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カテゴリ:蟹工船上映実行委員会
再販された文庫本がベストセラーとなり話題を呼んでいる小林多喜二の「蟹(かに)工船」の映画が20日から、盛岡市菜園2丁目の盛岡ルミエール1で上映される。5日夜には、同市中ノ橋通1丁目のプラザおでってで試写会が開かれ、約50人が来場。109分の力作を観賞した。
作品は昭和初年、北洋カニ漁の蟹工船が舞台。生産向上を目指す船の監督が労働者らに厳しい仕打ちを繰り返し、労働者らがストライキを起こす物語。監督・脚色は山村聡で自らも出演している。 いわて青年ユニオンは、非正規雇用や長時間労働などの現代社会が抱える問題を知ってもらおうと映画上映を主催。配給はシネマとうほく盛岡営業所が担当する。 同社の中山通子所長は「派遣やフリーターなど現代社会に通じる問題を考えさせられる。多くの人に観賞してほしい」と語る。いわて青年ユニオンの平井正史書記長は「みんなで立ち上がり声を上げることで改善につながることを知ってほしい」と呼び掛ける。 上映は1日3回で、10月3日まで。前売り券は一般のみ1000円。問い合わせは盛岡ルミエール1(019・625・7117)へ。 詳しくはコチラ→岩手日報9月14日付 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月14日 17時14分54秒
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