図書館で借りた本です。
北村 薫さんの「中野のお父さん」シリーズは、見かけたら予約してます。
ほぼ、知らない世界、知らない本のお話なのですがちょっと物知りになった気分になれます。
「中野のお父さんと五つの謎」 北村 薫
内容紹介(出版社より)
文藝編集者として出版社に勤める娘が仕事の現場で行き当たった〈謎〉を、高校の国語教師のお父さんが解決して見せる〈中野のお父さん〉シリーズ第4弾!
かの夏目漱石は、英語の〈アイ・ラブ・ユー〉を〈月が綺麗ですね〉と訳したーー世間に広く伝わるこの話、じつは根拠のない伝説だった! ではこの伝説はいつ、どのように生まれたのか? お父さんの推理が冴える!
ほかに芥川龍之介、松本清張、池波正太郎など、〈あの文豪〉の〈こんな謎〉を、お父さんが見事に解決!
漱石と月/清張と手おくれ/「白浪看板」と語り/煙草入れと万葉集/芥川と最初の本
◎漱石と月
このお話が一番衝撃でした。え~~~~~~違うの~~~~~???
どこで読んだのか覚えはないのですが どこかの小説で読んだような気分だし
確かアニメの会話でも観た覚えがある。『じつは根拠のない伝説だった!』を
みんなまことしやかにちょっとした雑学的な話として使っていたのかぁ~~
◎清張と手おくれ
松本清張さんの本もあんまり読んだことないんだよなぁ・・・
どちらかと言えば、2時間ドラマで観たが多いかな。
ちょっと『点と線』が読みたくなりました。
◎「白浪看板」と語り
『白浪』という言葉の意味を初めて知ったかもしれません。
◎煙草入れと万葉集
言葉は、時代によって変わっていくというのしみじみ思います。
いま、使用していない物品なんて名前さえ 現代っ子は、知らないもんな。
◎芥川と最初の本
本の装丁のお話とかいろいろでした。
〈月が綺麗ですね〉を物知り顔で説明する人がいたら どんな顔をして聞けばいいんだろう。
それガセですよ~~って教えてあげるべきなんでしょうか?