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2009年08月23日
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カテゴリ:戦争映画
2008 日本 脚本・演出:野伏翔 舞台監督:工藤静雄 制作:石村昌一
出演者:石村とも子、山田健太、齋藤ヤスカほか
120分 カラー 

靖國神社・奉納野外劇 俺は、君のためにこそ死ににいく(DVD) ◆20%OFF!
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 2007年に公開された映画「俺は、君のためにこそ死ににいく(2007)」の野外劇を撮影し、DVD化した作品。石原慎太郎の原作を演劇版に若干修正し、2008年8月1日から5日に靖国神社遊就館前特設野外ステージで上演されたものだそうだ。演じているのは夜想会という劇団で、富屋食堂の鳥濱トメ役には石村とも子が起用されている。
 この劇団過去には「同期の桜」も奉納野外劇を上演しており、もしや・・・右傾か?とも思ったが、調べてみたら原田大二郎とか川上麻衣子なんかも参加しているまともな団体だったようだ(汗)。

 演劇用にシナリオを制作したと言うことだが、内容、展開ともにほぼ全編映画バージョンと同じと言って良いだろう。映画版と異なる脚色としては国防婦人会?のお笑いシーンくらいか。それくらい、石原原作に忠実に演じられていると言っても良い。従って内容的なコメントについてはこれ以上言うことはない。
 ただ、本作は演劇を撮影してDVD化しているうえ、撮影日はひどい雷雨で映像的にはちょっとひどい状態(笑)。演劇はやっぱり生で見るべきものだと思うので、生の臨場感はDVDではなかなか得られないし、どうしても映像としては格落ちの感がある。演劇を映像として評価するのは余りに酷だとは思うが、一応映画レビューなので・・・。今後も上映する予定があるそうなので、機会があれば生で見てみたいと思う。

 さて、本作は演劇なので背景やセットといった部分では映画とはまるで違う。背景スクリーンに特攻シーンなどの記録映像を投影させたり、蛍の光をライトで演出させてみたりと工夫がなされているが、主なセットは机と椅子だけ。あとは役者の演技力でそれをカバーし、人の熱情を肌で感じさせるわけだが、さすがに舞台役者だけあって、演技からひしひしと伝わってくるものがあるのは凄い。演劇ならではの過剰な表現や演出も随所に見られるが、見事にストーリーの中で活かされている。ただ、富屋食堂の長女役だけは・・・舞台女優特有の立ちと走りが妙に引っかかった。何か変(笑)。

 まあ、演劇をDVDで見ること自体邪道なわけだが、是非とも生で見てみたいと思わせる作品であった。余談だが、当日は雷雨で舞台の後で雷光が度々光っている。これもまた、靖国の魂が共鳴しているかのような演出にも見えてくる。

興奮度★★★
沈痛度★★★★
爽快度★★
感涙度★★★





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最終更新日  2009年08月23日 21時49分09秒
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