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紙飛行機に乗って

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2009.08.03
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カテゴリ:紙飛行機に乗って
長い試行錯誤の時代を経て、ようやく人類は空へ飛び立ちました。手軽に作れる紙飛行機も、はじめは良く飛ばないかもしれません。しかし、その小さな無料出会いには先人たちの工夫が込められています。彼らの足跡をたどって行けば、きっとうまく飛べるはず。
翼は飛行のシンボルです。その翼を支えるのは空気です。翼の周りを流れる空気の作用が、空中に浮かぶ力を翼に与えます。目では見えないせふれと空気のメカニズムを探ります。
鳥のように翼をはばたかせ、空へ舞い上がるというアイディアは、イカロスの時代からあります。人々は長いあいだ、はばたき機の製作に情熱を注ぎましたが、ひとつも成功しませんでした。しなやかで複雑な、はばたき運動の再現はとても難しく、空中で自重を支えるための動力源がイカロスのように人力では、明らかにパワー不足だったからです。
19世紀初頭、イギリスのケイリー卿は、翼を広げて空を舞う鳥と、風を受けて昇る凧からヒントを得て、凧を翼として利用した模型飛行機を作りました。彼のアイディアは、(1) まず模型を前方へ投げて風を作る、 (2) 凧の翼が風を受けて上に昇る、という2段階の動作によって、空中に浮かぶ力を得ようとするものでした。
翼が上方へ引き上げる力を「揚力」と呼びます。飛行機が前方へ進む力は「推力」です。ケイリー卿の、揚力と推力を別々に作るアイディアは、はばたきの長い呪縛から人々を開放しました。こうして、現在の飛行機開発が始まったのです。





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Last updated  2009.08.03 12:04:25



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