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カテゴリ:たわごと・仕事・愚痴
管理の徹底した日系企業の工場に勤務するようになったのに加え、 最近は中学生の姪に加え9歳の甥までが郡山ハルジウェブサイトを訪問していることを知った私は、どうも無意識のうちに自分の脳内に自主規制をかけてしまっているようである。 これまでこのブログにウンコだのチンコだの薬物だの死体だのの話を何のためらいもなく書けたのも、考えてみると、日本社会から隔絶された世界に住んでいる上、妻子だののしがらみのない海外独身生活を送っていたからではないか。9歳の甥が読むかも知れないと思うと、さすがにチンコの二枚下ろしやラビアへのピアス画像へのリンクを貼るのを躊躇せざるを得ない。鬼畜を自称すれど、所詮オイラも人の子なのかと、我ながら関心している。 別になんら小学生が読んだところで害悪のあるようなことについて書くわけではなかったとしても、話の展開によっては、小学生の前ではゼッタイ話すことのないような事柄に触れざるを得ないこともどうしても出てくる。したがって、話のテーマのみならず、話の展開自体に知らず知らずのうちに枷をはめてしまうのである。 たとえば私は2週間ほど前、トロントの古本屋で見つけた故・中島らもの『頭の中がカユイんだ』というエッセイを20年ぶりに読んで、「過剰」を持った人間というものについてずっと考えていて、このブログに書こう書こうとずっと思っていた。しかし、過剰を持った乱調人間について書く上で、彼らの奇行や放埓や悪逆無道ぶりについて言及しないわけにはゆかず、どうも頭がそれを自主規制してしまうらしく、いつまで経っても書こうとしないのである。その代わり、ここ2週間はというと、どうも姪や甥を意識したような、仕事の近況とか、実家の親に関する話とかをつい書いてしまっている。 このままではほうろうさんから「ホームページから“鬼畜”の看板を降ろして、『家族との心温まる交流を実況中継!郡山ハルジのアットホーム・ブログ』に変更しなさい」と言われそうではないか。オダギリチガ氏がブログを閉鎖し、心斎橋ワタル氏はブログを完全放置で荒れ放題、鰻坂ヒカルクンは更新ペースが平均年2回、pinkoysterさんがmixiの住人となってしまって以来、オイラの昔からの楽天リンク仲間でアクティブなのはほうろうさんとといもいさんくらいになってしまったというのに、これでほうろうさんの訪問がなくなったら、このブログは姪と甥との業務連絡ブログになりかねない。 まあ、さいきんまた仕事の成り行きがアヤシくなってきていて、近いうちに最悪の結末が待っている可能性もある。途方に暮れて自暴自棄になった中年オヤジが姪や甥のことも顧みずブログ上で爆発してしまう可能性もまあ、まったくないワケではない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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