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カテゴリ:随筆 永遠なれ創価の大城
たとえ今、どんなに苦しくとも、白ゆりのような清らかな信心があれば、断じて負けない。 先生は草創のある日、涙ながらに苦悩の来し方を語る下町の母を、全力で励まされた。 「信心で勝とう! 時が来れば、全て懐かしい思い出になるよ」 この母は、庶民の都・足立で、恩師の指導通りに懸命に祈り、戦い、そして勝った。 苦楽共に「今生人界の思出」となり、永遠の「心の財」を積んで生命の凱歌を轟かせる。これが信心の極意である。 日蓮大聖人は、苦難の渦中にあった池上兄弟と夫人たちに、団結の大切さを教えられながら、どこまでも信心第一に生き抜けと指導なされた。 「たとえ、どんなに煩わしい苦難があっても、夢の中のこととして、ただ法華経のことだけを思っていきなさい」(御書1088頁) 苦しい時も題目、嬉しい時も題目、何があっても題目————誓願の祈りを根本に戦ってきたのが、広布の母たちなのだ。 ◇ 現実社会では、憎悪や反目の争いが絶えない。その悲劇の流転に終止符を打つ希望は、いずこにあるか。 それは「哲学と勇気と慈愛」で結ばれた女性の連帯こそにある。
【随筆 永遠なれ創価の大城】聖教新聞2017.5.31 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 19, 2019 07:12:11 AM
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