自閉っ子の奏と翔とシングルマザーな日々

二人目の妊娠はお腹が出てくるのが早いとは聞いていましたが、双子のためか更に目立つのが早かった気がします。

奏と双子を育てられるか悩むより、もう産むと決めたなら不安に思うのはやめようと思ったので、むしろワクワクするようになっていました。

4ヶ月目の検診で、双子の一人の心拍が、もう一人に比べてゆっくりに感じました。
特に先生に何も言われなかったので、『元気な子と大人しい子なんだなぁ』と。

5ヶ月目の検診の時に、早ければそろそろ性別分かるかなぁとのんきに考えていたら、エコーを見ていた看護師さんが『少し待ってて下さいね』といい、しばらくすると担当の先生を呼んできました。

普段はエコーのところにはこないから、『何かあったんだな』とすぐにわかりました。
しばらくエコーして見てくれて、
『赤ちゃんの一人の心臓が動いてないです…』
頭が真っ白になりました。
『また後で診察室でお話しますね』と言って、私の手をにぎってくれました。

待合室で待ってる間、状況が理解出来ないというよりも、思考が停止しているという感じでした。
なので、その時はまだショックや悲しいという感じはなかったです。



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