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~二次元と三次元の狭間~

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2005年12月27日
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テーマ:アニメ!!(3880)
最初、この作品に対しては特に何の感慨もなかった。
ただ新しく始まったアニメの一つとして見ていたし、1クール位は惰性で見ていたような気がする。

でも「鉤爪の男」があんな宗教がかった奴だったとわかった時から、私は違う目で見始めていたと思う。

そう、DESTINYの意趣返しとして。

DESTINYの中で描いて欲しかったもの、願った展開、それらを見せてくれるんじゃないかと。


そしてそれはほとんど叶ったと言ってもいいかも知れない。


2週くらい前でしたか、レイ(ガンソードの)は復讐を遂げることはできなかったけど、その命と引き換えに装置を傷つけた。そんな兄についてジョシュアが「兄さんは満たされて死んだと思う。その思いを汚されたくない」と言った時、本当にこの作品を見てて良かったと思った。

で、最終回。
ヴァンはピンチに陥って、頭の中をこれまで会った人達の姿が走馬灯のように駆け抜けて・・・「そういうことなのか」と、死に行く自分を悟りそうになった。

しかし殺された彼女の姿を思い出した時、彼は生きる力を復活させる。

そしてついに鉤爪の男を容赦なく殺す。


復讐なんて空しい、とかいう結論でもなかった。
一つの事をやり遂げた男はまた次の何かを探して生きていく・・・


ミハエルなんて声優が同じだし機体の登場の仕方からついキラを投影してましたが、実際はキラとシン両方の要素を持ってたし、ヴァンは勿論シンの要素を持ってた。

そんなミハエルが妹に最後、「お前が正しいのかもしれない。でも自分の選んだ道も正しい。だからお互いの道を歩こう」というようなことを言った時、

ああ、これが欲しかった、私は。と思いました。切実に。



しかし実際、私個人視点ではありますが、かなりDESTINYに対する皮肉と言っていい台詞や展開があった気がするな~この作品。
ま、純粋な子供向けじゃなく普通に戦いをテーマにするだけで自然にそうなっちゃうだけかも知れませんケドね^^


最終回は、つい生で見てしまいました。
しかしミハエルとファサリナの最期はあまりにも容赦ないな・・・^^
圧死?
流石に「ええっ・・・ちょっと・・・」みたいな。
でもそんなところがガンソード。





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Last updated  2005年12月27日 12時23分17秒
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