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2005年07月03日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今の売上(成果)は、今の努力ではなく、
過去の努力の積み重ねです。そして、努力には必ず始まり(起点)があります。
始まり(起点)のない売上(成果)は、ありません。
成果は生き物です。相手(お客様)の状況で変化します。外的要因に依存します。
ただし、起点は、自分自身です。意識の持ち方で、多く増やすこともできるし、
全く増やせないこともあります。

営業部隊はそこを預かる責任者によって雰囲気とやり方が全く異なると言われています。
営業責任者には、大きく分けて2つのタイプがあります。
営業に対して成果(売上)のプレッシャーをかけるタイプとかけないタイプです。
以前、前者タイプの営業責任者の下で働いたことがあります。
そうすると部隊全体が売上を成果という点でしか、見なくなり、
戦略的な大きな仕掛けをやらなくなります。また短期的に売上をあげようするため
お客様の信頼を落とす場合もあります。今の成果は、成果が上がるタイミングとしては
”点”ですが、その点から過去に向かって”線”が延びています。
努力の積み重ねや、信頼関係の厚さ薄さ、そしてタイミングで、その線の太さ、
濃さ、長さが決まってきます。
営業が大局的な視点で、起点からの”線”の状況をきっちりと判断していく習慣を
身に着けるために売上のプレッシャーをかけないことは最も成果のあがるやり方です。
その場合、営業一人一人のモチベーションや志が高いことが大前提です。
その大前提を築くために、営業責任者としてのたゆまない普段の努力が
重要であることは言うまでもありません。

起点と成果の関係は、営業活動だけでなく、日々のいろいろな活動に当てはまります。
起点からでている”線”の状況を一度、意識してみるとおもしろいかもしれません。





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最終更新日  2005年07月03日 08時13分41秒
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