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大きい箱と小さい箱。 それから、テント。路上も。 いろんなもの見せてくれるんだけど、 それぞれ、制約と可能性もってる。 キャバレー。 道化、詩人、奇術師、歌うたい、 社会を揶揄するオモシロイヒトたちが 渡り歩く場所。 出しものはシャッフルされる。 いつもいつも、改版されていく 短編集みたいなもの。 大箱とちがって、いやなら見なくていい。 おしゃべりに熱中したって、 何してようが勝手。 ワケありな方々、秘密をみせあってる。 ちょびっとデカダンでアングラな趣味も 受け入れてもらえてる。 なんでって、キャバレーは戦争と 無関係じゃいられなかったから。 生産の目的が反目しあう。 笑いは芸能に、娯楽は芸術に。 昼間の世界とドアーひとつで隔てられて、 私は煙草のけぶる中で、 笑いながら聞き耳そばだててる。 冬というのにヒトの体温でむせる場所、 青緑色したベルベットのタンクトップで それでも、汗かきながら。 ダダが世界のキャバレーなら、 ダダっこの世界もキャバレー。 いつでも不承知。でもね、 私は...ずるいの。 I cannot talk eternal final answer. 帰り道を残してる。 感覚としては近い、 でも、答えにはなりえないかも。 キャバレー・モデルン。 以前にも紹介した、キャバレー・テントの中で 高音質に録音されたアルバム。観客の反応付き。 ゲーンズブール登場。 ウルグアイに逃げたナチのSSを軽妙に歌う。 イタリアのパルチザンの歌。 クラフトワークの放射能をウィンターが歌う。 (モデルンだから。) 序曲と終曲は、 元帥、私たちはここにいます。 はちゃめちゃ、ダダだだっこ。 しんみり、おばかちゃんのオンパレード。 きっつい麻薬みたいに、笑いで脳天を穿つ。 ひねりワザ、軽やかなストレート、 意識がくらっと揺れて笑いだす。 不自由から、自由をとりもどす。 脱獄の小箱。 あ、昨日のサーカス。 猛獣は猛獣使いが気に入らなければ、 鞭をものともせずに、一撃で倒せる。 たとえば、そのあと銃弾に伏したとしても、 一撃いれた分、命にかえて対等になれる。 心があるのなら、猛獣と猛獣使いは おたがいさまに信用してないと どこへも進めない。 犬だって骨砕くほどチカラが強い。 どうして、噛まないか。 これは、確信できるEternal answerがある。 コトバでは、まだ表現できないのだけど。 入れ子○ 檻× お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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