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カテゴリ:スピーチ
「二人の人間の間で交わされる、一対一の対話においてこそ、その内容は、最も高く、最も深いものとなる。我々の心は高揚し、そこから、内なる天空に輝き続ける思想は生まれる」 これは、アメリカの思想家エマソンの卓見である。 一対一の対話ほど、強いものはない。 学会においても、幹部が一方的に「上から話す」時代ではない。 大勢の前で話をして、拍手をもらって、広宣流布が進んでいると思うのは、幻想である。夢を見ているようなものだ。 もちろん、会合には重要な意義があるし、大きな会合が必要な場合もある。 しかし、それだけでは、「一方通行」になる。魂は入りにくい。 ◇ 一対一で語り合ってこそ、本当のことが分かる。 一対一の触発があってこそ、一人一人の持つ「大きな力」を引き出していくことができるのである。 すぐに「人を集める」のではない。 幹部自らが「会いに行く」。 友の励ましのために、一軒一軒、足を運ぶ。その地道な労苦によって起こした「一波」が、「万波」に広がっていくのだ。
【全国最高協議会でのスピーチ】聖教新聞07・8・16
7年前の先生の指導である。 この指導を、わが心として実践している幹部はいるだろうか......。
ひどいものは、一斉にメールで一方的に打ち出しを送る支部長もいる。 なんともはや、人格が幼稚なことか。 おまけに、素直で純真な男子部に発破をかけ、活動をして戦っている気分になっている。錯覚しているのではないか。 本当の戦いとは、自他共に苦悩にあえぐ友を抱きかかえるように、涙と共に進んでくことではないだろうか。 宿命転換・人間革命を成しうるのは、「行動の因果」ではなく「一念の因果」である。 一念とは、それほど重要なのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 1, 2014 05:05:22 PM
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