊を軍隊と定義する法案も進んでいる。原子爆弾を唯一受けた国。そして非核三原則が誕生した。しかし、世界的に見れば（特に番人としてのアメリカ等）核は核による抑制でしか通用しない。核廃棄、もしくは核武装の禁止、言うは容易いが、世の中に戦争がなくならない限り、兵器の開発、所有は必然となる。人類は滅ぶまで戦争をやめることはないだろう・・。沖縄戦。終戦間際に起こった悲惨な戦いとしては、原子爆弾以上に匹敵するかもしれない。アメリカの信託統治からの復帰の年、美しい沖縄の海岸で老人と話したことが思い起こされる。彼の村は空襲で殆ど壊滅。逃げ延びた人も洞窟で自決。その時、日本軍は何もしてくれなかった・・・と。アメリカ軍より日本軍を恨む・・・と。先だって「亡国のイージス」を観てきたが、イラク、サマワに駐屯する自衛隊に問い掛けられているように、防衛のための火器使用では遅く、攻撃こそ防衛のすべてであるといった風潮が高まりつつある。そして、それには自衛隊を軍隊として変換することが肝要だと・・。確かに、軍国主義の時代に逆行しているといった意見は多い。自分は右でも左でもないし、戦争はあってはならないと思っている。だが、考えて欲しいことは、今の日本国は安保条約の庇護のもとの平和であって、実際、極東のイージス（盾）としての役割をいやがうえにでも担っている。はっきりいって、もし戦争が勃発すると真っ先に捨石として攻撃を受けると想像する。そんな状態になれば日本の国民はどう対処すればいいのだろうか。それこそ亡国を指を咥えて待ってるしかない・・。安保条約を結んでいる限り、武装によって防衛、もしくは軍隊の強化を繰り返すしかないだろう。そしてアメリカと離反するのなら、もっと自己防衛のための軍備拡大が必要だろう。戦後６０年、先人の犠牲の下に平和主義、主義者が溢れる日本。そのつけがそろそろ来ているのかもしれない。亡国にイージスはない。

  2005.08.15

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• 腰痛　最悪のお盆

  昨日朝、猫達にヒラメのアラを炊いて、いつもならなにかの器に移してやるのだが、器がなく猫専用のナベを掴み直接えさ箱にやってると、腰痛が・・・だんだんひどくなってきたが、熱いので置くわけにいかず、気が付いた時にはぎっくり腰に・・・。中腰だったからよけい酷くなり、現在も座っても痛いし、立っても痛いし、寝ても・・・・トホホ・・・。１１，１２と一泊二日で小旅行はしたものの、ちと行きたいとこがあったのでキャンセル。明日、明後日でよくならなければ仕事復帰もままならない・・・。ギックリ腰は５年ぶり。ああ痛い痛い・涙

  2005.08.14

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• 映画　亡国のイージス

  亡国のイージス、観てきた。なかなかまとまった映画だが、原作がしっかりしているからだろう。俳優陣も寺尾聡、中井貴一、真田広之と最高の布陣。戦国自衛隊のように、軽い俳優、中途半端な自衛隊の協力ではなく、イージス艦をうまく使い、ＳＦＸに全面的に頼る事もなくリアルタイム感が良く出ていた。最後のシーンはやはり日本的に仕上がっていて、ああやっぱりと万人が納得する内容。これはいたしかたないか（笑）ただ違和感があったのは原田美枝子が最後に出てくること。物語には脈絡があっても、なんの脈絡もない俳優が突然出てきて興ざめ。さて、現在わが国、わが国民は亡国の中にいるのだろうか。あまりにもテーマが大きく、何から話していいやら迷ってしまうが、憲法第九条は本当に自国の都合のよい条文になっている。平たく言えば、私たちは戦争をしました。そして負けました。それにより多くの教訓を受けました。戦争は人々の殺し合い、国が滅んでしまいます。だから私たちはこれから戦争を放棄して平和路線1本でやっていこうと思います。そうなるだろう。イラク、サマワの自衛隊も然り、わが国がもし侵略行為や、攻撃を受けた場合、あくまでも自衛の手段をつらぬこうとするのだろうか。武器をすべて放棄しているのならともかく、自衛隊という軍隊を持ってることは、自国民はともかく、周辺国は武装国家として捕らえていることは間違いない。自衛隊を軍隊と位置付ける法案が通過することも間近に迫っている。亡国・・・、我々は国を憂える事を忘れてしまったのだろうか。国家はともかく、家族や友人、愛する人を守るすべを忘れてしまったのだろうか。戦後６０年になり風化した戦争時代。平和の中で生まれ育った国民が大半。しかし、その根底には先人の、また祖先の犠牲の下に今の平和があることを忘れてはならない。

  2005.08.13

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• 釣り　悠久の渓谷今年もまた・・

  渓流の解禁期間はあっというまに過ぎていく・・・今年もまた自分の出番はないことだろう。あと一ヶ月あまりで禁漁。渓流の女王アメゴ（アマゴ）。我がオービスロッドとのタイトラインははるか昔。そのしなやかな肢体に似合わない強い引きが待っている。今の季節はローヤルコーチマンのパラシュート１本で事足りる。フックは常に＃１４。銅山川水系ではダブルテーパーラインで充分。木々の合い間をぬってサイドキャスト。源流ではタワーキャストもままならないのでループを繰り返す。ヒットの場所をあらかじめ想定する力が必要。時に、意外な場所でのヒット。合わせは素早く慎重に。ビシッっと決まれば上あごにバッチリかかる。ラインの弛みを取り、後はタイトラインでやり取りする。ハーディのリールを少しだけ鳴らす奴。キラキラ光る魚体。そしてその朱色の斑点。オレンジ色の尾。薄いバールマーク。まさに自然がなしえた奇蹟の魚。手を水につけ、そっとリリース。怒ったように体をくねらせ渓流に戻るアメゴほっと一息。見上げる空に日が登り、一筋の汗がホホを伝う・・・。なんて、空想の世界でしか釣りを出来なくなって久しい。体力もだんだん消耗していく中、来年こそはと誓う・・今年行ったら？ソダソダ♪

  2005.08.11

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• もし僕が日本史のせんせ～だったら・・。

  「卑弥呼も地頭も万葉集も、みんな忘れてしまったけれど、名もない民ほど強かった。その言葉だけは忘れない♪」中村雅俊のマイナー曲だが、何故かこのフレーズだけは忘れない♪さて、自分がもしがっこのせんせ～になるとしたら、美術のせんせ～は楽そ～やし、音楽のせんせ～は適任かもしれへんけど・・・やっぱり日本史のせんせ～がいちばん楽しそう♪２３９年（卑弥呼・・）３９１年（任那日本政府・・）５５２・５３８年（仏教伝来）６４５年（大化の改新）７０１年（大宝律令）７１０年（平城京）７２３年（三ぜい一身の法）７４３年（墾田永大私有令）７９４年（平安京）・・・・けっこう年表覚えてる・嬉・・でもそれがなんだと思ってしまう。さて、自分がもし日本史の授業をするとしたら・・・卑弥呼の時代では魏志倭人伝のことより、三国志の悪玉魏の「曹操」は実は蜀の劉備元徳より、どれほどすぐれた人物であったかを、桃園の義で劉備と固く結ばれた関羽将軍が何故、曹操の家来になったかのいきさつを話し、今の三国志演義は判官贔屓で書かれていると教えたい。江波教授の騎馬民族説を伝えたい。それが異端の事柄でも・・。古墳時代の前には武具や馬に纏わるものが出土しなかったが、古墳時代を経てそれが日本に現れたことは、まぎれもなくその時代、大陸から騎馬民族が日本を蹂躙したといえる。そして分断された日本民族は北と南に別れていった。その証拠にアイヌの人と沖縄の人のホリの深い顔立ちに共通点が見出される。義経の一の谷、屋島、壇ノ浦の戦いよりも、何故、頼朝の勘気を受けてしまったか。原因は本当に勝手な官位、三種の神器を欠いたことなのか。弁慶のような僧兵は本当にいたのか、平泉で本当に義経は自害したのか、チンギスハーンとの関係は・・などなど興味深い事柄は無数にある信長、秀吉、家康よりも、斎藤道三、北条早雲、松永弾丞のように妖しい戦国武将に光を当ててみたい。そして、な鳴かぬなら殺せほととぎすの由来で誤った解釈をされている信長は本当はがまんの人だったことを、登用した人物を我慢強く使ったいきさつを教えたい。関が原の戦い、本当は義によって立ち上がった石田三成のほうが有利だったが、彼の人望のなさが毛利勢や他の秀吉恩顧の武将たちを動かせなかった事、彼と大谷刑部の友情、本当はしずがだけ七人槍は石田三成も入っていて九人槍が正しいとか・・・八代将軍吉宗よりも尾張宗春にスポットをあて、婆沙な人生に賛美を唱えたい。また最後の将軍慶喜は大政奉還よりも趣味の人だったことを伝えたい。坂本龍馬は薩長同盟、大政奉還を促進したことよりも、おりょうとの日本初の新婚旅行に指宿まで行った事、陸援隊の中岡慎太郎、腹を三本線に切った武市半平太などに光を当てたい。連合艦隊司令長官、山本五十六はアメリカナイズされていた。そして無類の博打好きだったこと。大鑑巨砲よりも航空戦にぶがあることを最初に知らし召したのは日本軍であった。太平洋戦争緒戦のマレー沖海戦で飛行機によってイギリスの誇る「プリンスオブウェールズ」「レパルス」を葬った。などなど・・・。

  2005.08.09

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• 猛暑　とにかく暑いんじゃ～！！！

  最近、なんちゅう暑さじゃ！クーラーを１６度に設定して扇風機を最大に回して寝ていて、寝汗をかいている。昨日、冷房でなく除湿にしてたことに気が付いた。いつから・・・・わからん。汗とにかく、希望としては南氷洋にでも投げ捨てて欲しい。もしくは冷凍庫で氷結したい・・・。猫舌だから暑さに弱いんじゃ？寒いのやったらどんなん寒くても耐えれるんやけど・・・。自慢じゃないけど、生まれてこの方、毛布を敷いたことあらへんで～～。んでも今は夏、暑い熱い暑い厚い篤い暑い・・・・

  2005.08.04

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  猫　みーちゃん、ちーちゃん

  クーラーの涼しさ求め部屋に来てやんちゃ猫かわいさ余ってバトルかなチビタくん「姉ちゃん大好き～、仲良くしょにゃ～」みーちゃん「おお、かわゆいの～」チビタくん「みーお姉たまぁ～～」みーちゃん「あいよ！ん？？イタｧ！なんやなんや？」みーちゃん「おお、おお、かわゆいおとうとよのぉ～～」チビタくん「ほえぇ～～、おねえたま、やめてくんろぉ～～！」チビタくん「化け猫になってやるぅ！！」みーちゃん「ほぇ～～～、こえぇぇぇ！」みーちゃん「ふぅっ、もうやっとられんわぁ～！」

  2005.07.31

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• 将棋　女流棋士

  久しぶりに、ＮＨＫ将棋講座を見てる。おっ、ＮＨＫ杯に清水市代女流がでてる。う～ん、なんちゅ～髪型だ。昔は清楚なイメージがあり、中井広恵女流より華があったのだが・・・。私的には矢内里絵子が好きだけど。（ミーハ－まるだし・笑）女流はともかく、最近はアマチュアとプロ棋士の差、プロ高段者と奨励会の差も縮まっている。そして、奨励会を年齢制限のため、泣く泣く退会した人の中でも、充分プロとしてやっていける人が何人かいる。そんな中、今回、アマチュアの名前忘れたが、何某って人が特例として、プロ棋士６人にプロ棋士の資格をかけて挑戦している。今までもプロ棋戦の竜王戦など、アマのタイトル保持者でも対局できる門戸を開けたものがあったけど、アマがプロになれる機会はほとんどなかった。東海の鬼といわれた、故花村九段のように賭け将棋をしてた人がプロになることは特別だが、今回のように、プロの門戸を公に公示したのは同じく賭け将棋で一斉を風靡した、小池重明以来だ。重明ははちゃめちゃな人物やったけど、今回の人は奨励会経験者。多分、プロ棋士になれるだろう。がんばれ！

  2005.07.31

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• 科学　遺伝子操作

  今日スーパーで、何とも形容しがたいものを見かけた。アマゴ、私の地方ではアメゴというが、関東の人は一般的にヤマメのほうが通りがいいだろう。一昔前は長良川水系を境にアマゴとヤマメは分れていた。それが今は人的操作により、四国にヤマメはもとより、岩魚が生息している地域が出現している。ブラックバスの繁殖が悪しきことなら、このように本来いない種がいることは、生態系の破壊にはならないのだろうか。本題から逸れてしまったが、四国の源流ではアマゴの種が繁殖することは稀である。だから、毎年養殖されたアマゴを漁協が放流して、殆どその年に釣り人によって釣られてしまう。そしてその稀な天然繁殖魚は、アマゴ独特の赤い斑点も多く色もはっきりしている。尾びれはオレンジ色が強く出ていて、それはそれは美しい。蛇足だが、年を越したアマゴは尺オーバーのギンケになる。で、そのスーパーのアマゴ。斑点は真っ赤な極彩色、体側にも赤い筋があり、そのどくどくしい姿は清楚な川の女王アメゴとは程遠い。遺伝子操作して誕生した魚としか思えない。まあそれはないにしても、購買意欲を促進するために着色したことは間違いないだろう。ふと、夜店のオレンジ色のひよこを想像してしまった。

  2005.07.30

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• 科学　スペースシャトルのリスク

  世の中、リスクのない挑戦はありえない。リスクを減らす努力は必要だが、過度にそれを０に近づけるとなると、もう挑戦の意味がなくなってしまう。スペースシャトル、今後の打ち上げは難しいだろう。米国の威信をかけた今回の打ち上げ、あろうことか、前回の再現の様な出来事が待っていた。満を持して計画した打ち上げも、蓋を開けてみるとお粗末なくり返し。おまけにコメントとして、我々は間違っていたなどと述べている。アポロ計画のころは、月へ行くといったフロンティア精神に満ち満ちていた。ケネディ大統領のもと、国家の威信をかけた戦い、挑戦。リスクは限りなく無限大に近づいていたのではないだろうか。もし、今のようにリスクを０に近づける事が義務付けられるなら、最初からこの無謀な計画は存在しなかっただろう。結局、科学の進歩は本当は科学の後退と言えるかもしれない。誰も見切り発進は望まないし、事故に対しての期待はないだろう。ただ、ここまで慎重に論じられているプロジェクトなら、もう自国でやらず、他の国に託すしかないと判断する。保守的な科学者の前に真の前進はない。それにしても、同じような失敗を今回繰り返したことは驚きに値する。コロンビア号の悲劇以来、ＮＡＳＡは何をしていたのだろう。多分、国家予算を湯水のように使って見当違いのことをやっていたのだろう。記者会見の時出ていた関係者の二重になった顎を見ていると、その予算は高級ステーキなどに消えたのではないかと憶測していまう（笑）

  2005.07.29

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• 映画　アイランド

  「アイランド」を見てきた。一言でいって、よく出来たアクション映画だ。マイケル・ベイ作品の中では一番よい、というか「アルマゲドン」「パールハーバー」が悪すぎた。この２作品は、大げさでも何でもなく、我が人生で見た映画作品の中でワースト３に入る。ワースト１はゴジラの「南海の大決戦」（笑）予告編を見る限り、恐怖映画を予想していたが、全編に繰り返されるアクションが、作品のストーリーをも凌駕して、息もつけない２時間だった。トム・クルーズ主演の「ミッションインポッシブル２」のカーアクションを見た時、今までで最高だと思ったが、この作品はいともたやすくそれを追い越している。ＳＦＸの発展は確実にスタントマンをリストラすることだろう。さて、ユアン・マクレガ－。初主演だが、アクションもこなせるクレバーな俳優として今後の活躍に期待したい。女優の何とかスカーレット。マイケル・ベイ監督はこういった女優好みなのだろう。自分的には唇だけ目立つ、身も華もない俳優に映るのだか・・。今夏の話題作、「アイランド」を最後に５編見た訳だが、独断と偏見で採点してみよう。☆２５点満点　第１位（２２点）♪宇宙戦争♪ＳＦＸ５・ストーリー４・アクション３・ロマン３・俳優３・満足度４第２位（２１点）♪スターウォーズ・エピソード３♪ＳＦＸ５・ストーリー３・アクション４・ロマン３・俳優４・満足度２第３位（２０点）♪アイランド♪ＳＦＸ５・ストーリー２・アクション５・ロマン２・俳優２・満足度４第４位（１７点）♪バットマン・ビギンズＳＦＸ２・ストーリー４・アクション３・ロマン２・俳優２・満足度３第５位（　８点）♪戦国自衛隊♪ＳＦＸ１・ストーリー２・アクション２・ロマン１・俳優１・満足度１

  2005.07.24

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  愛猫　三代のみーこ様

  ♪初代みーこ様（享年１５歳？）私が生まれる前からいた猫。ジャパニーズ・ボブテールそのものの容姿。まさに三毛猫と呼ぶに相応しい猫。しかし、竈の灰の中が好きなため、いつも薄汚れてた。小学四年の冬の寒い夜、階段を上ってて動作が止まり、パタッと倒れる。私の布団の中で朝、冷たい骸になっていた。段ボールにお饅頭２個とともに入れ、瀬戸内の海に水葬した。学校を１日休んだ。♪二代目みーこ様（享年１３歳）中学２年の麗らかな春の日、技術家庭室の外で鳴いていた。机の中に入れて授業を受けたが、せんせに注意され、用務員さんに渡す。放課後、用務員さんに貰いうけに行ったが、すでに捨てたとの事。気落ちして帰路についたが、道すがら振り向くと、私の後からトコトコとついてきた。毎年、子供を２回仏壇の中で生んだ。多いときは７匹飼ってたが、彼女以外は家に定着しなかった。晩年、少しボレたので獣医に見せに行った時、治療が終り、突然逃走。一度は諦めたが、次の朝家から２キロ先の駐車場の車の上で呑気に寝ているところを発見。無事身柄を確保する。彼女との別れは悲惨だった。大学、社会人と離れ離れの生活が続いたが、２６歳の時、友の結婚式を明日に控え帰郷していた。祝辞を頼まれ、車で暗記しながら町内を回って帰宅寸前、目の前の道路を近くの猫が飛び出してきた。そして続いて我が愛猫もそれに続いた。近くの猫は間一髪助かったが、みーこは対向車に轢かれてしまった。遺体は内蔵損傷だったのできれいだった。運命の悪戯か、彼女の最後を看取る事ができたのは幸せだったかもしれない。彼女とともに鯛を箱に積め、銅山川の源流に葬った。♪三代目みーこ様（通称みーちゃん１歳）さて、この三代目、いつまで一緒に暮らしてくれるのかな。

  2005.07.23

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• 勇姿　暁の戦士○モを屠る

  今日、とうとう僕は戦士になった。マサイ族より勇気があり、諸葛孔明よりも知力に富み、ダースベーダ－よりも惨忍で、釈迦よりも慈悲深い・・・・。その名は、案山子だす！全ては見えなかった。しかし・・・・、推定３ｍはあったろうか・・・実際は６ｃｍぐらいかな・汗。でも確かに僕にはゴジラよりも大きく、大魔人よりもおぞましく見えた。そのク○。この二文字を書くのも恐ろしい、○モを見た瞬間、寒気が全身を覆い、軽い瘧（おこり）がくりかえし襲ってきた。昔なら、確実に嫁の尻を足で押し、その場所まで誘導したはず・・・。しかし・・・・。しかし、今は二匹の戦士が、趙飛・関羽のように鎮座ましましているだけだ。そしてこの二匹に、そのあれが見つけられでもしたひにゃ、あ～～た、恐ろしい結末が待っているだけ・・・・悪鬼の如く咥えて走り出すだろう・・・・。とにかくやらねば・・・・だれが？お前がだろうが！頭がパニックになってる中、冷静に判断して（そこにガムテープあっただけだわさ）ガムテープを丸めて床拭き棒（名前なんやったっけ？）の端に引っ付けた。そこからは夢でも見てるのか、気が付いたら一発でガムテープじゃなく、棒でク○怪獣を潰してた・・・・・。「うぎゃ～～～！」「うぇ～～～～！」断末の声を上げた案山子は（ク○じゃないんかい！）勝利の余韻に浸ることもせず、この残骸をどうすべきか思案にくれた・・・。隣町の弟を呼ぼうか・・・。「ええい、ままよ！」その辺りにあった大事な（と思うが）書類とともに、その残骸を体を背けてすくい、ゴミ袋に入れた。鳥肌、鮫肌・・・・。誰が言ったかク○は益虫とか、朝○モは殺すなとか・・・ク○が益虫だったら、♪鎌首もたげてる毒蛇も♪レジがつかえてるのに無駄話してるおばはんも♪４品も注文してるのに、「ご注文は以上でよろしいですか？」って言ってるウエイトレスも♪洗濯物の上でゲロはくミーも♪仏壇の布団にお漏らしするチーもみ～～～んな益虫だわさ！！！！

  2005.07.21

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• 大河　頼朝の一所懸命

  一所懸命という言葉がある。物事を一生懸命やるとか、一生懸命汗をかくとか、必死でなにかを成し遂げることを言うわけだが、一所懸命と同格である。一所懸命、これが武家社会の目指した道、すなわち武士の武士たる所以という事は、あまり知られていないし、意識されていない。豪族の時代から、土地を巡る騒動が絶えなかったが、その土地の農民が安堵して暮らせる為に自衛団が生まれ、それがもののふ、つまり武士の始まりだ。さて、源頼朝、今回の大河ドラマで木曽義仲の息子の首を撥ねた時、抗議する義経に一族の結束よりも、国を治めるためには、梶原景時や北条家のように、もと平家方の者たちでも、重鎮に登用することにしくはないと言っている。この事は戦国時代、有能な者はたとえ敵方でもどんどん登用していることでわかるように信長、秀吉、家康との流れの中にも生かされている。蛇足ながら中国、特に漢民族にいたっては１００万だろうが２００万だろうが、征服した民族は根絶やしにしている。日本は単一民族だからかもしれないが・・。ところで、この一所懸命という、武士の命の源を根底から破壊した歴史上の人物がいる。それは信長だ。彼は奪い取った土地を最初は配下の家臣に惜しげもなく与えたが、家康ですら三河から駿河に国替えを強要したように、家臣達を平気で国替えさせた。そして安土に家臣を集めた時も、国にいる嫁や子供を安土で住まわしている。これは明智光秀の謀反の原因の一部だとも言われている。戦争の褒美として、従来は土地を与えることが普通だが、信長はその代わりに茶器を与えた。茶器１つが一国に値した訳だ。家臣としては、自国でのんびりとするわけにはいかず、たえず緊張を強いられていた。独裁者の独裁者たる所以かもしれないが、斬新で柔軟な思想を持っていた信長が、狂喜の間で晩年、魔王といわれたことは、権力が人物を狂わせる見本かもしれない。話はそれたが、大河ドラマなかなか上手くできてる。それにしても、中井貴一の演技にはほれぼれするわ～～。

  2005.07.17

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• 

  ちびけとチビタ

  ちびけがこの世を去って二年が経った。今は二匹の僚友が現れ、彼女の事も忘れがちだが、今だに写真はいたるところに飾ってるし、チビタを時々ちびけって呼んでしまう。チビタのふとした仕草や顔にちびけの面影を感じ、はっとしてしまう事があるが、写真でも何となく似ているところがある。みーちゃんは、昔のみいこ二世によく似ている。そういった意味では、長生きした猫の再来かもしれない。なんとなく楽しくなってしまう。自分は過去に大事にした（された？）猫２匹に囲まれ、人生を送ってると・・・。最近、時々スーパーでアラを買ってくるが（スズキ、ハマチ、キングサーモン、ヒラメ、鯛と豪華！！）食べる時、振り回すので紙を敷く。すると二匹とも動向があやしくなり、うろうろするようになる。そこで２匹の特長がよく表れる。チビタは炊いた魚をすぐに食べようとするが、みーちゃんは冷蔵庫の上で少し冷えるのを、じっと待ってる。そしてチビタが熱いので諦めた時、おもむろにやってきて咥える。慎重派かな？

  2005.07.13

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• 大河　一の谷の奇襲

  今日は、いよいよ義経の連勝街道が始まる、一の谷の合戦だ。いやがうえにも身を乗り出して力が入る。う～ん、それにしてもエキストラの数が足りないな～。迫力も今ひとつ、主役の、え～と誰やったっけ？？そうそう、タッキー、滝沢君やった（汗）いい味出してる。武者姿が絵になってる。逆落としの時、「鹿も四足、馬も四足・・」っていって欲しかったな。それにしても、三種の神器をことさら、場面場面で強調しているのには辟易する。頼朝に勘気を蒙ったのは、なにもそれだけではないはずだ。平家方のように、どれほど法皇に対する忠節心があったかも疑問だ。三種の神器など、模倣を作ろうと思えばいつでも作れるはずだから・・・。さて、次は我らが屋島の合戦。那須与一の登場も楽しみだし、ボリュウムある戦いにして欲しいものだ。それにしても、法皇の平幹二郎と夏木まり、演技うまいな～。ほとほと感心するわ（笑）

  2005.07.10

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• 読書　黒田如水ついて

  黒田如水、黒田官兵衛の方がピンとくる。童門冬二の「黒田如水」を読む。この人の文章は史実に基づいて淡々と筆を進めるので、感動はないが既存の事実、新事実と、なるほど、へえそうだったのかと片意地張らず読めるのがいい。後、現代の教訓として昔を今に当てはめた警鐘が多いのも特長だ。文学的には司馬遼太郎、津本陽のほうが優れているが、分析はこちらの方が上かもしれない。さて、この官兵衛、如水の才溢れるがゆえの失敗が訥々と述べられているが、今まで彼について知っていた事は、竹中半兵衛亡き後秀吉の軍師として仕えた事、秀吉に我亡き後に天下を取るのはこの男と言わしめた事、荒木村重に捕らえられ永らく幽閉された事、毛利の講和山陽道大返しの設定、長政の父、関が原の時は九州をまたたくまに平定し天下をうかがった事、長政が関が原の功により家康に呼ばれた時左か右かの手が空いていたのをとがめ「何故空いている手で家康を殺さなかったのか」と言った事・・・・・これをみると如水についてかなり知ってた事になるが、実際は彼の心の葛藤までは考えていなかった。童門冬二は、そこに光を当て、彼が秀吉に仕えた時の緊迫したやり取りをみごとに描いている。才溢れるがゆえに先見えして、秀吉の心の鏡を見透かすかのようにいつも先走った進言や換言を繰り返し、それが秀吉の心象を害してしまう・・・。その点秀吉の弟、秀長は常にナンバー２に徹し、もくもくと任務を遂行した。如水はどちらかといえば本来は天下取りの大名の列席にいれば本領を発揮出来たのかもしれない。さて、この本で一番驚いたのは、黒田節で名高い「日の本一のこの槍」これはなにも槍の名手の事を歌っているのではないって事だ。黒田家の家臣に「母里太兵衛」という酒豪がいて、福島正則が開いた酒宴の時、大きな杯で酒を飲み干したらなんでもやるといわれ、その杯で三杯（三升以上）見事に飲み干した後、名槍「日本号」を貰った。それが日の本一のこの槍だ。名槍「日本号」とは、京都御所で大切にされていたものだが、正親天皇がこの槍を愛し、足利義昭に与えた。それを信長に譲り、信長が秀吉に譲った。この槍には「正三位」の位があり、大名たちより位が高かった。これを秀吉が福島正則に与えたものだから、福島家の家宝であった訳だ。う～ん奥深い。とにかく、今まで光のあたらなかった黒田如水、彼も戦国時代という稀有な世界で翻弄された武将の一人だったのかも知れない・・・。

  2005.07.09

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• 映画　バットマン・ビギンズ

  遅ればせながら「バットマン・ビギンズ」観てきた。先週から今週にかけて、１週間で３本。劇場通いが過ぎるかもしれないが、昔は１日３本立てが当たり前だったから、大したことはない。バットマン、公開１週間が過ぎると観客も疎らだ。多分みんな「宇宙戦争」に足が向いているのだろう。金曜日に観て正解かも。さて、このてのコミック誌映画、あまりタイプでないのだか（ってお前さん、前作まで４本も観てるやおまへんか・笑）いつもの通り、何にも知らない白紙の状態で席に着く。最初からアクションがある訳でなく、淡々と物語りが進行していく。しつこくない展開が、かえって新鮮だ。そして、何、何とクワイガ－・ジンが現れたではないか・・・。もしかしてエピソード１からやって来た？リーアム・ニーソン、やはりバットマンの鍛え役だ。物語的には、静かに進行していって、徐々に盛り上がり、華々しく終わった。最近の映画としては珍しい脚本かも・・。俳優はゲリオド、モーガン・フリーマンなど豪華キャストだが、主人公がじみめなのがいい。スパイダーマンなど、最近のヒーローはごく普通のタイプを好むみたいだ。作品としては、うまく出来上がっていて、多分、今までの（ティム）・バートン監督や他の作品）作品とは１線を引くシリーズになるのかもしれない。さて、我が渡辺謙だが、この作品の使われ方をみると、まだまだハリウッドスター序の口かなって少しがっかりした。ただ、今後につながることは間違いないだろう。期待しよう。

  2005.07.03

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