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January 14, 2014
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カテゴリ:スピーチ
 

事業の破綻という最大の苦境と戦う中で、先生は、私に学問を授けてくださった。美しい師弟であった。

 

試練の中で学んでこそ、学問は実を結ぶ。知識は光となる。そのことを、苦学し抜かれた先生は深く知っておられた。

 

"恵まれた環境だから、勉強ができるのではない。君も今は大変だろうが、すべてに意味があるんだぞ"--『巌窟王』を通して、先生は、このように教えてくださったのである。

 

師匠の老神父は、弟子のダンテスに、こう語っている。

「人智のなかにかくれている ふしぎな鉱脈を掘るためには、不幸というものが必要なのだ」(モンテ・クリスト伯)

 

皆も苦しみに負けてはいけない。言うに言われぬような苦難と戦ってこそ、「智慧の鉱脈」を見つけることができる。ここに『巌窟王』の大きなテーマがある。

 

トインビー博士も「悩みを通して智はきたる」との古代ギリシャの詩人の言を一つの身上とされてきた。博士は戸田先生と考え方が、よく似ておられた。

 

「雄々しく不幸に立ち向かわれたことによって、りっぱな、強いお方におなりなのです、こうして、不幸は転じて、幸運となります」(同)

 

『巌窟王』の忘れえぬ一節である。仏法の「難即悟達」『難即仏』の法理にも通じる。

 

妙法を持った諸君は、不屈の創価の巌窟王と立ち上がっていただきたいのだ。

 

     ◇

 

どんな思うようにいかぬ苦境にあっても、忍耐強く、祈りまた祈り、未来への大道を切り開くのだ。これが巌窟王の精神である。

 

【広布第2幕 第9回 全国青年部幹部会 全国学生部幹部会】聖教新聞08・6・11






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Last updated  January 14, 2014 07:08:57 AM
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