普通、サウナ室の中では、あまり会話がないのが基本である。それでも檀家は顔見知りなので、「お、今日、はぇ(早い)ごと」、「んだ、休みだで」 程度の挨拶ぐらいはある。やはり、何か大事件があると、そこは大盛り上がりとなる。信じてもらえるとは思わないが、私は基本的には、めったに、この会話に加わることはない。
大館のサウナ室にはテレビが備え付けられている。8人ほどしか入れないサウナ室は、大相撲の時はサウナ桟敷と化し、満員となる。好みの力士を応援し、ただでさえ暑いのに熱くなる。裸の男が裸の男を応援する。目当ての一番が終わると、喜びや溜息と共にサウナ室を出るのだ。これは、まだいいのだが、ニュース番組だと大変だ。もう、やたら解説するオヤジがいる。これが、当たっているのなら、まだ我慢できるのだが、エライ勘違いの場合は、本当にイライラする。こういうオヤジに限って必ず声が大きい。こっちはニュースを聞きたいのに、大声で聞こえないのだから始末に悪い。
でも、こんなやり取りが楽しくて、サウナ通いは止められない。
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最終更新日
2012.11.13 22:52:28
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