京都 祇園祭 山鉾巡行 2005平成17年 7月17日に京都の祇園祭の山鉾巡行を見に行きました。日帰りのバスツアーで、朝6時に倉敷を出発し、京都国際ホテルの前に10時に到着し、そこからは自由行動です。 巡行の時間とコース図を見て、御池寺町の交差点の辺りで行列を待ちました。 直ぐに先頭の「長刀鉾」が来ました。 ここは風が通り、わりと涼しく感じました。 「長刀鉾」の上にお稚児さんが乗っていました。 顔を白く塗って、人形の様です。 テレビでは、綱を刀で切る様子を毎年見ていました。 お稚児さんをアップで写せました。 次には屋根の上にカマキリが乗った「蟷螂山」が来ました。 カマキリの手や羽が上下に動き、観客から拍手が沸き起こりました。 続いて「孟宗山」が来ました。 背後には白い絨毯に墨彩画のような絵が描かれているように見えました。 続いて「山伏山」が来ました。 山の上に山伏の人形が乗っています。 どの山の絨毯も素晴らしいです。 次は鉾です。 「函谷鉾」です。 やはり鉾は大きくて見ごたえが有ります。 前の絨毯には西洋の城のような建物の絵が描かれています。 引き回しの時、方向を旨く決められるものだと感心しました。 続いては「占出山」です。 山の上に、金色の烏帽子を被った、髪の長い女性だと思われる人形が乗っています。 次は「綾傘山」です。 この山は円形の灯篭のような、変わった形の山です。 続いて「伯牙山」が来ました。 上にはお公家さんのような男の人形が乗っています。 次は「鶏鉾」です。 前面中央に鼓を叩いている人形が乗っています。 この鉾の周りには様々な絨毯g飾られています。 背面の絨毯は油絵のようです。 次は「保晶山」です。 上には鎧を着た人形が乗っています。 絨毯の絵は中国の仙人を描いているようです。 次は「木賊山」です。 この山の絨毯にも中国の人々が描かれているようです。 次は「油天神山」です。 この山の上には赤い鳥居と神社の建物が乗っています。 天神さまを御祭りしているのでしょう。 次は「菊水鉾」です。 屋根の上の赤い布と竿の上に、菊の紋が付いています。 屋根の形も丸みが有って、神社の屋根の形に似ています。 「蟷螂山」の屋根の形に似ています。 横の絨毯には麒麟が描かれています。 次は「郭巨山」です。 この山派簡素な山で、屋根もシンプルで、松の木の枝を差しています。 次は「四条傘鉾」です。 これは鉾と呼ばれていますが、丸い傘の上に松の木の枝を差しただけの、非常に簡素なものです。 次は「霰天神山」です。 これは赤い鳥居が乗っていて、周りを屋根の付いた塀で囲ったもので、「油天神山」と良く似ています。 前面の絨毯には、ギリシャ、ローマで見られるような絵が描かれ、横の絨毯の絵は梅の花と雉が描かれています。 次は「月鉾」です。 鉾の上には見事に着飾った人形が乗っています。 頭には大きな飾り物の付いた冠を株っているように見えます。 次は「白楽天山」です。 上には白と紫の服を着た二つの人形が乗っています。 横の絨毯は西洋の油絵のように見えます。 次は「芦刈山」です。 前面の絨毯にはライオン、横には菖蒲、後ろには鶴が描かれています。 山の周りに芦のような草が付けられています。 その芦を刈り取って持っている人形が立っています。 次は「太子山」です。 後ろに飾られた絨毯の龍の絵が見事です。 次は「放下鉾」です。 この鉾にもお稚児さんのような人形が乗っています。 後ろの絨毯にモスクのような建物と飛んでいるフクロウが描かれています。 次は「岩戸山」です。 これは山と呼ばれていますが形は鉾です。 後ろの絨毯には中近東の建物が描かれています。 次は「船鉾」です。 この鉾は船の形をしていて、舳先に金色の鳥が羽を広げて停まっています。 屋根の形も御殿の屋根のようです。 見事な鉾です。 ここから後半です。 次は「北観音山」です。 この鉾も見事です。 後ろに柳の枝をぶら下げています。 次は「橋弁慶山」です。 この山は弁慶と牛若丸が橋の上で戦っている所を表しているのでしょう。 次は「浄妙山」です。 この山の二つの人形も戦っているようです。 鎧を着た一つの人形が、相手の頭の上に片手で乗っているようです。 次は「鈴鹿山」です。 この山にも赤い鳥居が乗っています。 前面の絨毯には駱駝が描かれています。 次は「八幡山」です。 この山にも赤い鳥居が乗っています。 そして金色の屋根のお宮が有ります。 次は「鯉山」です。 この山も赤い鳥居が有り、神社の建物の前に大きな鯉がいます。 次は「役行者山」です。 二本の赤い傘の下に、向かい合って二体の人形が立っています。 次は「黒主山」です。 この山には桜か梅の花が飾られています。 いよいよ最後は「南観音山」です。 この山は、形は小さい鉾のようです。 後ろに柳の枝をぶら下げています。 やっと全部を紹介出来ましたが、始めて見た山鉾の巡行は素晴らしいものでした。 次回は宵山に行って、夜の山鉾の写真を写したいと思っています。 この後、遅い昼食を食べて、集合場所に集まり、バスで5時間ほど揺られて倉敷に帰りました。 バスの中で写した写真を見ながら、山鉾巡行を再度楽しみました。 ジャンル別一覧
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