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2022.12.07
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苦難の中にある韓国

現在、世界の状況を見ると、最も苦難の中にある国家が韓国です。ですから、私たちはこの国を救わなければなりません。今、北韓の金日成が韓国の侵略を謀っています。

特に、先生が南韓にいない時に攻撃しようとしています。その期間は、30日から100日になると思いますが、それは先生の世界巡回期間です。先生は韓国を離れる時、

そのようなことは韓国の食口たちに話しませんでした。しかし特別祈祷をするように頼みました。それで、今韓国の本部教会では、毎晩祝福を受けた食口たち(男性)五人以上が、他の食口たちと一緒に徹夜祈祷をしています。

 

先生が韓国を発ったその次の日、政府は非常事態を宣言しました。これは単純な事件ではありません。また、先生は今年(1971年)が寒い冬にならず、川の水が凍らないよう祈っています。

それゆえに、今、皆さんは暖かい日々を過ごしています。さらに、二週間が過ぎれば、天気の心配がなくなり、凍て付く寒さはなくなるでしょう。

1972年四月15日は、金日成(主席)の60歳の誕生日です。サタンのための完成数が60です。一九七二年を越せば、金日成(主席)の運勢は徐々に下がっていくことでしょう。

 

一九七十年から一九七二年までの三年路程はとても大切な期間です。第二次七年路程が一九七四年に終わります。私たちはこの一九七四年まで南韓で、ある条件を立てなければなりません。これまで皆さんは、私たちが一つの国を神側に復帰できないと、大きな試練に直面するようになるということを知りませんでした。その一つの国は、先生が以前話したように、二つに裂かれた国であり、さらに神様とサタンが互いに讒訴する、板門店のような所がなければなりません。

今、西洋文化が、東洋文化と一つになろうとしています。西欧世界では、東洋のものごとを研究する若者が大勢います。皆さんは、東洋というとインド、中国など他の多くの国を思い浮かべると思いますが、

このような国はこれまで話した一つの国にはなれません。その国は二つに分かれていて、神様とサタンが讒訴する所が存在する国でなければなりません。

北韓では金日成(主席)をお父様と呼び、統一教会では先生をお父様と呼んでいます。東西の二つの文化は、他ならぬ韓国で一つになるべきです。韓国動乱時、米国をはじめとした一六ヵ国が南韓を助けにきました。そのような考えは、

これまでの歴史では決してあり得なかったことでした。韓国動乱は、南北間の内乱のようなものだったのに、どうしてあのように多くの国が助けにきたのでしょうか?

それは、国連決議で通ったからです。その当時は、トルーマンが米国の大統領でした。ソ連が拒否権を持っていましたが、その当時ソ連政府は、国連安全保障理事会へ代表を参加させませんでした。そのため、ソ連が不参加の中で通過され、国連軍として初めて他国を助けるために来たのです。

一六ヵ国から来た若者たちが血を流しました。彼らは、地上の全民族のために、その国の復帰に参加したという条件を立てなければなりませんでした。また、一六数には意味があります。

この数は四X四で、全国家を象徴します。

それはまた、韓国人と米国の国民をはじめ、他の民族たちが、一つの国の独立のために払った、初めての犠牲でした。

私たちがそれを外的に見れば、韓国や米国、他の国の間には何の関係もありません。ところが、もし私たちがそれを、摂理的な観点から見れば、その韓国動乱は、彼ら自身の国を復帰するための戦争であったのです。

韓国の復帰(統一)は全世界の統一を成し遂げる鍵になっているので、すべてが韓国にかかっています。現在韓国は、外的な面で早い進歩を遂げていますが、これは内的な復帰のための時間が近づいているからです。

韓国には三つの政権がありました。最初は李承晩政権で、その次はユン政権でした。その当時の党総裁は女性でした。彼女はエバの立場でした。今は朴政権で、彼は軍人であり天使長の象徴です。この軍政は、私たちの運動を支持します。朴大統領は七代目の大統領です。それは李大統領が三回、ユン大統領が一回当選して、今、朴大統領は三回目の任期中ですが、彼の三回目の任期は第二次七年路程の最後の年に終わります。八数は新しい出発の数です。ですからその年は、世界のために新しい運勢が到来する年です。神様の摂理の歴史は、このように一致しています。これは一年だけでなく、数千年を通した神様の歴史です。二度とこのような時はないでしょう。もし、私たちが韓国を失ってしまったら、同じような国を再び、この地上のどこで探すことができるというのでしょうか。ですから、今が一番深刻な時です。先生は、それがどれほど深刻であるかを、あまりにもよく知っています。それは、韓国と韓国の国民ばかりでなく、全世界のすべての民族はもちろん、天と地のためにも深刻なことです。

食口と韓国人、西洋人が先生と一体化して、北韓を十分に凌駕することができるよう、一緒に頑張らなければなりません。私たちは北韓の人たちと金日成(主席)が一つになっている、そのレベルを凌駕しなければなりません。私たちは北韓の共産主義者たちを凌駕し、中国とソ連も凌駕しなければなりません。

私たちが、共産主義者よりも強力に結束すれば、自由世界は滅びません。ですから、このような観点から見ても、米国はアジアから撤退できません。撤退すると米国は大きな損害を被るでしょうし、結局米国は、アジアヘ再び戻って共産主義者たちを凌駕していかなければならないでしょう。

それで、現在インドがソ連へ近寄っていますが、東南アジアは中国やソ連へ近寄るでしょう。米国はアジアで、第二次大戦前、つまり、日帝時代に直面したのと同じ状況にまた直面すると思います。

その当時、英国首相は「もし米国、英国、そして日本が一つになれば、自由世界は救われる」と言っていました。米国は日本と、ドルと円の評価切り下げや、

貿易摩擦などの問題をかかえています。しかし、たとえそうだとしても米国は日本をつかんで、日本を通して韓国を助ける道を開かなければなりません。これは摂理の観点からです。

米国はアジアから撤退し始めました。私たちはこのことを防ぎ、米国をアジアに縛りつけなければなりません。それで今、食口たちを全米50州へ送り出し、各州で基盤をくらなければなりません。

巡回期間に先生はこれをやります。

それで皆さんの中から、多くの志願者が出ることを望みます。年を取った人より、皆さん(若い人)が志願してくれるほうが、はるかに好ましいことです。皆さんは天使長の位置にいるので、自ら志願してそれをしなければなりません。皆さんが、アダムを助けなければならないのです。先生の言っていることが分かりますか? 志願しますか?

 

 

私たちが果たすべきこと

もし、皆さんが米国で自分の使命を果たすことができれば、皆さんは米国を復帰することができ、さらに韓国が復帰できるように協助することができます。それゆえに、私たちは今、50州に基盤をつくり、上院議員たちを神側に復帰しなければなりません。

皆さん、そのようなことが分かりますか。彼らは将来がどのようになるかが分かりません。ですから皆さんが原理を理解して、それをよく伝えることができたら、彼らの将来は変わるでしょう。このようにすることによって、皆さんは米国を救うことができるのです。

皆さんは個人としても先生に従い、家庭としても先生の家庭に従わなければなりません。イエス様は、自分の氏族を復帰することができませんでした。ですから、私たちは自分の氏族を復帰して、イエス様の使命を凌駕しなければなりません。そうすることで、私たちの国家を復帰することができます。これが私たちの使命です。

個人、家庭、国家、そして世界、これらがいつも問題になります。イエス様の目的と使命は、やはり個人を復帰し、さらには家庭、氏族、国家、そして全世界を復帰することでした。

私たちは、イエス様が果たすことができず残されたものを、果たさなければならない立場にいます。これは先生の使命であり、先生の成すべき使命は皆さんもまた成さなければならない使命なのです。先生はエリヤのように、完全に一人に残されたその時から、個人的な次元で自分を完成しようとしました。自分を復帰してから、家庭、氏族、国家、世界を復帰しようとしたのです。

三つの政権、旧約時代、新約時代、成約時代を通過することで、先生は蕩減を通して復帰摂理を成しながら、氏族的基準を立ててきました。そしてその時から横的に、他のあらゆる形態や領域が解決できるようになったのです。それで、先生は今祭物をささげる最中にあります。先生は、献身的な食口である皆さんを犠牲にさせながら、世界を救おうとするのです

 

 

 

氏族を復帰すべき立場にある統一教会の人たち

 

皆さんの使命は、氏族的な次元にありますが、それは、先生が既に氏族的次元で、その基台をつくっておいたからです。これから先生が、国家的な次元で基台をつくると、皆さんの次元も広くならざるを得ないでしょう。国家的次元、世界的次元で、復帰するまで戦っていかなければならないのが私たちの道です。こうなると、皆さんから生まれた子孫たちは何の蕩減路程も歩まず、どこでも自由に育つことができます。分かりますか?

ですからある意味では、先生は皆さんより一時代先に立っています。それが、皆さんがまだ氏族的段階にいるという理由です。皆さんの氏族的次元は、先生の国家的次元に当たります。もし先生が、国家的次元の目標に到達すれば、皆さんはそこにジャンプして到達するようになります。

 

皆さんは、イエス様が国家的な段階を復帰できなかったために、ローマ帝国のもとで経験しなければならなかったほど、多くの苦痛は経験しないでしょう。イエス様は結局亡くなるまで迫害を受けました。彼の死はイスラエル民族が原因でした。ですから皆さんは、イエス様を迫害し、死なせたイスラエル民族を復帰できる立場に立たなければなりません。

これをなした時、初めて皆さんは世界的次元の使命を遂行できる資格を持つようになるのです。

先生が四三〇双を祝福したのは、世界的次元の使命を遂行できる門が開かれたということを意味したのです。世界的次元でその目標を達成したのちに、皆さんが氏族的メシヤになる立場にあるという意味です。今、祝福を受けた皆さんは、亡くなったイエス様の立場にいるのではありません。なぜならば、祝福を受けたからです。皆さんは、氏族を復帰するため、再び来られたイエス様の立場にいます。先生は、国家を復帰するための復帰路程を展開する立場にいます。もし、韓国にいる祝福家庭が自分たちの一族と氏族を復帰することができるならば、国家的な復帰は、はるかに簡単になります。祝福家庭が一族や氏族を復帰するということは、ちょうどイエス様が、自分の家庭と、ユダヤ教を一つにしなければならなかったように、家庭と教会を復帰するという意味です。先生は皆さんが、氏族を復帰しなければならない位置にいるということを、改めて強調します。

先生は、各家庭を祝福しながら、彼らを復帰された氏族と、家庭的な復帰路程を復帰した位置に立てようとしました。そのため、その時から彼らの先祖たちは、過去の歴史で神様から選ばれたアブラハムや、モーセのような位置に立つようになります。ですから彼らは、その使命を遂行してきた、そのような人物たちの位置に入ってこなければなりません。この場合、祝福家庭は家庭的な復帰を達成した位置にいます。そして、その時から、皆さんの一族が救われることができる条件を持つことができます。したがって、皆さんの亡くなった先祖たちは、もし彼らが善なる先祖たちなら、その彼らが生きた時代の中の歴史的な人物に当たるのです。

 

ノア、アブラハム、ヤコブなど、この人たちと同じ時代に生きた皆さんの先祖たちは、皆さんがその先祖たちの結実として家庭的な復帰まで達成したので、恩寵を受けることができます。彼らには、同じ次元で同じこの地上に再臨し、皆さんを通して、彼ら自身の使命を達成するために、役事できる特権が与えられるのです。霊界は天使世界に当たります。皆さんはアダムとエバの位置にいます。霊界は皆さんを通して役事をするために、復帰された天使長の位置へ降りてきています。彼らは皆さんと自由に結びつき、いつでも皆さんと自由に接することができます。彼らはこの地上で皆さんの一族と、氏族の復帰のため、皆さんと皆さんの家庭を中心として、役事することができるのです。

皆さんの家庭的基台が広くなればなるほど、皆さんの先祖たちは自由に役事できるのです。

世の中は罪悪で暗くなっています。もし、その善なる先祖たちが降りてきて、悪なる霊に捕らえられている人たちと対抗して闘うなら、彼らを降伏させることができます。

皆さんの善なる先祖たちは、復帰された天使長の位置にいます。悪霊たちと戦うように、全霊界が動員されれば、世界の復帰はかなり近い将来に可能になることでしょう。

四三〇双と七七七双の祝福は、イエス様の基台を成功裏につくったということを意味します。七七七双は全世界を代表します。この場合、そのカップルたちは、自分の国でメシヤの立場に立ちます。

 

祝福を受けた各家庭の食口は、彼ら一族のメシヤの位置に立ち、三人の息子を立てる位置にいなければなりません。

そうなれば、息子たちはさらに多くの人(少なくとも12名)を連れてきて三六数をつくつて、彼らを祝福させなければなりません。私たちは70双‘ 120双へとその範囲を広げることができます。その数字はイエス様が十字架で、彼の死の原因になった、彼の一族を失ってしまった数字です。

ですから、皆さんはこの点から復帰しなければなりません。皆さんは、氏族的次元のメシヤの立場にいるので、新しい食口を連れてきて、皆さんが彼らを祝福できるようにしなければなりません。

皆さんは、皆さん自身の家族、親族たちにも祝福してあげることができるのです。先生はそれができませんでした。先生は自分の家族を伝道したり、影響を与えたりすることができなかったのです。

先生は自分の兄弟、父母やいかなる親戚たちにも原理について話しませんでした。なぜかといえば、先生は自分の氏族に捨てられたイエス様の立場にいたからです。

そのため、先生はたった一人で外の世界から、そのような人物たちを復帰しなければなりませんでした。先生は、外の人間を復帰して祝福することで、一族を形成しました。ですから先生は、氏族的な(ほとんど国家的な)段階を形成したので、これからは親戚たちを伝道して連れてくることができるのです。

 

自分の一族と氏族復帰のため頑張りなさい

 

皆さんには、皆さん自身の一族と、親戚たちがいます。ですから皆さんは、その氏族たちを復帰することができます。皆さんは、彼らを連れてくることができます。彼らを伝道することで、皆さんは三弟子,12弟子、そして氏族的な段階の人たちを形成することができるのです。皆さんの家族を伝道できますか。そのような意味で皆さんは、先生よりもっと恵まれた立場にいるのです。皆さんは、先生が全生涯を通して獲得したものを相続したのです。

皆さんは三年以上活動した後で、祝福を受けることができます。ただ、三年路程のみ通過することによって、皆さんはこのように祝福が受けられるのです。皆さんは、とても大きな特権を持っています。本当は、皆さんは今までの多くの人たちが負ってきたものより、10倍以上重い十字架を背負う決心をしなければなりません。

監獄にいる時、先生の両親が訪ねてくると、先生はすぐ両親を帰らせました。先生はそうしなければなりませんでした。兄弟たちにも決して会いませんでした。先生は兄弟、家庭、親戚たちを犠牲にして、新しい人たちを探そうとしました。先生は自分の両親、兄弟、または親戚たちを愛するより、皆さんをもっと愛してきました。それはなぜでしょうか?

神様がそうであられるからです。神様は、自分のひとり息子を犠牲にして、全世界を救おうとされました。神様は、独り子の命まで犠牲にして、全世界を救おうとされたのです。先生も、このような手本に従わなければならなかったのです。ですから、イエス様も神様を手本にして自分自身を十字架にささげられたのでした。甚だしくは、十字架の上でもイエス様を否定し、

迫害した人たちをも祝福しなければなりませんでした。キリスト教の歴史からも、やはり私たちは、どれほど多くのクリスチャンを犠牲にしながらも、神様がいかに世界を復帰することを望んでおられたかが分かります。

先生は、愛する人たちを犠牲にして、異邦世界を救う立場にいます。皆さんも、どれほど多く、これからもそのような事をしなければならないのでしょうか?しかし、皆さんはそうしなくてもいいのです。皆さんは先生が指示することだけすればよいのです。

皆さんは、そのような特権を持った立場にいます。これから皆さんには父母、兄弟姉妹、そして親戚たちを連れてくる責任があります。皆さんは、先生が異邦民族に対して尽くした以上に、彼らを愛し、彼らを連れてくるために努力しなければなりません。皆さんは、先生のように多くの苦痛を通過する必要はありません。なぜかといえば、人々は自然に彼ら自身の親戚に寄り添うからです。

 

しかし、先生はそれができませんでした。先生は右回りしなければならず、先生自身の家族は復帰できず、外の世界で人を捜さなければなりませんでした。今ごろ、先生の両親は虐殺されただろうと思います。先生が北韓を離れる前、そのすべてを推し量りましたが、先生は自分の親戚たちを捨てておいて、弟子たちを連れて南下したのです。これで、皆さんが祝福された立場にいるということを実感できるでしょう。

先生の母は、誰よりも自分の息子を愛した、愛の母でした。母はとても愛と思いやりのあるかたでした。しかし、先生はその母に「女よ、私と何のかかわりがありますか?」と言ったイエス様の立場に、先生自身を立てなければなりませんでした。母は先生を助け、協力する立場にいたのに、先生は背を向けたのです。

復帰の路程においては一寸の加減もありません。この数日間、先生の話を聞いてきた皆さんは、先生の意図するところをある程度は理解できたと思います。

皆さんは父母、兄弟姉妹、親戚たちを愛さなければなりません。先生の代わりに、先生ができなかったことを復帰しなければなりません。皆さんの父母、兄弟姉妹、そして親戚を、先生が愛そうとしたように愛する努力をしてください。

先生がどれほど彼らを伝道したいと思い、原理を詳しく教えてあげたかったか、想像できますか?

先生の兄とは霊的に一致していました。兄は霊界から教えられたのです。先生が世の中で最高の弟で、どこの誰もそんな素晴らしい兄弟を持つことはできず、兄弟の中の誰よりも優れているということをある程度は感じていました。兄は漠然と自分の使命を感じていましたが、それを詳しくは知りませんでした。兄はとても弟を愛していたので、弟のためにどんなことでもする準備ができていましたし、どんなことでもなせました。しかし、先生は兄にその話をすることができませんでした。兄を伝道することができなかったのです。

イエス様が自分の家族に捨てられ、先生もそのようなイエス様の立場にいたので、そうすることができませんでした。このような事を知っていながらも、そうすることができなかった先生の心はつらかったのです。もし先生にそのことが許されれば、先生は幾晩明かしてでも伝道したことでしょう。

皆さんが横的に、そのような人たちを復帰しなければならない立場にいるということを知っている限り、彼らの伝道のために頑張らなければなりません。もし、先生が皆さんの立場なら、徹夜しながら話すでしょうし、また、毎日たくさんの手紙を書くことでしょう。皆さんは外部の人を連れてくるより、親戚たちを伝道するほうがより簡単です。

皆さんがこの集団に入ってきたことによって、祝福されているということを、彼らに見せてあげなければなりません。

もし、皆さんが両親をここへ連れてきて、ここの生活などさまざまなものを見せてあげると、とても喜ばれると思います。もし、皆さんの両親がその事実を知って、皆さんが祝福を受けた立場にいるということを話したならば、皆さんの兄弟姉妹を連れてくるのはもっと容易になるでしょう。両親の誕生日などで皆さんが家へ帰る時、皆さんは両親に頼んで全親戚を集めるようにすることもできるし、その場で両親に司会を頼んで話すこともできます。お母さんには賛美歌のリードを、お父さんにはその集まりの司会をしてもらって、皆さんが原理講義をするのです。そうすれば、彼らはびっくりして目が丸くなり、「私が彼らを迫害したのは大きな間違いだった。彼らは、そのような祝福された立場にいて、そのようなことができる有能な人たちであることが分かった。」と、言うでしょう。このようにできますか?

これが今から皆さんがすべきことです。東洋の伝統は、復帰のためにはとてもよいものがあります。年下の弟は、兄に服従するようになっています。服従しないと、兄に殴られてしまうでしょう。両親の許しがあれば兄は弟を連れてくることができます。

甥や姪も問題ではありません。韓国人が自分の家族を連れてくるのは容易なことですが、こちらの状況(アメリカ)は、先生が見るには、少し違ったように見えます。しかし、人間はどこでも同じです

 

戚たちを復帰しないと讒訴される

 

米国では青年たちが問題です。しかし、もし彼らの両親が、子供たちが統一教会へ入ってから精神的に成長し、よい人間になったということを知れば、その両親たちは自分の問題のある息子、娘たちを統一教会に喜んで行かせることでしょう。

皆さんが、父母や兄弟姉妹から認められれば、他の人たちを連れてくることは、もっと容易になります。皆さんの父母や、兄弟姉妹が見て、もし統一教会に入ってから、皆さんによい変化が見つかれば、彼らが引かれるのは当たり前のことです。

皆さんが外部の人たちを連れてくるということを考えてみてください。彼らが原理を学び、相当な期間勉強をしたとしても、彼らは頭の中で疑い、ここの生活と外の生活を比較すると思います。そうなれば、気持ちが揺れるのです。実が結ばれるためには、一年以上かかります。

しかし、皆さんの兄弟姉妹たちが、一度従うことを決心してこの運動へ入ってくれば、すぐ走ることができます。ですから、親族を連れてくるのが容易なのです。これから先生は、皆さんが兄弟姉妹たちに、できる限りたくさん手紙を出すことを願います。ここの庭から花を摘んで、手紙にはさんで送ってもいいでしょう。皆さんの兄弟姉妹の中には、皆さんがここにいることを知らない人がいたとしても、手紙をもらった彼らは感化を受けると思います。

彼らが、皆さんを訪ねてこれるように、飛行機の切符か汽車の料金を送ってあげたらどうですか?そうすれば、とても喜ぶと思います。また、皆さんがどのような環境の中にいるか分かるようになります。外部の人たちを伝道する時も、そのくらいのお金が必要になると思います。そのように、皆さんが氏族に対してメシヤの立場にいることを念頭に置きながらも、どうして彼らを連れてこないのですか?

イエス様の立場を考えれば、その使命を完遂しなければなりません。ここにいるすべての人を総動員して、その目標に向かって突進するようにしましょう。

皆さんが、祝福を受けた夫婦の立場にいるとすれば、一人はアダムの立場であり、もう一人は新婦の立場です。そのような場合に、皆さんの親戚たちを連れてくるのがいいですか、それとも、外の世界へ出ていくのがいいですか?

ここにいる全食口は、たとえ祝福を受けていなかったとしても、男性であれば自分がイエス様の立場にいて、女性ならば新婦の立場にいると考えるべきです。

皆さんは、イエス様の親族たちが新婦のための基台を立てなかったので、イエス様が十字架に付けられたということを知らなければなりません。イエス様自身においても、彼が氏族的基台を立てなかったので、新婦を迎えることができなかったのです。

したがって、このような事を復帰するためにも、皆さんは親族を連れてこなければなりません。もしお互いに、氏族的な基準を復帰した男性と女性が出会って祝福を受けるとするならば、どんなに幸福で恵みでしょうか?彼らは絶対に別れることができません。別れたとしても、お互いに行くことのできる場所がありません。

 

そして、親族と氏族の範囲内で、その人は数千双を祝福することもできます。もし皆さんが、外部の世界から三人連れてくることができたのに、親戚の中からは一人も連れてこれなかったとしたら、霊界から讒訴されることでしょう。

皆さんは、三代(皆さんを含めれば四代)から、人々を連れてこなければなりません。祖父母、父母、皆さん夫婦自身、そして祝福後に生まれた皆さんの子女たちです。皆さんが三代の人たちを愛することができるまでは、天国へ入れません。米国では18歳になれば、父母に背を向けます。これは、皆さんが、堕落した天使長の立場にいるからです。天使長には父母がいないのです。

東洋人たちの復帰は、もっと簡単です。各段階は前の段階の上に立てられます。三段階の後、皆さんに子女が与えられ、さらに天国が相続されます。皆さんの子女は、堕落前のアダムとエバの位置にいます。人類の堕落ゆえに、先生は復帰路程を通過しなければなりませんでした。皆さんは祝福を受けた後、罪とは何ら関係のない子供を生まなければなりません。皆さんは三代、三段階の使命を相続しなければなりません。これは先生の話ですか?そうでなければ原理の話ですか?

皆さんは、自分以上に祖父母と、父母を敬わなければなりません。その次に、子供たちにそうするように教えるべきです。このように、新しい伝統を立てることによって、祖父母、父母、そして子女たちと共に天国に入ることができるのです。祖父母がいなければ、お年寄りたちにそれを実践してください。

すべての人間は父母の愛から生まれ、父母の愛の中で育ちます。そして、彼らは愛の中で死んでいくことを望みます。ここに集まった皆さんも年を取ります。皆さんはたった一人ぼっちで死んでいきたいですか?皆さんは先生の代わりに、皆さんの祖父母と父母を愛さなければなりません。先生が皆さんに、このように話していることを皆さんの祖父母と父母が知れば、とても喜ぶでしょう。お年寄りを敬わないでは、天国へ入ることができません。なぜなら、神様が一番お年を召されたかたであるからです。

私たちは、歴史上に存在した善なるすべてのものを縦的、横的に相続するようになっています。皆さんは神様を含めて、年を取った人、古いものを愛さなければなりません。皆さんは、このような人たちの結実体であるからです。皆さんが家庭を訪問した時、彼らから、現在の皆さんは、今までの過去の皆さんとは違うんだと、思われるようにならなければなりません。(終わり)

 

(編集の都合により、一部割愛いたしました)






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最終更新日  2022.12.07 18:28:32
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