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カテゴリ:体験談
仏法では、「煩悩即菩提」「生死即涅槃」「娑婆即寂光」「化城即宝処」など、「即」という甚深の法門が説かれている。 これは、「迷い」と「悟り」など、正反対の概念を、単なる「イコール」で結ぶものではない。誠にダイナミックな実践論であり、究極の希望の大哲学である。 広宣流布を目指し、信心根本に進む途上にあって、いかなる難事が競い起ろうとも、断じて打ち破れないことはない。 その時こそ、「宿命転換」できるのだ。「ピンチこそチャンスなのだ」「偉大な勝利の土台を築くのだ」と大確信に燃えて、勇気ある信心で、妙法という「絶対勝利」の軌道を、前へ前へと進んでいくことだ。 牧口先生も、座談会などで悠然と語られた。 「難というものは、どんなに大きな難であろうとも、それは大きな舟に小石を積んだようなものだ」 一喜一憂する必要はない。 「冬は必ず春となる」(御書P1253)との仰せを抱きしめて、「絶対に乗り越えられる!」「勝利しないわけがない!」と、一念を定めて祈り抜き、祈りきるのだ。 大聖人は「即の一字は南無妙法蓮華経なり」(同P732)と明かしておられる。 妙法を唱え、妙法に生き、「勇猛精進」していけば、この法理に則り、どんな苦難も栄光に転じていく「逆転劇」が必ず開かれるのだ。 この絶対の確信に立って、永遠の栄光を勝ち取るまで、"わが弟子として、不屈の信心を勇敢に貫け!"と、御本仏は励ましてくださっている。 御聖訓には仰せである。 「法華経の行者として生き抜き、日蓮の一門となり通していきなさい」(同P1360、通解) 勝つまで戦う! 貫いて、最後は必ず勝つ! この堅忍不抜の一念で戦い抜いてこそ、無上の栄冠は輝くのである。
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Last updated
April 17, 2019 06:24:24 AM
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