離婚届けに印鑑を！！

その日の夜　キッチンでモラ夫が食べた後の　後片付けをしていた

なんだか　臭い

また　鍋の中に腐ってるものでもあるのかと　見回してみたけど

それらしい物は見当たらなかった

なんだろう　気になり出すと　本当に臭くてたまらない

絶対に何か腐ってる

するとワゴン台のあたりで　コバエが舞っていた

この匂いの正体は　その黒いゴミ袋の中にある

そう確信して　恐る恐る　ゴミ袋を開けてみた

ぎゃーーーーーーーーーーーー！！

強烈な臭気と　大量のコバエ

慌てて口を閉じて　玄関の外に持って出ようとしたけど

袋の底が腐って溶けていた

可燃用ゴミ袋に押し込んで　外のゴミ箱に放り込んだ

中身は45ℓゴミ袋の3分の1くらいある　大量のじゃがいもだった

底が溶けてたから　ワゴン台にどろどろのじゃがいもが･･･

私は悪臭と戦いながら掃除をしていたら　2階からモラ夫が降りて来て

異変に気付く

もともと臭いに敏感なモラ夫は　怒りにまかせて　丁度お風呂からあがって来たキクを責めた

普段　自分を怒らないモラ夫が　鬼の形相で怒っている

キクはその矛先を　まだ掃除していた私に向けた

だいたい　ご飯を作らない私が悪いんだと

お前たちの分まで作るから　大量の食材が必要なんだと

そんなような事を繰り返し喚いた

モラ夫はそんな事は関係ない　腐るまで放っておいたキクが悪いと

この時ばかりは　私をかばった

それで余計にキクがヒートアップして私を罵倒した

それこそ今言う！？根性が悪いだの　育ちが悪いだの

形勢不利になったからって　一旦口から出た言葉はもう引っ込められないからね

言われた方は一生忘れないから

私は黙って聞いていたけど　最後に「明日から自分たちの分は作ります」

とだけ言いました


で、翌日念願のマイ炊飯器を購入し　ガッツポーズ

これで不味いご飯食べなくてすむ　食べたい物食べれる

時間差で作る不便さもハンパないけど

とりあえず　言われ放題言われての　一件落着？でした





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