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浅きを去って深きに就く

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March 16, 2015
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カテゴリ:執念
大切なのは祈り続けることです。「継続は力なり」と言います。生きていると自然に息をしますが、それと同じように、息をするように祈るのです。そして、「生きることは祈ること」だと言えるほどに、いのりを習慣化するのです。

こういうことを言うと、「何を望んでもいいのか」という疑問が出てくるかもしれません。祈るのは当人ですから、それが切なる望みとあれば、しかたがありません。ただ、不調和な思い(妬みや恨み)が混じった願いや私利私欲のみを求める願望などは、祈り続けていくうちに自然消滅するはずです。

宇宙の法則から外れたものは、おのずと軌道修正されます。その調整作業はさまざまな形で自分に跳ね返ってきますが、そこから何かを学ぶことが大事です。ですから、どんな祈りであっても、祈り続けてさえいれば、自然に祈る内容に変化が生まれてきます。

どんなに頑張っても、人間は自分のレベルでしか祈れません。祈る内容は、おのずとその人のレベルが現れてきます。でも、祈り続けていると、レベルがだんだん上がってきます。自分だけではなくて他人をも包み込むより大きい祈り、物質的な欲望だけでなく精神的な健全さを求める、より深い祈りへと変わってきます。だから祈らないよりは、祈りの習慣をつけて祈ったほうがいいのです。

祈ることの効果のひとつは、祈る人の心に新しい良いものを芽生えさせて、それを培うことにあります。たとえば、希望の祈りは、その希望の芽を祈りとともにだんだん大きく育てることなのです。

ただの願望や希望にすぎなかったものが、繰り返し祈りを重ねるうちに、そこに含まれていた良い種子が確実に生長していき、ついには実を結ぶところまでいくのです。だから、祈る行為を続けることが何よりも大切なのです。


【人は何のために「祈る」のか】村上和雄著/祥伝社黄金文庫






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Last updated  March 16, 2015 07:04:12 AM
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