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テーマ:大河ドラマ『龍馬伝』(491)
カテゴリ:大河ドラマ
高杉晋作登場!
というわけでとっても楽しみにしてましたよ 場所は長崎の花街・丸山、華やかな座敷「梅の間」。 梅の間だなんて・・・見た瞬間、その嬉しい演出に感激しました。 梅は、晋作の好きな花なのです。 なんか思わせぶりに後姿から登場して、芸子の踊りに合わせて三味線を弾いて・・・ と、風流な雰囲気! やっぱ数ある幕末志士の中でピカイチの風流人とされるだけあって演出もそうなってます! そういう先入観で見てるせいか、なんか着物も粋な感じがする。 そんな雰囲気の晋作に対し、何事かにイラついてとても楽しむどころじゃない!!と声を張り上げる連れの面々。 まあ井上聞多と伊藤俊輔(と、あともう1人はわからん)なわけだけど・・・ まだ人物名テロップは出されず、視聴者にはそいつらが誰なのかよくわかりません。 てゆーか晋作も誰なのかわからないんだったか^^ それに彼ら、偽名で呼び合っていた模様。。 どうやら武器をうまいこと入手しようと思っていたが当てが外れ、このままでは長州藩の存亡に関わる!という切迫した事態であるようだ。 とまあそんな具合に緊迫していたところにいきなりどかどかと押し入ってくる男共が!! へらへらしながら 「なんで食卓が丸いか知ってるか?身分の上下左右関係なく食事する為じゃあ~」 「わしらは味方じゃあ~」 などど言いながら、卓上の食べ物を勝手に食べ始める。 なんですかこのやくざもんはw 聞多・俊輔は早速戦闘態勢。 晋作は身構えながらも様子を伺っている・・・ このへんのやりとりは、良かったですね。 龍馬サイドは、今回長崎に入ってからはなんというか大言壮語して色々と相手にされてない感じで来てるんだけども、長州の方も行き詰っていて正攻法ではムリそうで、正直わらにもすがりたいところ。そんなところに突然現れてべらべらとしゃべりまくるこの男、ひょっとしたら使えるかも知れん。 果たして「わら」の価値はあるのか・・・?それを見ようとしている晋作。 と見ましたね! 龍馬の人間を見ようと、長州だって打ち明けたり、「桂さんが坂本龍馬っていう男は信用できるって言ってた」とか言って龍馬を持ち上げてみたり。 「長州も戦争して、攘夷はムリだと悟ったんですよ」 なんて言ってみた時の龍馬の反応はちょっと苦笑でしたけど・・・ 「そうか~長州もやっとわかってくれたか~~!」発言! 出たよ~上から目線!!しかも晋作に馴れ馴れしい!! 晋作は笑ってましたけど、聞多と俊輔は明らかに気分を害してましたね。 そりゃそうだろう、聞多と俊輔は西洋の知識を学ぶ為に苦労して実際にイギリスまで行ってきたばかり。お前にそんなこと言われる筋合いねーよ!何様だって感じでしょう。 晋作に至ってはとっくに海外経験済みなわけで・・・でも笑って流して冷静に反応を見て、人物を見極めてるんだろうなぁと思いました。 お互いに組めるかどうか、探り合ってる感じもあった。 で、薩摩です。 薩摩がいることはわかっていたからあらかじめ芸子に「鉢合わせしないように女将に言っといてくれ」と頼んだのだけど、その芸子が実は間者で長崎奉行所に駆け込んでおり、対策は取られていなかった。 それで薩摩人の1人に「我が長州は頑張り続ける!」みたいな会話を廊下で立ち聞きされてしまった! 「長州の奴らがいるぞ!」 「なにぃ!やっつけろ!」 てな具合で梅の間に殴りこみに来る薩摩!! なんか、長州の側が薩摩に恨みを抱いているという話はよく聞くのですが、薩摩の方も長州憎し!だったので新鮮だったな・・・勉強になりました。会津→長州の恨みはよく知られているけど、長州→会津の恨みはスルーされてるのと同じであるなぁと思って反省しました。 さて梅の間に薩摩が乗り込んできました! 今日の梅の間は大変だよ、土佐の次は薩摩ですか。しかも今度の闖入者は抜刀して殺す気満々。 一触即発、今にも斬りあいか?! ここで龍馬の演説 「まるで鳥かごの中で喧嘩してるにわとり!明日の朝にはみんな絞められちゅう!」 「本当の敵は異人だ!日本人同士で争ってる場合じゃないぜよ!」 毎回同じ決め台詞で食傷気味だったが、今回はにわとりの比喩を出してきたところは良かった。 むしろ、西郷が第2次長州征伐の話に「そうだそうだ!長州を潰せ!」といきり立つ薩摩藩士達を前に、 「今長州を潰しても薩摩にはなんの得もない。幕府を強くするだけ。」 って言ってたのが安心したよ。 さて気を取り直して・・・薩摩vs長州、一触即発! というところに、件の芸子の垂れ込みにより、長崎奉行所の手の者が料亭にやってきた。 これはいよいよ逃げなければならない・・・! その時晋作のピストルが天井に向けて火を噴いた 部屋の空気が一瞬、止まる 素晴らしい脚本ですねこれは ピストルの存在感が半端じゃないです そして西郷にピストルを向けると、さすが西郷、自らピストルの目の前に移動 「そのざんぎり頭・・・奇兵隊とかいうのを作って長州をひっぱっちゅう高杉晋作か」 「さすが西郷、よくご存知だ」 緊迫する室内・・・! 「邪魔が入らんかったら、存分に相手になっちゅうところじゃったが・・運が良かったのう」 そしてまた天井にピストル撃って、脱兎! かっこええです!! 今まで隠してた長州弁なのもかっこええ!! 伊勢谷晋作、やばすぎですね。 なんでしょうこの強烈なまでのきらめきは?!私が晋作ファンだからそう見えてるだけ??多分、違うよね。 なんにしてもこのイメージの晋作像が世間に広まるわけですね・・ 身長とかの気になる点もあるけど、キャラとしてはかなり恵まれた感があります。 かっこよすぎて久坂に申し訳ない感じであるが、とりあえずは喜んでおこう。 このように晋作は素晴らしい扱いをして頂いた一方、聞多や俊輔はイマイチかな。 晋作上げ要員になってました(笑)。薩摩と聞いて我を失ったりとかね。 聞多や俊輔はいきり立ってたけど晋作は冷静・・・ というような演出で終始一貫してましたね。 来週以降にもうちょっと晋作と話してるシーンがあるといいな。 今回の話の時期は、もう晋作は「功山寺決起」とかの最も重要なイベントのいくつかは全部終わってて、完全に藩論を統一した後なんだよね。 次なるイベントは四境戦争だ!楽しみ~ 長くなったので、サブ感想はまた次回♪
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