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物語の国、デニッシュの国、 甘くて白いシュガーコートがかかる ふわふわのパン。 そんなの、たまに食べたくなる。 赤い林檎をくるくるむいて 鍋でそおっと煮込んだコンポート。 黄色のカスタードといっしょに 蝶々みたいに香ってくる。 さて、大人だし、 ちょっとコアントローも、 いれとこう。 アンデルセンは、 いろんなお話つくっているけれど、 あんまり愉快になれるというのはない。 ふと、気がついた。 なんか、足のハナシが多い。 すずの兵隊は1本足で、やっぱり 片足だってるバレリーナを好きになる。 足のほしかった人魚は声とひきかえに 立つだけでいたい足をもらう。 赤い靴はいたカレンは、 斧で足を落としてって懇願する。 シンデレラもガラスの靴。 中国は纏足、西洋はハイヒール。 花魁は引きずるぽっくり下駄。 そうね、なんであんなもん履くんだろう。 コンフォートシューズって きれいじゃないから、というのもあったりして。 (今回、フロイトさんたちにはお休みあげよう) ポワントといっしょで、 ハイヒールはしばらく履かないと、 こわくて履けなくなってしまう。 慣れると10センチヒールでも 階段だってらくに駆け上がれる。 ただ、腰の弱い人はそこにくるから、 いっつもは履かないほうがいいとか。 PSOAS(ソワス)という足先から 腰上あたりまで伸びていく筋肉を伝わる チカラの流れは、 確実にだれものカラダの中に あるということなのかな。 足と腰はつながってるということ。 足は腰?ん...?ほ、お。おお? ついぞ、身体的に知るメタファー。 こないだ、ひさしぶりにポワント履くと、 両足でうまくバランスとれない。 なんかヘンなのだけど、 わからない。何がちがうんだろと 思ってたら、先生が横向いて鏡を見なさいと。 な、かかとが逃げてお尻の下に来てない、って。 おお、で、腰が入らずチカラの中心ができなくて、 カラダが上がらないんだ。 あん、これつかめて、きちんと 付け根でプリエしたら.... アキレスは泣かないんだ。 舞台前1週間にわかったんだけど、 結局、宿題になってる。 うん、ソワスはだれにでもあって、 わかればカラダが変わりそう。 さ、ひとつカシコクなった私。 めざせ、最強の闘うアヒル。 遊びでやってるからこわいもんないし。 みにくいアヒルの子を 涙いっぱいに美しい白鳥に育てた アンデルセン様、みにくいままで 遊びつづける私たちを ゆるしてください。反省は、 くすっ。やっぱりしてないみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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