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カテゴリ:今日の出来事
今日は午前中ずっと雷雨であったが、トライアスロン・チームの練習会は通常どおり行われた。コーチによると、練習会は雨だろうが雪だろうが氷点下25℃だろうが決行であり、もし練習会をキャンセルすることがあればそれは氷点下30℃で猛吹雪の時くらいだという(そんな荒れた天気に当たることはきっと数年に1回くらいしかないと思うが)。
今日の参加者の数はいつもの半分くらいで、こういう天気の時に練習会に来るか否かで、どこまで本気でこのスポーツに入れ込んでいるかが判るというものである。ぼくは自分ひとりでトレーニングしていたなら、本当はすごく寒い日や雨の日に屋外でトレーニングするのは真っ平ごめんである。しかし、こんな天気の日にコーチが出てきてくれるというのに、コーチングを受ける方がサボるというのは失礼に思われるので、こうしてガマンして練習会に出てくるわけである。 自分ひとり雨の中で走っていたらきっとバカバカしくなってくるに違いないのだが、仲間も一緒に走っているとあまり苦にならないものである。また、雨の中をビショビショになって走っているうちに、練習に出てこなかった連中に対する妙な優越感が湧いてくる(笑)。自分はこれだけ一生懸命トレーニングしているという、単純な自己満足であろう。 ところで、こっちに引越してきてから、ぼくの毎日の関心事は天気である。自宅のケーブル・テレビのチャンネルは、何か特別に見たい番組がある時以外、24時間天気予報だけを放送している「ウェザー・ネットワーク」に固定している。なにせほぼ毎日屋外でトレーニングしているので、その日の天気はもちろん、向こう1週間の気温と降雨確率からは目が離せない。天気によって、トレーニングのメニュを変更する必要があるからだ。 自転車での遠乗りトレーニングを予定している日の天気予報が晴れで気温20℃だったりしたら、もうそれだけでその日の機嫌がよくなるというものだ。一方、翌日その天気予報が雨に変わっていた時の落胆というのも大きい。それはまるで遠足の日の天気予報が雨だと知った小学生に近いものがある。 小雨であれば屋外を走るのは苦にならないが、自転車で遠出するのは道路が滑りやすく見通しが悪いため危険である。だから、自転車のトレーニングを予定している日が雨の予報であれば翌日のランニングと交換するか、あるいは急に雨の予報に変わった場合には仕方がないので会社のジムの自転車トレーニングマシンを利用することになる。トレッドミルと違って自転車マシンは時間の設定が最長1時間だし、屋外と違って延々何時間もマシンを漕いでいてもどうせ飽きるので、遠乗りのトレーニングの代わりにはちょっと使えない。 ぼくが天気予報に敏感な理由にはもう1つある。それは、ぼくが地下室に住んでいるからだ。天井近くに小さな窓があるにはあるが、なにせ隣の家の壁しか見えず日光が直接差し込まないので、窓の外を見ても晴れなのか曇りなのかよく判らない。あと、地下室は冬場は暖かく夏場は冷たく、外気との差が大きい。ベッドから出て今日は寒いと思ってコートを着て外に出たら蒸し暑かったりするのだ。このように、部屋の環境では外の天候が判断できないので、ウェザー・チャンネルで現在の天気と気温をいちいち確認する必要がある。 まあいずれにせよ、百姓のように天候に敏感になって生活するのは、ちょっぴり自然と共棲している気分になれて、いい。プロのトライアスリートは1年中天候のいいサンディエゴとかアリゾナとかに引越すのが多いらしいが、ぼくはやっぱり四季があってテキトウに雨や雪が降る土地の方がいい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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