かかしのジャンプ

2010/08/18(水)19:38

ニューヨークで信号を守ると事故に遭う確率が上がる

トピック(111)

ニューヨークで信号を守ると事故に遭う確率が上がる 100818・ロケットニュース24 アメリカの日刊紙『ニューヨーク・タイムズ』が、ニューヨーク市の交通事情について興味深い報告をしている。それによると、信号待ちをしている人は信号を無視する人に比べて、事故に巻き込まれる可能性が高いというのだ。 ニューヨークで真面目に信号待ちするのは危険なのだろうか? どうやらこの奇妙な事態は、ニューヨークの特殊な交通事情によって引き起こされているようだ。 ニューヨーク市の交通当局が、2002~2006年の市内の発生事故7,000件を分析して結果をまとめた。その報告書によると、多くの交通事故は交差点で発生しており、信号待ちをしている人が事故に巻き込まれる確率が高いという結果が出たのである。しかも、信号無視する人のほうが事故に遭いにくいというから驚きの結果である。 交差点で事故に巻き込まれる多くの人は、ニューヨーク市民ではなく海外や地方から観光に訪れている人たちが多いとのこと。ニューヨークの交通事情を理解していないために、事故に巻き込まれるようだ。 同市に滞在経験のある人の話によると、信号を信用してはいけないそうだ。歩行者も車両も信号無視は当たり前。青信号で横断歩道をわたっていても、突っ込んでくる車があるから気を抜けないという。「自分の目で安全確認するのがいちばん確実」とも話していた。 この危険な交通事情を打開するために、ニューヨーク市は待ち時間を表示する信号機の導入を予定している。これにより歩行者の信号無視を少しでも減らしたい考えのようだ。パリ、ロンドン、ベルリン、東京などの世界の主要都市と比較してニューヨークは交通安全の面で遅れをとっており、今後は交通事情の改善が積極的に進められるとの事。 ちなみに東京は昨年、交通事故により218人が亡くなっている。ニューヨークの256人に比べて2割程度少ない。東京では車対人の事故に比べて、車対車の事故の発生件数が圧倒的に多く、おもな原因として安全不確認があげられている。 それにしても、信号を守っていても事故に巻き込まれる可能性があるとは恐ろしい。いったいどうすれば良いのだろうか? いずれにしても信号を信じることなく、自分の目でしっかりと安全確認した方が良いだろう。 ※「信号を守ると事故に遭う確率が上がる」 ・・・当然である、「信号を守らない」と言うことは「自己責任」であるということであり、「より注意をしているという本質」があるからであり、とりたて不思議ということではない。

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