Kanaris mieux.txt.

あれだけゲネプロだめぽんでも、
じぶんでもびっくりするほどに本番強い。
ひあ、今までこんな飛びかた、したことない。
まあ、いっつも一緒に練習してたヒトにしか
わからないんだけど。あれなら、
リズムどりもできてた気がするし、
愛想も色気もふりまいたような。
客席見ながら飛ぶのって、おもしろい。
しかし...あれだけゲネで間違えると、
まわりは不安になるのですね。
ごめんなさい、でした。
ひとりひとり、去年のじぶんと
戦ってたけれど、
アヒル、がんばりましたな。
と、私は思ってる。
アキレス、あと一晩よろしくね。
明日は別の演目。
チュチュだ...。足に気合いいる。
今日は夢を見ずに
眠りたいな。
少しだけ、疲れたかも。
楽屋から出たら少し難聴ぎみ。
おうい、耳。まだ、終わってないって。

で、眠ってしまいまして、つづき。

東の国の見知らぬ方、
ココロより感謝とお礼を申し上げます。
最敬礼のルベランスとともに。
好緊張とハイテンション。
このコトバにどれだけの謎のシロウト集団、
まだ、よちよちのアヒルちゃん達が
勇気づけられたことでせう。
さながらヒメユリの決死隊の如く、
笑顔で舞台にダイブしていくのを
私、袖から見守っておりました。
あん、ちょこっと感動的。
それまで少しココロが
強すぎるライトにふるえていたはずなのに、
アヒルたちは景気づけに、
飛び出す瞬間、満面の笑みで
軽く手を振ってくれます。
本日も、ワタクシ、
このコトバ使わせていただきます。
じぶんのために、仲間のために。
今日は夢を見た。
ワケはわからないけれど、
悪夢ではなかった。
氾濫する光を一度、消してくれるような夢。
そして、また光の海へ。
今日は、桃色チュチュに冠つけて、
アヒルは笑顔で緊張いたします。