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カテゴリ:book
キャラメルのパッケージのような装丁には、以下のように書かれています。 名称…風味絶佳 原材料名…山田詠美、紙、のり、花布、スピン 内容量…6篇 賞味期限…外側フィルムに記載 保存方法…直射日光・高温・多湿を避けて保存してください 製造者…株式会社 文藝春秋 さらにこの左の本のカバーをめくると、甘いキャラメルとそこに寄ってきているアリやクワガタの絵が描かれています。 本を買う時は、内容はもちろん、装丁の面白いものにも魅かれます。 6篇の短篇集ですが、実はまだ3篇しか読んでいません(^^ゞ 主人公は皆、肉体労働者。 十五歳も年上の彼女と暮らしているのに、年下の女の子とも付き合っている鳶職の男性。(「間食」より) 毎朝ゴミを捨てにくる人妻が惚れてしまった、清掃会社の男性。人妻は家庭を捨てて彼と暮らしています。(「夕餉」より) ちょっと風変わりな祖母がいる、ガソリンスタンドに勤める青年。バイトの女の子に恋をしています。(「風味絶佳」より) 山田詠美さんから受ける、とてもエネルギッシュな雰囲気が苦手で、小説を読むのはこれが初めてなのです。(詠美さんが一人でバーのカウンターに座り、煙草をくわえようとすると、スッと必ず誰か素敵な男性が火を差し伸べるらしいです☆) 苦手な詠美さんの小説をなぜ読もうと思ったのか…、それはたまたま本屋さんに行った時に、『映画化!』というオビが巻かれた表紙が目にとまっただけなのです(^^ゞ この本のタイトルにもなっている「風味絶佳」が「シュガー&スパイス」という名前で映画化されたそうです。 出演は、柳楽優弥くん、沢尻エリカちゃん、夏木マリさんです。 初めて読んだ詠美さんの小説は、人の感情が非常に生々しく描かれていて、とても色鮮やかな印象です。 肉感的な文章から、登場人物の熱(体温)が感じられます。 直接的なHな描写があるわけではないのですが、思わず読んでいて赤面してしまいました(いやん(*´`)←バカ…)。 そして、好きな人に会いたくなります。 誰かに触れて、その体温を感じたくなる小説です。 って、何だか妙な紹介でスミマセン。。 今から続きを読もうかどうしようか悩み中。 明日もお休みだから夜更かししようかな♪ もう十分夜更かしですが…☆ 新潟も台風の影響か、何となく風が強くなってきたような気がします。 これ以上、台風の被害が広がりませんように(-人-)☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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