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カテゴリ:思い出話
おお、asahi.comのインタビュー記事にノッポさんが出とるやないけ。
知っとるけ、「できるかな」のノッポさんって、昭和ひとケタ生まれの70代のジイさんやねんで。オイラのパパやママなんかよりずっと年上やねんで。あのチューリップ帽子かぶっとったら、30代のニイちゃんにしか見えへんやろ。 ノッポさんといえば、「できるかな」に出演していた25年の間、最終回の最後のあいさつを除けば一度も番組中に喋ったことがなくて、ノッポさんを「聾唖者」だと思っていた視聴者はオイラを含め全国に30万人はいたらしいで。 …でもオイラはもう9歳くらいから、ノッポさんが喋れることに気づいていたもんね。なぜかと言うと、ノッポさんが日テレの『オズの魔法使い』に「カカシ」の役で出ていたからだもんね。カカシの格好をしていればガキどもはこれがノッポさんだと気づかないと思ってたんだろうけど、オイラはちゃんと気づいてたもんね。それにしても、ドロシーの役をしていたシェリーってハーフの女優、どうしてるんかね。 …しかし、ノッポさんが自分のパパよりもずっと年上のジイさんだとはまったく気づかなかったよ。でもさ、最終回のあいさつのときトレードマークのチューリップ帽を脱いだら意外にもハゲだったんで、「エ、この人、実はこんな年だったの?」とショックを受けた記憶はある。そうそう、「ノッポさんの帽子の下はハゲ」というのも、「昭和ひとケタ生まれ」に次ぐヒミツだよな。…でもさすがに誰も昭和ひとケタ生まれだとは思わなんだろう。 あとさ、ノッポさんって京都生まれやねんで。太秦の貧乏芸人の息子だったらしい。「チャーリー高見」とかいってチャップリンのマネを芸にして喰ってた人だそうだけど、ノッポさんもパパにガキの頃から寄席に連れてってもらうとかして英才教育を受けていたらしいで。 夏休みとか休みの間は、「できるかな」は欠かさず見てたよなあ。ゴンタ君も実にいいキャラだった。ポンキッキのムックなんかよりずっと味があった。4-5年ごとにぬいぐるみを交換してたからだろうけど、茶色味が微妙に違ってたよな。ンホンホ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.13 12:03:10
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