12月 読書記録
2015年12月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3690ページ
ナイス数:158ナイス
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■本屋さんのダイアナ
私の呪いを解けるのは 私だけ、、、。コンプレックスを強さに変える ことができたら、、、。お互い無い物ねだりでないものを求める。小学校 同じ時を過ごし 道は別れてしまう。それぞれ、別の場所で自分の道を見つける。そしてまた 道は交わる。はっとりさんは、ロクでもない父親だけど最後に父親としの顔をみせる。そういうのもいいな。9割悪いと1割がとてもよく見えるのは 現在の魔法。9割よくっても1割が許せなかったりするもんね。すごく好きな本が一冊増えました。
読了日:12月25日 著者:柚木麻子
http://bookmeter.com/cmt/52823070
■遠野物語remix
昔読んだ 柳田國男さんのものより随分、読みやすかった。順番も整えられておりわかりやすい。日本全国にたような話はある。山神の話が興味深い。秋に豊穣を祝う秋祭りで奉納される舞に山の神が出てくるが 私の認識では 天狗とは別物だった。これを読んでいて各地の伝承や神様が形を変えていろいろな伝わり方をしているのが面白いと思った。
読了日:12月24日 著者:京極夏彦,柳田國男
http://bookmeter.com/cmt/52803143
■今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)
小松原さんの正体が少しづつ明かされてきた。母上さま 登場。野江ちゃんがあさひ太夫になった経緯も明らかに。あさひ太夫の身請けが澪の目標!人を思いひたむきに料理に向き合う澪の姿がひたむきでとてもいいです。
読了日:12月22日 著者:高田郁
http://bookmeter.com/cmt/52754721
■想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)
どの話も良かったなあ。野江ちゃんの話が好きやけど、うづくし も 菊花雪も こんがり焼き柿も。辛抱と精進。ひとの生涯の宝となるそれらを身につけさせるのも大人の務め。その通り。「目に美し、口にして旨し、心に嬉し」澪の料理への思いが嬉しい。
読了日:12月18日 著者:高田郁
http://bookmeter.com/cmt/52663567
■ナイルパーチの女子会
女の黒い部分を私好みに書いてある。女同士の距離の測りあいって難しい。距離を読み間違えるとみんな栄利子や翔子のようになってしまう可能性を秘めている。ネットの距離感、それがリアルになった時の距離感、難しい、、、。それをナイルパーチの生態破壊と絡めて書いてあることも上手いと思った。ナイルパーチはいきるため、生態を壊すつもりは毛頭ない。答えはないけど、こういう感じ好きですね。
読了日:12月17日 著者:柚木麻子
http://bookmeter.com/cmt/52636764
■カブキブ! (3) (角川文庫)
文化祭の公演は大成功!阿久津の生い立ちが明らかに。そして、白銀屋の御曹司がついに カブキブの舞台に立つ!!キャラがとっても魅力的。安定のおもしろさ。イチオシ!
読了日:12月15日 著者:榎田ユウリ
http://bookmeter.com/cmt/52594614
■花散らしの雨 みをつくし料理帖
澪のまわりでいろんな事が起こります。登龍楼からのスパイ騒動、あさひ太夫の野江ちゃんのピンチ、太一ちゃんとおりょうさんが麻疹になったり、最後のお話は淡い恋心に気づいたのかな?気づいてないのかなっていう微笑ましい感じで終わります。一話づつ完結なのに続きがとてもきになる。野江ちゃんの話が好きです。「涙は こん こん」幼馴染っていいなあと思います。
読了日:12月14日 著者:高田郁
http://bookmeter.com/cmt/52573365
■翔ぶが如く〈10〉 (文春文庫)
読み終えました。長かったです。大久保vs西郷 決着がつきましたね。西南戦争は川路がしかけ 桐野が挑発に乗る形で始まってますが、結局は薩摩で始まり薩摩で終わる。終わり方が見事。薩摩における数百年の何事かが終熄した。木戸が逝き、西郷が逝き、大久保が逝き、川路が逝く。こうして維新後の日本が成ったのかと。興味深く読みました。あくまで反乱軍レベルではありますが、考え方がブレない桐野さん わりと好きです。時代錯誤で血なまぐさいですか。それでも そういうものを壊しながら新時代が来るのでしょうね。
読了日:12月11日 著者:司馬遼太郎
http://bookmeter.com/cmt/52493029
■翔ぶが如く〈9〉 (文春文庫)
薩摩軍の敗戦が色濃くなってきた。それでも果敢に白刃で戦うことを良しとする薩軍。銃弾飛び交う中、時代錯誤な感じを拭えなかった。西郷さんはお飾りとなってしまっている。会津藩のアンチ薩軍という思いも、維新後の感情の一つ、いろいろな感情が混ざり合って時代が流れてゆく。
読了日:12月11日 著者:司馬遼太郎
http://bookmeter.com/cmt/52492914
■カブキブ! 2 (角川文庫)
無事初公演を終え、文化祭に向けて。演劇部との「外郎売」対決、阿久津くん 母親との確執 中二病状態、どうなる 文化祭公演!小澤乙之助もどうする?興味のあるやん?!文化祭第一部で次に続く。テンポよく次々起こり、目が離せない。いいところで次巻へ続く。読まずにおれない。歌舞伎のセリフがたのしい。
読了日:12月10日 著者:榎田ユウリ
http://bookmeter.com/cmt/52471837
■カブキブ! 1 (角川文庫)
歌舞伎はよく知らないけど 「好き!」って気持ちはパワーだなって前向きに楽しめる。登場人物が個性的、話の内容もコミカル、読みやすい。歌舞伎の有名なセリフに「ああ聞いたことある!」って思います。同好会創設から初舞台まで。初舞台は「三人吉三」某歌舞伎漫画で私もちょっとだけ内容知ってる!続きめっちゃ気になる。
読了日:12月7日 著者:榎田ユウリ
http://bookmeter.com/cmt/52404065
■日本国憲法を口語訳してみたら
研修に参加した時に 日本国憲法読んでみましょうって言われて 興味を持ちました。難しいのはいきなりハードル高いので とっつきやすそうなものからって思って。これ。公民に苦労してる中3長女にも勧めてみて、おもしろかったって。日本国憲法が出来た経緯とか女性天皇について 知らなかったこともあるので勉強にもなりました。
読了日:12月6日 著者:塚田薫
http://bookmeter.com/cmt/52380939
■翔ぶが如く〈8〉 (文春文庫)
西南戦争が始まった。全体的な見通しがないまま蜂起し、熊本城を安易に落とそうと考えたり 薩軍の行き当たりバッタリ的な進軍で そんないい加減なって思ってしまいました。「薩軍は勢いだけ」とはいえ、乃木さんが苦戦し酷評されてる。教科書で読んだ西南戦争は士族の不満によっておこったっていうイメージがちょっと変わりました。官軍も軍隊としてはまだ日が浅く充分機能していない。
読了日:12月2日 著者:司馬遼太郎
http://bookmeter.com/cmt/52285950
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