テーマ:人工孵化について(123)
カテゴリ:かもたま奮闘記
昨日は、ヒビが入った周りの殻を少しだけ取り除いてあげたものの、それでも一向にくちばしを戻し入れることなく、突き出したままの状態が続きました。
お昼過ぎに様子を見に帰った時、かすかに鳴き声がしました! 「ピ~ッ…ピィ~ッ…」 力強いとは言えないけれど、確かに鳴いていました。 「もしかしたら、助かるかもしれない…」 わずかな期待を抱き、もう少し、殻を取ってあげる事にしました。 おなかの部分には、太い血管があり、黄身もまだ全部吸収されていないので、体の上部分だけを少し取り除きました。 しかし、時間が経っても、息をしてはいるものの、動く様子はなく、そのまま夕方まで様子を見る事に…。 徐々に、殻を外していきましたが、おなかの部分は、まだ黄身が吸収されきってなく、太い血管(へその緒のようなもの)もあるので、そのままにしておきました。 時々、ピーピー鳴くものの、殻から出る様子はなく、ついに、昨日午後10時頃、力尽きてしまいました。 羽も少しずつ乾いて、フワフワとした羽毛になり、死んでしまったと言うより、眠っているように見えました。 6号のようなくちばしの奇形はなかったものの、足が上手く動かなかったように思います。 卵の、遺伝的な異常(近親)だけでなく、私の自作孵卵器の管理自体も影響していたかもしれません…。 温度が上がったり、下がったり、一定でなかった事もありますし…。 とりあえず、気持ちが落ち着き次第、人工孵化に携わって色々感じた事を、また日記につづっていこうと思っています…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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