|
カテゴリ:本読み記録
なっちは只今、たまったツケの解消に奮闘中です・・・ そう、彼女は「サザエさん」でいうところの カツオくん、なのでした・・・ それはさておき、 久しぶりの読書記です。 6月中、思うところあってマンガ禁を自分に課していたのだけれど 7月に入り解禁し、マンガを数十冊、大人買いしたのでした。 とはいえ、ほとんどが中古でしたけど。 ・テニスの王子様(セットで1500円だった) ・七夕の国(完結で400円だった) ・Heavenヘブン?(完結で500円だった) ここまでは、内容か、あるいは作者を知っていて買ったものでした。 なので特に新鮮ではなかった。 書店にある試し読みを読み、衝撃的に面白くて思わず衝動買いし、 現在はまっているのがコチラ。 ・ 聖☆おにいさん(2)(1-5以下続刊) 繰り返し読んでも飽きません。また、エロさ皆無なので 子供と楽しめる点でもかなり丸、です♪いやあ、いいものを見つけました。 また、マンガで一息ついたところで、 これまた自分で禁じていた、気になる本の読み散らかし・・・も 再開しました。 その中から、既に古典の域に達したかなあ・・・ 「赤川次郎さんの三毛猫ホームズシリーズ。」 これをちょっと取り上げてみたいです。 ・三毛猫ホームズの用心棒 正直、割と退屈な内容です。大人しすぎるともいえましょうか。 多分それは、私が刺激的な味付けの物語に 慣れてしまっているからなのでしょう。 また、現実社会の中に理解を超えた事件が余りに日常的に 起きているからかもしれない。 赤川さんも、自分の作品が時代からズレてきていることは ご存知のようで、けれどもそれでも敢えて、 古典的作品を生み続けているようです。 以前、審査をされているミステリー賞レースの批評の中でも 「刺激的であることがよいとは言えない。近頃の作品には それが過ぎるものが多いと感じる。」 と言ったことを書かれていました。 そして、この本の中の著書のことばでも 「人の生き方の尊重、善意への信頼、弱さへの同情・・ その価値をぜひ見直していただきたい。」と、書かれている。 実際、赤川さんの作品では、殺人があっても、何故か安心して 読み進むことが出来る。心の中に棘が刺さって残ってしまうような、 そんな感覚はまず、ない。 多分、これからも、ホッとしたいときにチョイスするんだろうなあ。 続いて・・・ 村崎太郎さん+栗原美和子さんご夫婦の 「橋はかかる」
猿まわし芸人の村崎太郎さんが、被差別部落出身であるという 自分の出自をカミングアウトした三冊目の本です。 奥様の栗原美和子さん著作の 「 太郎が恋をする頃までには…・・」 こちらを読んだのは今年の初め頃だったでしょうか。 私小説の形をとられていたのですが、思いが強すぎるというのか 少し読みにくかったです。 けれども、今回の「橋はかかる」。 一晩で読めてしまいました。すごく、わかりやすい。 肩の力もずいぶんと抜けている感じ。 より身近な問題として、受け止められそうに感じました。 それにしても・・・ 社会が歪んでいるのか、人の心がいびつなのか 生きていくのって、なんと大変なのだろう・・・と 村崎太郎さんも、奥様の栗原さんも いつのまにやら気持ちが突き抜けた人・・・どこか 悟った方のように、文面から見受けられます。 この夏は暑かった。 暑い中、でもそのぶん、夏をしっかり感じられ、 夏休みだー・・・!とばかりに 本もそこそこ読み、楽しみ、 さて秋からは少しばかり、勉強に入ります。 そう、まだ受験票は届かないけれど、受験申し込み、終りました! 受験生です。 がんばります♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本読み記録] カテゴリの最新記事
|
|