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カテゴリ:鉄道
“九州新幹線長崎ルートに導入予定のフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の開発が遅れている問題に関して、JR九州の青柳俊彦社長は20日、現在実施している検証走行試験で安全性や経済性の課題をクリアできない場合、国にフル規格での整備を要望する考えを明らかにした。” http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/388523 (H28.12.21 佐賀新聞) FGTは、これまでも不具合・修正を繰り返しながら、未だ技術が確立していないことから、もういい加減見切りを付けるべく、期限を切った形になった。 来年夏が目途ということだが、本来は遅すぎた決断だ。 しかし、前にも触れた通り、フル規格化だけが、解決策だろうか。 佐賀県の負担はメリットに比して大きいうえ、財源面でも、完成までに相当期間かかり、リレー方式が長期化する。 なぜ、ミニ新幹線は考えないのか。 新鳥栖-武雄温泉間では20分程度の差しかなく、山陽への直通も可能。今から着手すれば2022年までに間に合う。 また、リレー式で開業後にフル化すれば、肥前山口-武雄温泉間の複線化投資が無駄になる。 ミニ新幹線に変更するなら、来夏がギリギリのタイミングである。
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