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カテゴリ:ドラマ
この最終回を見る為に、これまでの8話を見ていたんだ!と思いました。
もし風太郎の家庭がもっと普通だったら・・ そして茜も顔のあざもなくて明るく育っていたら・・ という、あの「もう一つの世界」には涙しましたね。 何に一番涙したかって、風太郎がああいう幸せを頭に描いたということそれ自体が涙涙です。 「お金があれば幸せ」って、本当に、普通にお金があれば良かったんだよね。 お父さんも会社に裏切られることもなく普通に働いてて、お母さんもちゃんと薬飲んでて、手術もできて・・・手術成功をお父さんと一緒に喜んで。 あのお父さんの姿もね・・・あんな感じなのが風太郎の理想だったのかと思ったら、本当にいたたまれなかった。 お父さんとキャッチボールしたり、 大学に合格した時に親としての愛情溢れる言葉を言ったり、 就職して初任給で二人で飲んだ時には人生の先輩としてこれからの心構えを語ったり・・・ 大学で茜に出会って付き合ってるとこ見た時には、少し驚きました。 結婚して、子供できて、それを双方の両親も凄く喜んでて。 風太郎も本当は茜と幸せになりたかったんだ。。 三國家ももっと普通の家庭の設定だったから、緑も雰囲気が違っていて、飾らなくてあけっぴろげの、気のいいお姉さん。風太郎の会社の先輩でもあって風太郎が緑と飲んで愚痴ってたり。 本当にいい感じの関係。 海辺の掘っ立て小屋で、小学生の頃の自分自身が刻んだ『幸せ』の文字を見ながら、風太郎の心はどんなだったのだろう? 金が全てなんだと「わかって」しまって絶望して自殺するはずだったのに、 最期に見せたあのあがきは、何を意味していたのか? それにしても、、あんな夢を見せられた上であんな終幕を見せられては、、 もう少しなんとかならなかったんだろうかとやりきれない思いです。 本当にあんな終わりで良かったのか? 本当にやりきれないとしか言いようがないんですが・・・。 しかし後日談の、あの「元」刑事の奥さんの手術が成功したエピソード。 風太郎の夢を見た後では、あの刑事に言ってたいろんな台詞も別の意味を持ってたんだと実感としてわかります。 最初、風太郎が援助すると言っても「馬鹿にするな!」と金を受け取るつもりのなかった刑事。 それに対して「お金でなんとかなるのに助けないんですか?」って言ってた風太郎。 あの夢、お母さんがちゃんと手術を受けることができて、そして助かってるという実現しなかった夢を、あの刑事の息子には実現させることができたんだよね。 それにあの食堂にもさ。 お金がないせいで絶望することから救ったんだな~ とか思いました。 風太郎父が日本酒をコップ2つについで 「お前と飲むの、初めてだな・・・」 って言った時には泣きましたね。 いや~~ これはDVD-BOX買うかもね。 だけどあのドラマ自体の最後のシーン 視聴者に「おまえらも銭ゲバなんだ!!」って・・・あれはちょっといらない・・^^ 別にそんな語りかけて貰わなくても、見てる人にはドラマの内容で色々伝わってると思うんで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年03月15日 01時41分53秒
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