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2009.04.30
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カテゴリ:カテゴリ未分類
待ちに待った受診の日

昨晩はサチュレーションがどうにもあがらず、
85をきってしまうこともしばしば
心拍数も155を超えてしまったりと
一晩中ドキドキ・・・と過ごしました

病院に連れて行く車中、モニターをつけたまま行ったんだけど
どうにもサチュレーションが上がらず
「おっ いい感じに上がってきた」と思っても90くらい
外出時は酸素ボンベで、ボンベだと流量がもっと上げられるので
思い切って4リットルにしましたが
それでも93くらいまでしか上がりませんでした。

もう、これは入院でしょう・・・しかも顔色も悪いし
きっとヘモグロビン値もガクッと下がってるに違いない
なんて思いながら、ちょっとしょんぼりとして向かいました

いよいよ受診
先生に「今4リットルなんですけど、
サチュレーションはこんな感じです」とモニターを見せたら
「んー・・・ 上がらないですねぇ。
でもいっちゃんの身体の大きさから考えると、3リットルでも4リットルでも
それほど変わらないかもしれないですね」と。
流量が多いので、鼻の中や喉もきっとカラカラに渇いてしまってると思うし
それも可哀想だなぁ・・と思っていたので
大して変わらないのならば、ということで3リットルに戻しました

で、です。

心臓も肺も、今の状態を「治す」ことは出来ない、と。
根本的な治療として出来るとしたら「心臓と肺の移植」しかないけれど
もちろん今の日本では子供の移植は無理だし、今の樹にはそんな体力もないです、と。
もし入院するとしても、お薬の投与が出来るくらいで
注射に使うようなお薬を点滴で入れるとすると
それはもう365日、24時間ずうっと流し続けなければならないものだし
退院は出来ません、と。
退院出来るとするならば、私がその点滴のセットやら何やらを出来るようにしないと、だそうで。
入院も、群大(この病院)の小児科で個室が空いていれば入れるけれど
樹は緑膿菌が出ているので大部屋には入れないし、もし個室が空いてないとなると
別の病院にお世話になることになるって。
(ま、大部屋に入っていても悪くなれば個室に移ることになりますがって。)
それもなぁ・・・・・
○先生に診てもらいたいしなぁ・・・
今日の採血で緑膿菌がまだ出ているのか、それも見てもらう事にしました

(この話の途中、酸素ボンベが終わってしまって、樹がすごく苦しがって
口も鼻も真っ青になってしまいました。
もともとサチュレーションが低いので気づくのが遅れ、大慌てしました)

でもね。
たとえば入院してそれが出来るように私が練習して、ということになっても
それを持って退院できるようになるほどの時間が、もう樹には残っていないようでした。
それに、点滴を入れるとなると
大好きな抱っこやお風呂も、今のようにはいかないでしょうし。
で、今日このまま連れて帰るのならば、お薬の注入、という形で
心臓のお薬を出しましょう、って。
とりあえずレントゲンを撮りに行って、その後にレントゲンを見ながらまたお話だったので
入院にするのか、退院にするのかはまた話しましょうってことで。

レントゲンを持って再び小児科へ。

心臓も肺も、前回とさほど変わった様子はなしとのこと。
先生が確認してくれたら、小児科の個室も今日ならば(今ならば)空いているとのこと。
「緑膿菌はまだ出てますか?」って聞いたら
「それは結果がまだ出ていないんですが、さっきの(苦しがった)様子だと、かなり悪くなってますし、この状態では大部屋は無理です。最初から個室じゃないとだめでしょう」って。
で、小児の心臓の先生にも相談してみたけれど
点滴での投薬はメリットばかりではないし、この状態ならば
経管でのお薬注入でもいいんじゃないか、とのことでした

点滴での投与となると、心臓にダイレクトに効くお薬になるので
効き目は期待できるかもしれないけれど
「つまりは、言い方はよくないかもしれませんが・・・延命ということです。」
と○先生。
「病院に入院するのは、常に医者がいるという安心はあるかもしれませんが
いっちゃんにとっては決していいことではないと思います」と。
そうだよね。
樹はお家が大好きで、家に居れば大好きなお兄ちゃんもいるし
このまま今日、ここで入院してしまったら
もうお家にはきっと帰れないし、お兄ちゃんとゴロゴロ過ごすことも出来ないし。
何よりも、そんなことと考えても居ないだろうシュウはきっとすごくガッカリしてしまうだろうなぁ。
入院して少しでも「良くなる」のであれば別だけど。

「つまりは、病院で看取るのか、家で看取るのか、という選択になるんですよね」と確認したら
「そうですね」と○先生。

でもさ。
水曜日の夜みたいに、一晩中ドキドキして
「病院に電話したほうがいいのかな、もう少し様子を見たほうがいいのかな」って
あんな状態で毎日を過ごすのはほんとうに参るし
樹が調子を崩すのがもし夜だったら、シュウも旦那様もいるし
多少はいいかもしれないけれど
昼間の誰もいない時間の方が多いわけで、そのときにもしものことになったら
私一人で苦しむ樹を看取る自信はないなぁ って。
先生にね「サチュレーションが下がってきちゃって上がらなくなって
もし樹が苦しがったりして、そしたら救急車を呼んだり
もしくは私がここまで車で連れてきたりしますよね。
でももしかしたら、それじゃ間に合わないかもしれないですよね」と聞いたら
「多分、間に合わないでしょう。」ってさ。
だから昼間にそういうことになった場合には、私が一人で看取るってことか。

どうしようか。

考えに考えて、
明日からはもう連休に入るし、幸い次の受診(7日の木曜日)までは
旦那様もお休みで家に居るから
この連休中は家で様子を見て、家族で過ごそうと決めました。
おうちに連れて帰ることに。


なんだかね、樹ったら受診の途中からサチュレーションが上がってきて
心拍数も落ち着いてきて
「あれ?なんだか良いんじゃない?」って感じで。

家に戻ってからもそんな感じで落ち着いていてくれました。

私は気持ちの余裕も、覚悟も、何も持ち合わせないまま
それでも樹を失うかもしれないんだな、というちょっと他人事みたいな気持ちでいました

病院に居る間、途中で出勤してきたN山さんが来てくれました。
彼女は退院したあともずうっと変わらずにうちに遊びに来てくれたりして
変わらずに付き合っているんだけど
樹を見て「聞いた。信じられない」と涙を流してくれて
いっちゃん、いっちゃん、と声をかけていました。
らね
樹がニコッと笑ったんだって。ウトウト眠っていたけど、分かったんだね。
で「樹は大丈夫だよ。何かあったら必ず電話するから」と約束しました


先生とも長い時間色々と話したし、
この日の受診はいろいろあって書きたいことも山盛りなんだけど
どうにも順序良く書けないので、とりあえずこのくらいで。


とにかく、家に戻ってからは落ち着いてよく眠り
その日の夜も「どーしたのかしら」とうれしい誤算で安定していました





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Last updated  2009.05.06 19:32:27
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